日央さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.7

管理社会の怖さを描いている。
全ての秩序が書類で管理されていて、書類の上でどんな人間かを判断材料にされている。
テリー・ギリアムが映し出すファンタジーの世界は独特な感性を感じられる。
保険証無くなって
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

3.6

凄い長い映画だよなね。
絶妙なキャスティングでギャング映画と言うジャンルだけど友情物語。
多様な解釈の出来る映画で、主人公がアヘンを吸って夢想してるんだよね。


◼️物語、構成 3/5
◼️演
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.8

近未来のLAを舞台にレプリカントが問いかける。「人間とは何か?」

近未来の移民都市をオリエンタルな雰囲気を盛り込んで巧みに表現している。

セットデザインは圧巻。

レプリカントが思う「人間とは?」
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.6

永山絢斗も勿体無いよな。リベンジャーズでは人気の役ゲットしたのに。
血のハロウィン編は馬地あっての作品だもんね。

とは言え最後はあれだから良いか。
今後の再現はどうなるんだろ?


最後は馬地の思い
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

3.5

原作、アニメ版も見た上で十分に満足。
キャストも相変わらず良い。
ただ高校生はちょっと無理があるけどね😅
幽遊白書もだけど北村匠海26歳だからね。
まぁ、その辺は仕方ないか。




◼️物語、構成
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.3

1930年前半のアラバマ州メイコムを舞台に弁護士アティカス・フィンチの活躍ぶりを描いてます。

農夫のボブが娘を黒人に強姦された事を訴えると、黒人であるトムはアティカスが弁護することに。

当時、黒人
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

2.8

ミシェルは自動車泥棒。
その日も盗んだ車を走らせてました。
ところが途中事件を引き起こします。
追って来た白バイ警官を射殺してしまいます。
ミシェルは逃亡し恋人の元へ。

50年代末から起きたフランス
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.8

リアリズム!一切の誇張を排したカメラが切り取る戦後のイタリアの現実。

第二次世界大戦直後のイタリア。アントニオは妻子がある身でありながら、長い間失業中。一家は貧しく路頭に迷ってました。
やっとで映画
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

ローマ教皇直属のエクソシストの大活躍ぶりが見れる。
TV番組で本物が出て来るのあったけど、想像通りの人が、悪魔祓いしててなんかカッコ良かった。
俄かに信じ難い部分もあるが実在人を描いてるんだよね。
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怒りの葡萄(1940年製作の映画)

3.2

社会派映画の元祖。ジョン・フォード監督が大恐慌時代の米国をリアルに表現。
ミスター西部劇と呼ばれた監督の撮影技法は必見。
資本家と労働者の対立ていう重たいテーマを徹底したリアリズムで描いている。
長回
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大いなる幻影(1937年製作の映画)

3.8

第一大戦の渦中でドイツ軍の捕虜となったフランス人が様々な背景を持つ兵士たちに出会う物語です。

画家であるルノワールの息子であるジャン・ルノワールの詩的リアリズムと愛情にあふれる人間観に感動。
登場人
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E.T.(1982年製作の映画)

3.7

子供と取り残された異星人との交流。
純粋に泣ける名作。
子供の頃よく真似した指と指のタッチを真似したな。
お茶目なET可愛かった。
正式じゃないけど、YouTubeでその後があってあれはあれで良かった
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卒業(1967年製作の映画)

3.7

歳上夫人と逢瀬を交わし、そこから娘を紹介されて恋をするってぶっ飛んだ話。
しかも結婚式から奪ったと思ったらあの表情だからね。
そんな役柄をダスティン・ホフマンも見事に演じたよね。
そんな映画にぴったり
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.9

ホラーとしてみたら、かなり物足りない。
チャッキーに似てる部分もある。
両親を事故で亡くしたケイディの心の傷を埋める為に、後継人になったジェマは優秀な研究者として、ミーガンと呼ばれるロボットを友人てし
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大脱走(1963年製作の映画)

3.6

脱出映画と言えばこの作品。
豪華な俳優に有名な音楽。
何よりスティーブ・マックィーンのカッコ良さ。

長尺で多少キツイと思うかもだけど、ユーモアもあって十分に楽しめる。


◼️物語、構成 3/
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.7

1930年代、大不況だったテキサス州ダラスを中心に派手に暴れ回ったアベックの銀行ギャングの壮絶な青春物語。


アメリカン・ニューシネマの先駆として傑作の誉れ高い問題作だ。

ボニーを演じたダナウェイ
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.8

少年愛だったり、蔓延してるヤバい病気だったり、まるで現代を連想してもおかしくはない。
それにしても被害者の人生を狂わせてしまうわけだからな。恐ろしいよ。

◼️物語、構成 4/5
◼️演者、演技
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.8

まるでお伽話のような恋愛とヘップバーンのキュートな存在とワイラー監督の演出と、舞台となった街並みが見事融合された作品です。
ワイラー監督の見事な演出が、ヘップバーンを巧く魅了を引き出してますね。
数年
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独裁者(1940年製作の映画)

