neroさんの映画レビュー・感想・評価

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自分の投稿を見返すと、ネタバレばりばり、上から目線の悪口三昧で自己嫌悪。もとよりただの感想文垂れ流し、レビューなんてもんじゃない。ひねくれジジイの駄文コーナーでやんす。
でも映画大好きなんだよお。ベストムービーなんて10本なんかで収まるわけない。ただ、人が良いって言うモノに限って面白くないって思うアマノジャク傾向あり…。あ、星は某料理番組にならって0.5刻み。

映画(585)
ドラマ(0)

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

2.0

作を経るごとにプレデターがどんどんおバカになっていくようなのはなんで? 最初は地球人に理解できない恐怖の存在だったPさんたちもすっかり軍部のおもちゃと化してるし・・・。戦士として不気味ながら威厳のある>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.5

原題はスタートレック・カーク船長の命令でおなじみ「Please Stand by (待機せよ)」。このシンプルなフレーズをウェンディが感情の昂ぶりを抑えるために何度も唱える。序盤でそれが明かされたとき>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

2.5

結果としてコミック原作作品3日連続鑑賞となった。この3作はそれぞれアプローチが違って面白い。「累」では役者を思い切りフィーチャーし、「愛しのアイリーン」では脚本を練り込んで世界を構築、そして本作「響」>>続きを読む

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.5

さすがに10年前の作品だけあっていろいろと時代を感じる部分もあったが、実に楽しい映画だった。

400年の時を跳躍する愛と転生のストーリーで、むしろ構造はとても少女漫画的。ヒロイックアクション風味はむ
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累 かさね(2018年製作の映画)

3.0

傷だけ移動しているようにしか見えないっていうのが最大の問題だなあ。二人の女優がそれぞれの表と裏を演じ分ける、いわば一人二役のダブルキャストだと思っていたんだがそうではないのか? 醜さという切り口は取ら>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.5

ディスコミュニケーションの悲喜劇を地方の閉鎖社会を舞台に描いた傑作だよこれは。安田顕はじめ田舎のブス・ブ男ばかりの身も蓋もないドラマに翻弄される。ただただ愚かで愛おしい。
ヤスケンベストアクト! ヤク
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

サスペンス仕立てではあるが、ネイティブ・アメリカンの居留地が舞台とあって存在の孤立感が全編を覆っている。隔絶された土地、阻害された人々。雪の降る広い空間は無音の世界となる。それを再現したひどく”静かな>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

ATGの匂いを残したミニマルなラブストーリーだった。佇まいの心地よい映画でとても好み。二人の出会いのキーに牛腸茂雄の写真を使ったのも意味ありげだった。主役の唐田えりかが素人っぽいのに妙な存在感。デビュ>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

双子の精神分析医の間で翻弄される女・・・ドゥニ・ヴィルヌーブ/ジェイク・ギレンホールの「複製された男」を思い浮かべる図式だが、内容はかなりサイコでおどろおどろしい。フランソワ・オゾン監督ってもっとスタ>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

2.0

宇宙ステーションでのバイオクライシスというアヴァンタイトルはハードSFさえ予感させる導入だった・・・んだがなあ。

蓋を開けると、人間ぽいゴリラとゴリラっぽい人間の友情物語・・・? 巨大生物と米軍のマ
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.5

地方の悲しさか、例によって吹替のみ。一日一回でもいいから字幕版で上映してほしいねえ。BD買おうかなあ。
ヒーローを排除する社会に立ち向かう超能力ファミリー! ママは一人で大奮闘だし、ジャックジャックも
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

ゾンビネタのメイキングムービーにさらにもう一つメタ展開。二度は出来ない一発ネタだけど、脱力感は絶品だし、回収感は爽快だし、満足感もたっぷり。なにより上田慎一郎監督の映画愛にほっこりさせられた。
当地で
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.5

「フミコの告白」(2009)で鮮烈な印象を残した石田祐康監督待望の新作。石田監督は1988年生まれ、新世代のアニメーション監督として期待する一人だ。「陽なたのアオシグレ」(2013)で、その疾走感あふ>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.0

ん~ん ミライちゃん・・・好きくない

暗転の使い方が好きくない
昔から住んでいたわけでもないのに、中庭にアカシックレコード並みの樫の木がある由来が分からないのが好きくない 
ついでに、母系ヒストリー
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ALONE/アローン(2016年製作の映画)

2.0

タイトル詐欺とまでは言わんが、なんか違うよなあ。(邦題ね)

こういうのは短くコンパクトに! 違和感を感じさせる隙を作らぬよう、畳み込むように終わらせて欲しかった。切迫感絶望感錯乱感妄想感は面白かった
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フューチャーワールド(2018年製作の映画)

1.0

ジェームズ・フランコ監督・主演(??)の超ダメダメ”パチ”マッドマックス。世界戦争後の文明崩壊した世界を舞台に、ぼーっとしたぼんずが母の薬を求めて、”なぜか”味方になった殺人アンドロイドと、ヒャッハー>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

