neroさんの映画レビュー・感想・評価

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自分の投稿を見返すと、ネタバレばりばり、上から目線の悪口三昧で自己嫌悪。もとよりただの感想文垂れ流し、レビューなんてもんじゃない。ひねくれジジイの駄文コーナーでやんす。あ、星は某料理番組にならって0.5刻み。自分基準は、1.0〜0=時間泥棒、1.5=駄目だこりゃ、2.0=ちょっとマシ、2.5=そこそこ、3.0=フツウ、3.5=いいね、4.0=スゴイ、4.5=絶品、5.0=殿堂スペシャル!

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グリンチ(2018年製作の映画)

2.5

【字幕版】実写版は未見。
キャラクターはいいのになあ。カンバーバッチのちょいとひねくれた感じはなかなかだったが、ストーリーはなんだか薄味でヤマもタニも弱くて盛り上がらず、フツーのほっこりクリスマス物語
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

なんだろねぇこの邦題は。

サイコメトリーとテレパシーに予知まで合わせた”超能力バトル”もそれなりに説得力はある。隠遁医師ジョン(アンソニー・ホプキンス)とFBI捜査官ジョー(ジェフリー・ディーン・モ
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世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

3.5

贋作ではなく、複製画の職人とその市場に焦点を当てた面白いドキュメンタリー。街ごと複製画市場となっている中国ダーフェンで工房を率い、ゴッホの作品を専門に制作する画工シャオヨンの日々を追う。
制作にNHK
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

2.5

「くるみ割り人形」の映像化作品は多い。いくつかは目にしたしバレエの舞台も見たことはあるが、ホフマンの原作もデュマ版も今に至るまでちゃんと読んだことはない・・・多分。で、あの「ファンタジア」から半世紀以>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.5

生理用ナプキン製造者の大富豪成功物語かと思えば、手生産システムを原価で販売して、インド(世界も)の全女性の生き方までもイノベートしてしまった男の物語。

3〜40年くらい前の話かと思えば、なんと舞台は
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.0

赤木春恵追悼として深夜枠で放映。
九州の地域紙に連載されたローカル漫画が話題になったのは2012年。多くの評論誌でも取り上げられ、翌年には第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した。そのほのぼのした絵柄
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.0

んー ごめん登場人物多すぎて、前作で出てきた姉妹とデブ以外は何が何やら分から~ん。お色気専任だと思ってた妹ちゃんまで闇に落として誰も彼も皆トラウマ持ちばっかり。こーゆーのだったっけ? ハリポタちゃんと>>続きを読む

ハード・コア(2018年製作の映画)

3.5

今年の松が明けて数日経った頃、狩撫麻礼の訃報が流れた。どれほど名前を変えようが、読めばわかる独特のテイストで漫画界にその”毒”を撒き散らして逝った狩撫。好悪よりは”異物”としての印象が強いほどだ。実写>>続きを読む

アウト&アウト(2018年製作の映画)

2.5

監督・脚本は『BE-BOP-HIGHSCHOOL』のきうちかずひろ。原作も本人の同名小説だそうだ。なかなか多才だねえ。

元ヤクザの探偵が事件に巻き込まれる裏社会モノだが、身寄りのない小学生の少女と二
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.5

テイラー・シェリダン2本立てはヘビーだったなあ。

構造は前作同様、イリーガルヒットマン・アレハンドロとCIAエージェント・マックが仕掛けるメキシコ麻薬カルテルとの攻防戦だが、今作では少々肌触りが異な
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.5

冒頭から死体ばっかり!! ゲロ吐くなら吐きゃあがれ!ってまずはどーんとスタンスを見せつけておいて、鳥瞰映像の多用そして赤外画像との合わせ技による客体化メソッドはなるほどヴィルヌーヴ。足元から這い上がる>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

QUEEN自体に特に思い入れはないけれど、「オペラ座の夜」はLPを購入したし、「ボヘミアン・ラプソディ」はそのドラマティックな曲構成が気に入って当時は結構聞いていた。正直あの白黒ダイヤ柄のタイツ姿は、>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

もともとはスパイダーマンに寄生したヴィランとしてデビューしたVENOMだが、本映画では単独キャラに設定変更。原作を知らないので少々期待過多だったかな。
クレメントの「20億の針」以来の共生生物フォーマ
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

2.0

画面全面を黄金のフラクタルパターンで埋め尽くすオープニングアニメーションは見ごたえがあった。3部作の最後とあって期待したのだが、内容は今ひとつだったなあ。

ギドラという特異点の向う側にあるのはディラ
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.5

若松孝二門下の白石和彌監督による若松プロのドキュメンタリー的青春映画だ。新人助監督・吉積めぐみの視点を借りて、1969年~71年の新宿という、社会そのものが熱に浮かされていたようなあの時代を、さらに混>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

これは面白い映像体験!! パラダイムシフトの快感まで存分に味あわせてもらった。
失踪した娘を捜すミステリー仕立てのストーリー自体も、二転三転さらにもう一転、そのまた裏ってくらい捻ってあって、気持ちよく
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ムタフカズ(2016年製作の映画)

2.0

さすがSTUDIO 4℃、キャラクターは楽しいしアクションも街の表現も一級。バンドデシネの原作世界のイメージはしっかり再現されているようだ。PARCO配給だけにイメージ優先?

