ともぞうさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

3.0

原作もテレビも見ずに視聴。一応、自分が理解したストーリーは、SAO事件で娘の悠那を亡くした重村教授は、ナーヴギアの一部機能からAR型端末のオーグマーを開発。専用ゲームのオーディナル・スケール内にSAO>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.2

ジョン・ウィックシリーズ第4弾。
序盤に「これ、どこの国?」と思う大阪が登場。大阪出身者としては笑ってしまう。それは、まあ映画だからで流せるが、キアヌがヨボヨボでどう見ても凄腕の暗殺者に見えない。なぜ
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桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

3.5

盲聾者でありながら東大教授になった福島智氏の実話。9才で視力、18才で聴力を失う。その絶望を思うと胸が苦しくなる。映画は主人公が大学進学するところまでを追う。個人的には、御涙頂戴ではなく不屈の精神で立>>続きを読む

映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.1

戦時中、日本も原爆を作ろうと奮闘していた科学者達がいたという話。結局は開発が間に合わず、被爆国になってしまうという皮肉。難しいテーマを柳楽優弥、三浦春馬、田中裕子、國村隼など俳優陣の熱演は素晴らしかっ>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シベリアに抑留されたある兵士が、絶望的な状況の中、周囲の人々を励ましつつ妻や子供達に会える帰国の日を夢見る。結局は帰国は叶わず、シベリアで喉頭癌で亡くなる。戦争が終わったにも関わらず、10年以上も極寒>>続きを読む

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原田監督のアウトローを撮らせた時の空気感が好き。韓国もののように警察がポンコツでなく、なかなかに優秀な所を見せてくれるのも良い。いつものように、早口でセリフがよく聞き取れない所はNetflixで字幕を>>続きを読む

体操しようよ(2018年製作の映画)

3.0

ラジオ体操を軸に定年退職後の父とプータローと付き合う娘と訳あり女性の物語。驚くほど予定調和。最後はみんなで仲良くラジオ体操しておしまい。

〈あらすじ〉
定年退職を迎え、悠々自適な毎日を送ろうとしてい
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ版から16年経っての劇場版。それは良いとして、白血病になって、1日でも早く治療を受けないといけないのは医者なら分かるはずなのに、いつまでもグズグズ島に残る。結婚もして子供ももうすぐ生まれるのにバ>>続きを読む

フェイス/オフ(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

善玉刑事と極悪犯罪者の顔を取り替える…いや、いや、どう考えてもそんなん無理でしょ!という設定さえ飲み込めたら、すごく面白い作品。何と言っても一番脂の乗ってた頃のニコラスケイジと復活したジョントラボルタ>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.0

渋いショーンコネリー、誇り高き軍人エドハリス、ちょっとドジなニコラスケイジの競演。アクションはド派手だが、単純な勧善懲悪ではなくテロリストのエドハリスにも正義があり、戦う内に芽生える友情。テンポが良く>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

テレビドラマは知らずに視聴。それなりに楽しめたが、少し漏れたら大きな船の乗務員が皆死んでしまう程の猛毒を工場の勝手な判断で垂れ流したり、それを地元の医者までも隠蔽しようとするとか冷静に考えたら無茶苦茶>>続きを読む

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

人食いザメの恐怖を描く『海底47m』シリーズの第2弾。1作目を観てないが、テレビでこれをやってたので視聴。女子高生4人が海底迷路のような所でサメに襲われる。ありがちだが男はさっさとサメに食われ、最後に>>続きを読む

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

3.2

自分は幼稚園の時からアントニオ猪木のプロレスを見て育った生粋のファン。小学生の時、プロレス好きな男子は新日派(猪木)と全日派(馬場)に分かれ、どっちが強いかをよく語り合っていたことを思い出す。大人にな>>続きを読む

特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

特攻野郎Aチームは高校生くらいの時にテレビでやってた。それがだいぶ経っての映画版。個性豊かなメンバーがド派手なアクションで任務をこなす。今作でも戦車で空から落ちても大砲を撃ちながら微調整し、湖に落ちる>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実在の人物であるアン・スチュアート女王(1665〜1714年)の史実を元にした女3人のドロドロの愛憎劇。女王の最側近として国を意のままにしていたサラは最初見下していたアビゲイルに調略され、城を追い出さ>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

3.4

将棋バカ一代。癌に侵されながらも治療に抵抗してまで将棋に打ち込む。憧れの羽生名人と互角に戦えるまでに力を付けるのに、寿命が尽きてしまう。もっと早く病院に行き、もっと早く治療に励んでいたら。そう思わずに>>続きを読む

ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ人の価値観が日本人と違い過ぎて、感情移入しにくい。不動産屋の強引な追い出しは確かに非情だけど、そもそもローンを何ヶ月も払わず、退去命令が出てるのに期限日ギリギリまで居座るから、追い出しをくらっ>>続きを読む

タイムリミット 見知らぬ影(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

あれだけのカーチェイスをしているのに犯人はどうやって、カールを監視してたんだろう?なぜ、カールは家族にもよく分からない嘘をつくのか?犯人はどうやってカールの兄に成り済ましたんだろう?など、いろいろ脚本>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.4