あの、ドームから星空を見上げるジェームズ君の姿にトラルファマドール星のピルグリムを思い返す人はどれほどいるだろう。「スローターハウス5」へのオマージュかとも感じさせられたが、まあ本作の方がハッピーでは>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

5.0

自分にとってゴダールは「気狂いピエロ」「勝手にしやがれ」「アルファビル」、他何本かの難解作品の作者として認識される。「中国女」は観ていない。
60年代のあの頃、トリュフォー、シャブロール、アラン・レネ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

新作販促のTV放映を見て再レビュー

原田知世版を始め、映画・TV・舞台と何度となく映像化されている「時をかける少女」。未来人とのボーイミーツガールというジュブナイルSFの名作だ。最初の映画版の印象が
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

いきなりDr.マルコム再登場のジュラシックシリーズ第5作。前作からの継続展開とともに、原点にオマージュを捧げようというところかもしれない。確かにハモンド始め第1作の設定をそこここに広げているが、どうに>>続きを読む

ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

4.0

上映時間はわずか69分。だが視聴後はそれが短いとは誰も思うまい。その後ろにどれほど膨大な映像データがあるのだろう。戦闘、爆撃、死体、死体、死体、家族、友人、兵士、帰還、生活・・・特に説明もなく切り替え>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

オモロイじゃん!! EP4へと繋がる整合性が前提だから、ドラマとしての破天荒さは確かに少々弱いのかもしれない。フォースもジェダイもないしね。それでも、辺境の惑星で底辺のたくってた青年が銀河のアウトロー>>続きを読む

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

1.5

別に人間の醜さを好んで観たいわけではない。それでもこれだけ真っ直ぐできれいごとで向上心豊かな人たちばっかり見せられるとねえ・・・さすがにちょっと気恥ずかしい。

三浦友和の板鳥はじめ先輩調律師は雰囲気
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.0

原作というかオリジナルは舞台劇だそうで、映画も実に演劇的だった。
在日コリアンを描いた内容は重いし、登場人物の掘り下げも深い。一つの家族が異邦で苦労を重ね、なお未来へと向かおうとする姿は感動的だったが
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あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

1.0

進路に悩み想いの遂行に躊躇う。それも”青春”であり”恋愛”であるのだろう。
同様の高校生同士の関係性を描いた2016年のアニメ映画「同級生」を直截に思い浮かべた。中村明日美子原作のBL作品だが、痛みを
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.5

昨年アニメ版を観てから約1年、岩井俊二版オリジナルをやっと観られた。

なるほど瑞々しい。ちゃんと典道少年のそして小学生ぼんずたちのドラマになっている。気になっていたクラスの美少女なずなから誘われた”
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SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

2.0

鋤田正義1938年生まれ。
1970年代、彼の大胆かつ端正な写真がアドシーンを席巻していたっけ。もちろん自分も憧れた。あんな写真を撮れるようになるには、目が全く足りないのだと気付くのにもずいぶんかかっ
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

3.0

BATMAN meets 神風動画+中島かずきって組み合わせに惹かれてレッツゴー!

えーと、これはアレだ。真面目にレビューしちゃイカンやつ? 前半はテンションもテンポもMAXアゲアゲで楽しかったけど
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

予告からは、年代的にもどうしても「エレファントマン」を思い浮かべずにはいられなかった。でも、そんなひねくれた見方は許さない、驚くほど真正面から、戦う一人の少年と彼を支える人々を描いた作品だった。
正直
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

観るのは多分2回目なんだが、本作は父親役の福山雅治がハードルの第一だった。監督の「こーゆーヤツ嫌いなんだよなあ」オーラを感じるほどヤバイ男に見えてくる。

内容はさすがの是枝テイスト。強権の夫に従属し
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

2.0

人間マクロレンズ熊谷守一”仙人”の映画とあって、結構楽しみにしてたんだがなあ・・・ 

映画の舞台は1974年、守一94才の最晩年のひとときを描いているが、絵に関する描写は無し。無人のアトリエをさらっ
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

ジョン・ラセターが実質放逐!? 真偽は良く分からないがセクハラはいかんだろ。来年からはインデペンデントかな? また新しい表現にチャレンジして欲しいぞ。

「ズートピア」TV放映してたんでつい見てしまっ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

5.0

YES、ワタクシ犬派デゴザイマス。 ← 怪しいPOP系フォントで読んでください。

【字幕版】【吹替版】【字幕版】と見て言い切れる。これは字幕で見るべき!
【吹替版】 犬たちのせりふがわかりやすいし、
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

監督自らが語っていたように”Invisibleな”共同体の物語だった。
現代社会の底辺に寄り添う、家族ではない家族。前半は彼らの生活とそれぞれの事情を織物の糸をたどるように少しづつ見せていき、それぞれ
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