4.1

一人二役も見事だが。やはりこの映画と言えばクライマックスに語る演説。
どの時代にもいる悪政に向けた台詞は歴代映画界でも、真に突き刺さりますよね。
勿論全編最高に素晴らしい映画です。


◼️物語、構成
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街の灯(1931年製作の映画)

5.0

音が無くても人を笑わせ、泣かせることも出来るんだと改めてチャップリンの偉大さを感じました。
盲目の少女の為に奔走する姿は胸を打ちます。単に泣かせる為の映画ではなく、笑いをきちんと取り入れるからの落差が
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2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

2.8

映画界で物凄く高い評価なのも分かるっちゃ分かるけど、難解だし、そもそもSF系は得意じゃない。
あらゆる名シーンに有名すぎるくらいの音楽も大迫力なのは伝わる。
でも、何回見ても寝てしまうんだよね。
自分
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華氏451(1966年製作の映画)

3.6

今の技術で考えたらツッコミどころ満載ですが、当時だったら激震が走る作品ですよね。
書籍を禁じられるって情報社会では手痛い話です。
本を読む人間は危険分子だと、その本を消防員によって燃してしまうのも衝撃
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.6

戦火のシーンでのスローモーション技術を駆使し、兵士の死をリアルに描いているのは凄い。

戦士を罵倒し生きるか死ぬかの戦争の舞台に立つために鼓舞する様は凄まじい。
非人道的な訓練をまざまざと見せられるの
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十戒(1956年製作の映画)

3.7

旧約聖書からモーセの活躍を描いている。
1956年制作とは思えない程に規模が大きく長尺だが飽きることはない。
とにかく用意された人の数には驚かされる。




◼️物語、構成 4/5
◼️演者、
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.8

現役時代にレイジング・ブル=怒れる牡牛と仇名されたジェイク・ラモッタの自伝映画。

スポーツというよりボクシングを暴力として描いているように感じる。

全てを失った男が精神で再起する物語。
撮影時には
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第三の男(1949年製作の映画)

4.3

映像、音楽、文学的なストーリーで映画のお手本のような作品。
あらゆるワンシーンが目に焼き付きような名作。
また、第二次世界大戦後の各国分割統治下にあるドイツの歴史的背景を知れる。

当時衝撃的だった内
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エデンの東(1954年製作の映画)

3.6

ジェームズ・ディーンのデビュー作なんだけど、その役柄が酷いんですよね。

陰キャだし、駄々っ子だしで。

ストーリー後半に彼の魅力にハマってしまうパターンなんでしょうが、個人的にはこの映画での彼は好き
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.2

名作をもう一度。

ベトナム戦争中期から後期の米国では、殺人や強姦、強盗、傷害などの暴力犯罪や、マリファナ、コカインなどの薬物犯罪が増加傾向にあり、街の中も不穏な状態にありました。

本作はそんな当
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

映画レビュー1000作目という事で名作中の名作をレビュー☺️
と言っても10回は見てる名作中の名作です。
映画好きなら絶対好きな作品。
映画好きな人に捧げた作品といっても過言ではないでしょう。
出演し
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ドラえもん のび太の南海大冒険(1998年製作の映画)

3.0

のび太の全裸が出て来まっせ😁
リメイクやったら修正されんだれな。
南海の宝と夢がある話でした。

ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.3

好きな物語の世界を夢見るのって良いね😊
てかのび太が家出すんだけど、ドラえもんたら「いないならいないと言って」の台詞で吹いたわ。

ドラえもん のび太の太陽王伝説(2000年製作の映画)

2.9

マヤ文明をモチーフに描いた作品。
のび太と瓜二つの王子と入れ替わったりする。
のび太と王子の友情が素敵だった。

ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

3.0

絵本、名作童話の世界にいけるなんて夢があります。とは言え物語のあらすじを大きく変えてしまう事もあるわけで楽しかったです。

ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年製作の映画)

3.4

銀河を渡るミステリートレイン。
忍者だったり、西部劇だったり男の子のワクワクが詰まってます。
999みたいな感じも多少あったかな。

ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

2.9

ロボットが出てくるだけで少年の頃はワクワク出来たよね。