neroさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

2.5

「血だ!血が足りねぇ!」by山田康雄

「次元大介の墓標」に続く小池健監督2作目は五エ門苦闘のステージアップ編。設定的にはファーストシーズンのつまり原作版の五エ門のキャラクターに近いね。
シリアスモー
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.5

1979年の「エイリアン」から早38年! なんと娘と同い年だってぇ?! いろいろあったねぇ(遠い目) クイーンが出てきて団体戦になってクローンで生き返らせられたり融合しちゃったり、そう言えば南極でプレ>>続きを読む

ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.5

すっげえミニマル戦場サスペンス。登場人物はわずか3人(死体は除く)、米軍スナイパーとスポッターにイラク軍スナイパーだけ。しかもスナイパーは冒頭で撃たれてほぼリタイア、そのうえ敵はスコープ映像と声だけ。>>続きを読む

ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原題は「Alone in Berlin」 たった一組の夫婦の抵抗の記録だ。
本当にさあ、邦題のいい加減さ、なんとかならんのかねぇ。確かに葉書っちゃあ葉書だけどさあ...

フランスが降伏し戦勝ムードに
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

期待のワンダーウーマンライジング、ようやく見られた。美しいし派手だし、そりゃあ面白いんだが、またまた神々の戦いなんだなあ。兄妹戦だし。やたら既視感強いんですけど... どうもこういう設定は食傷ぎみ、人>>続きを読む

おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

4.0

午前10時の映画祭オードリー・ヘップバーンSP 「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「昼下がりの情事」ときて、最後は「おしゃれ泥棒」。堪能させていただきました。
美術館から贋作のヴィーナス像を盗み出さな
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.5

観終わって最初に感じたのは「え、2時間経ってないの??」という時間感覚の混乱感だった。

1940年パリ陥落直前、つまりドイツ軍絶好調の頃。“ダイナモ作戦”として著名な、ダンケルク海岸での撤退作戦の中
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

とにかく大量のゾンビが走る走る跳ねる跳ねる。ゾンビ雪崩は出演者が心配になるほど。まさに人海戦術ならぬゾン海戦術じゃあ~! 
ソウル発釜山行きのKTX車内で謎のゾンビパンデミック! 「スノーピアサー」を
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CUTIE HONEY TEARS(2016年製作の映画)

1.0

日本でワンダーウーマンに対抗できる女性キャラっつたらハニーしかおらんでしょ! なかなか映画館にWW見に行けないんで替わりにと思ってなにげに選んだのがコレ。しくったorz まっっっったくハニーじゃないっ>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.5

岩井俊二のTV版も映画版も未見、シャフトと新房昭之の名前のみで観に行ったが… なんだろうこれは? やたらと間延びしたアニメだった。
総監督:新房昭之のクレジットの時点で嫌な予感したんだが、名前のみクレ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

夏の大作ラッシュに紛れてこそっと公開されたっぽかったが、いやいやいやいや驚いた!!! ダークホースもいいとこじゃん!! たまにこうゆう作品に当たるから映画館まわりは止められないんだよね。

タイヤが軋
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

いかにもティーンエージャーらしいスパイディ。そのあ・カルさにはちょっとイラッとくるほどだけど、愛されるおバカさ全開だ。

原作や過去作とは違って、背負わせる苦悩を減らすためか、いきなり禁断の正体バラシ
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フェリシーと夢のトウシューズ(2016年製作の映画)

2.0

吹替しかやってないorz
ストーリーはシンプル。バレリーナに憧れる孤児フェリシーがパリオペラ座に潜り込み、かつての名バレリーナの指導でデビューを果たすまでという成長モノだ。
確かに逞しいとも言えるが、
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.5

いやあ待ったぜ。バラバラババンバン! 情報入ってから2年だよ。バンバンバンバンババンバン! 期待に違わぬ一本だったねえ。もう一回行こう。コオテツジィイイグウッ!

日本ではマイナーアニメ扱いだが、イタ
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

2.0

告白します。ヴィヴィアン教授のおぱいしか見てませんでした。特に後半など、いつあのつなぎが破れるかとそれだけが楽しみだったのに… せめて濡れたら透けるとかさあ〜。カントクぅ サービス不足ですぞぉ。

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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

日本マクドナルドのファウンダー藤田田氏の著作『ユダヤの商法』 を読んだのはいつだったかねえ。マクドナルドは元々の創業者からレイ・クロックが受け継いで発展させたってのは覚えてた。当時ベストセラーになって>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.5

多分そうだろうなあと思ってたけど、やっぱり「"トム・クルーズの"ザ・マミー」だったねえ。
いや別に文句は無いのよ。年齢に負けない見事なボディで颯爽アクションの連続だし、やたら元気なゾンビどもと肉弾戦と
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

4.0

ほんとになーんも考えずに笑っていられる。時速160kmの密室暴走ギャグに尾骨をコスられ続ける92分。これはフレンチスタイルの「スピード」ギャグバージョンだ!