ほぼ史実通りの話をメリルストリープとトムハンクスという名優を使って、スピルバーグが監督。極めて映画らしい映画。個人的にはラストがウォーターゲート事件に繋がる終わり方も良かった。面白くない訳ではないが、>>続きを読む

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

シリアスなテーマをコメディで見せる。前半は全く頼りにならない夫と蓄えもないのにお構いなしにお金を使う義母にイライラ。後半は生前葬で義母と和解し、家を売ってシェアハウスに入って全て解決。う〜ん、脚本が適>>続きを読む

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.2

前作に続き、アクションに次ぐアクション。CGのクオリティーが高く、リアルさが素晴らしい。双方が防弾チョッキを着たプロ同士なので、簡単に死なないのも面白い設定。前作より今作はアクションだけでなく人間模様>>続きを読む

日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2023年製作の映画)

3.5

ダーウィンが来た!劇場版第4作。
日本に住むいろいろな動物たちの生態が楽しい。日本にもまだまだ沢山の生物がいることを再認識できる。

〈あらすじ〉
南北に長い日本列島には、四季折々の自然の中にさまざま
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1962年のキューバ危機の時の実話。ただのサラリーマンがスパイ(の運び屋)としてソ連の大佐と核戦争を回避すべく活動する。重要な情報を手に入れることができたため、キューバ危機は回避されたが、主人公もソ連>>続きを読む

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

女性版ミッションインポッシブルの趣き。アクションに次ぐアクション。たが、主人公は決して死なない感満載。途中、仲間だと思ってた男が実は敵だったというドンデン返しあり。素直に面白かった。

〈あらすじ〉
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私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

元夫が若い女(自分の姪)と浮気をして去ったことから、老いへの抵抗と若さへの渇望に囚われたおばさんの話。動機には納得するが、それでもそれで精神まで壊してしまう姿は痛々しい。最後、クララの番号で誰かに電話>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

俳優も頑張ってたし、渋谷の爆破シーンもCG強めだけど力が入ってたと思う。でも、動機に安っぽい反戦思想を持ち込んだから、左翼のプロパガンダ映画みたいになってしまったし、最後の終わり方も拍子抜け。残念な邦>>続きを読む

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

亡き主君の忘れ形見である女の子を16才まで育て上げ、結婚したその日に命を断つ。武士や日本人の理不尽さに何とも言えない気持ちになる。救いはそれまで忠臣蔵前日に命惜しさに逃げた卑怯者と罵られていた男が名誉>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.5

2023年はWBCから始まり、日本シリーズまで野球に楽しませてもらった1年だった。春先に見て感動したWBCを思い出す。結果がわかっていてももう一度感動。来年ドジャースに行く大谷の更なる活躍を祈りたい。>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカの移民政策の不備。そのマズさによって不遇な目に遭う人々。だが、お金のためというのは分かるが、何度もバイク泥棒という犯罪を繰り返す主人公にどうしても感情移入できず。最後の別れのシーンも演出がわざ>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

タイムリープものの古典的名作。同じ2/2を繰り返す主人公。最初はやさぐれてやりたい放題の酷いことをする。次は自殺。でも、何度繰り返しても恋だけは成就しない。そのうち改心し、善行をするようになり、結果彼>>続きを読む

#マンホール(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ワンシチュエーションスリラーで、SNSを使って救出を模索するなど面白くなる要素もあったと思うが、脚本が雑過ぎたかなぁ。顔面を整形して殺した奴に成り代わるって、ちょっと荒唐無稽。しかも、犯人の女が急に殺>>続きを読む

映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

3.2

山田孝之の当たり役。若き日の林遣都と大島優子が出てるのも感慨深い。分かりやすくクズばかりなので、丑嶋がまともでちょっと良い人にすら見える。

〈あらすじ〉
頭脳明晰かつ冷静沈着、卓越した判断力と実行力
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

グロもあるフランスのブラックコメディ。最後は黒人女性を食べてみたかったという酷いオチで終わる。でも、この終わり方を邦画でやったら、めちゃ炎上しそう。そういう意味では趣味は悪いけど、表現の自由が尊重され>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.4

首もよく飛び、ホモのシーンもあるが、言われるほど酷いとは思わず。ただ、シリアスなのかコメディなのかどっち付かずの中途半端さが、本当はもの凄い傑作になった映画を単なる凡作にしてしまったように思えて残念。>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

設定を終戦直後にすることで、ゴジラ×戦争ものになったイメージ。ゴジラに対してなす術なく感情もなく踏み潰されていく理不尽さは自然災害のよう。限られた資源で戦術を組み、最後は命懸けの特攻で決着を付ける。日>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.3

綾野剛の演技が冴えまくる。柔道バカが北海道警に就職。要領が悪く、うだつが上がらなかったが、Sを使って手柄を挙げまくる。どんどんヤクザとズブズブになり、善と悪の境界が曖昧に。仲間も女もいなくなり、自分も>>続きを読む