雑駁で絶望と諦観が充満
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

TV版の冒頭だけ観て、設定も絵も「趣味じゃない」って切り捨てていた。それがどうよ!? 9月21日の公開から延長また延長で、好評しか聞こえてこないじゃないか。気になって10月下旬ついに見に行った。

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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.5

邦題のせいで気が付かなかったが、ケン・ニイムラ/ジョー・ケリー によるグラフィックノベルが原作だった。日本で以前雑誌掲載されたときに目にした覚えがある(調べたら2012年に一部だけIKKIで公開されて>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.0

これもまた”続編の呪い”に掛かってしまっているっぽい。傑作すぎた前作での「個人的な義憤」による仕置からシフトして、「趣味で正義の味方やってます」になっちゃってるあたりからそこはかと不安が忍び寄る。わざ>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.5

寡黙にして鬼強。もとCIAのホームセンター従業員がたった一人でロシアンマフィアを壊滅させるスーパーワンマン始末。
オリジナルのTVドラマは観たことがないが、続編が出来るのが納得のキャラクター。デンゼル
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.0

犬殺しの影に怯え、スカンクの小便にまみれ、股間を痛打され、ずぶ濡れで逃げ惑う”主人公”サム。自室にはアナログのAV機器を揃え、画面上に現れるのはオールドシネマの数々。都市伝説渦巻くハリウッドの一隅で姿>>続きを読む

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

2.5

だいたいホラーとグロ系は苦手なのでロス作品は「ノックノック」くらいしか観てないが、予告では「HUGO」を思わせる画作りのストレンジ系ファンタジーらしく、クリーピー系ではなさそうだったので観る気になった>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

20年ほど前、前世紀末に何度目かの東洋哲学ブームがあった。当時、社会的価値にとらわれない、無為自然を至上とするタオイズムの実践者として注目されたのがウィニー・ザ・プーだった。老荘思想からプーの物語を読>>続きを読む

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.5

『偶然は最高の助監督』実写系映画人ならではの名言だね。
写真家JRと映画監督アニエス・ヴァルダの一期一会ロード。ドキュメンタリーなのに確かにヌーベルバーグの匂いを感じさせる一本になっていた。作られた”
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バンクシーを盗んだ男(2017年製作の映画)

3.5

昨日観てきて、今日感想を書こうとしたら、サザビーズでのシュレッダー仕掛けのニュースが流れてきて、いかにもバンクシーらしいアイロニーだなあと笑ってしまった。バッテリー切れか途中でぶら下がったままなのがま>>続きを読む

クリミナル・タウン(2017年製作の映画)

2.5

スタイリッシュクライムサスペンスってアオリだけど、これって青春映画だよね。ハヤカワの小説版通りのタイトルではあるけれど、原題通り”11月の犯罪者”のほうがそれっぽくて良かったんじゃないかなあ。
犯罪そ
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

2.5

作を経るごとにプレデターがどんどんおバカになっていくようなのはなんで? 最初は地球人に理解できない恐怖の存在だったPさんたちもすっかり軍部のおもちゃと化してるし・・・。戦士として不気味ながら威厳のある>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.5

原題はスタートレック・カーク船長の命令でおなじみ「Please Stand by (待機せよ)」。このシンプルなフレーズをウェンディが感情の昂ぶりを抑えるために何度も唱える。序盤でそれが明かされたとき>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.0

結果としてコミック原作作品3日連続鑑賞となった。この3作はそれぞれアプローチが違って面白い。「累」では役者を思い切りフィーチャーし、「愛しのアイリーン」では脚本を練り込んで世界を構築、そして本作「響」>>続きを読む

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.5

さすがに10年前の作品だけあっていろいろと時代を感じる部分もあったが、実に楽しい映画だった。

400年の時を跳躍する愛と転生のストーリーで、むしろ構造はとても少女漫画的。ヒロイックアクション風味はむ
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累 かさね(2018年製作の映画)

3.0

傷だけ移動しているようにしか見えないっていうのが最大の問題だなあ。二人の女優がそれぞれの表と裏を演じ分ける、いわば一人二役のダブルキャストだと思っていたんだがそうではないのか? 醜さという切り口は取ら>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.5

ディスコミュニケーションの悲喜劇を地方の閉鎖社会を舞台に描いた傑作だよこれは。安田顕はじめ田舎のブス・ブ男ばかりの身も蓋もないドラマに翻弄される。ただただ愚かで愛おしい。

ヤスケンベストアクト! ヤ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

サスペンス仕立てではあるが、ネイティブ・アメリカンの居留地が舞台とあって、存在の孤立感が全編を覆っている。隔絶された土地、阻害された人々。真冬の山地、雪の降る広大な空間は無音の世界となる。そんな北の奥>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

ATGの匂いを残したミニマルなラブストーリーだった。佇まいの心地よい映画でとても好み。二人の出会いのキーに牛腸茂雄の写真を使ったのも意味ありげだった。主役の唐田えりかが素人っぽいのに妙な存在感。デビュ>>続きを読む

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