家族の新車が日本車っぽいファミリーミニバ
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

2.5

【字幕版】 怪盗グルー本編シリーズは初めて。スピンオフの「ミニオンズ」(吹替版)は見たんだが、テックスアベリーのアニメを毒抜きした感じで、結構身も蓋もないスラップスティックで楽しめたので、今回は字幕版>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

<2017年3月>
公開時には思いもよらなかった映画賞総ナメの快挙に拍手👏👏👏
とにかくもう5カ月 映画→漫画→映画→漫画の無限ループが続いている。
原作未読の方には とにかく一読を勧めたい。 映画
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心が叫びたがってるんだ。(2017年製作の映画)

3.5

アニメ版「心が叫びたがってるんだ。」は超傑作!
アニメ版「心が叫びたがってるんだ。」は超傑作!
大事なことなので2回書きました。

その上で本作を見ているので、どうしたって比較鑑賞みたいになってしまう
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CASSHERN(2004年製作の映画)

1.5

公開時に劇場で見て(タツノ国民の業ですから)、後はTV放映以来かな。今回ひっさびさに見たが、映像は本当にいいんだよね。
映画としては、設定もストーリーもかなり無茶だし、なんか唐沢主演の”状況系”舞台劇
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地球防衛未亡人(2014年製作の映画)

1.0

河崎実監督の例によってのバカ映画。タイトルと発想は最高だ! 
もちろん中身は全く期待してなかったが、なんとも欲求不満。壇蜜主演だからしゃあないけど、おっぱいもしりもロクに見せてくれない。旦那との回想情
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.0

162分と長尺なので気後れしていたが、意外に「え、もう終わり?」という感じ。それだけこの二人から目が離せなかった。言ってみればだらだらエピソードを繋いでいるだけなのにね。
 
父ヴィンフリートは老犬と
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.0

前評判ほど悪くないと思うぞ。オリジナル「戦隊シリーズ」へのリスペクトも充分に感じたし、なにより本気で作ってるのが伝わる。
映画としては、確かに青春学園ドラマで、各キャラクターの描写に振りすぎだとは思う
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.0

主役の3人が力抜けてていいなあ。テンポもいいし、後半での種明かしの構成も楽しい。アン=マーグレットとクリストファー・ロイドの姿には、自分が年を取ったって実感させられちゃったよ。

話に聞くアメリカの年
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

2.0

アニメーションとしてはピクサーテクノロジー全開で素晴らしいんだが ストーリーもキャラクターも古臭いなあ。 
でも、マックイーンが後進に自ら場所を譲るという展開は、クルーズの思い入れがそれほど伝わってこ
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ライフ(2017年製作の映画)

3.5

「ゼログラビティ」+「エイリアン」という宇宙閉鎖空間バイオハザードサスペンス。ホラーのりの宣伝してるが面白かった。
火星から持ち帰った表土サンプルから単細胞生物が発見される。ラボの培養室で仮死状態から
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

ホントに前作の続きなんだ! 盗られたままだった愛車マスタングBOSS429を取り返しに前作の”津川雅彦”ボスの弟の元へ乗り込んだジョン・ウィック。奪還したはいいが、あそこまでボコボコじゃあ修理不能だと>>続きを読む

リヴォルト(2017年製作の映画)

3.0

なるほどなあ 「こういう作り方があったか」と感心しちゃう。
侵略SFだが、背景も経緯も見事になぁんにもなし! 主人公である米軍兵士が戦闘中に倒され、気がつくと記憶を失っていたっていう、説明導入を軽うく
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ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

4.0

カテゴリーとしてはゾンビムービーなんだろうが、意外なほどしっかりしたSFで楽しめた。

「ハングリーズ」と呼ばれる”それ”らの存在と世界の設定をきっちり構築していることが伝わる。蟻の脳に寄生するタイワ
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ダブルミンツ(2017年製作の映画)

3.5

原作を読んだのが随分前なので 印象ほとんどリセットされた状態での鑑賞

実写だけあって、スクリーンに定着された肉体感は、中村明日美子の繊細な描線による原作とは一味違う濃密な世界を作り上げている。BLと
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ポッピンQ(2016年製作の映画)

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これは・・・・絶句  ひどい  ストーリーにすらなっていない

ダンスを違和感なく踊らせられるくらいCGのスキルが上がったのは分かるが、それだけ 
コンテンツとして市場に出す以上は、入場料なりディスク
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.5

ダークファンタジーというよりは少年のイニシエーションを描いた物語なのだろう。原作は有名な児童文学だそうだがはじめて知った。
母との別れを前に、自分の中に隠した真実を表出できずに苦しむ少年コナーの葛藤と
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

いやぁ~ X-MEN映画で泣かされてしまった。 
というか、やはりこれは ジェームズ・ハウレット=ウルヴァリン=ローガンの物語。 『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』に始まる不死身の男の物語に見事
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