のりっこさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.3

友がアニメ版にハマってるから観てみた。日本の実写化モノにしては、ちゃんと見られる方なんじゃないかと上から目線。
山田裕貴さんはお顔が小さいねぇ、スタイルが良い。運動神経も良さそうでヤンキーがとっても似
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チャット 〜罠に堕ちた美少女〜(2010年製作の映画)

3.5

いやいやいや…この邦題サブタイトルつけた人、レイプ犯側の人間やん。気持ち悪い、信じられへん。

これは初めて見るパターンやった。なるほど、こーゆー傷つき方のパターンもあるのかと納得した。これは辛い。ア
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

本題からずれるけど、未来がない。生前不幸な人は死後も不幸を生き続け、使用人やった人はずっと使用人。恥かいても傷ついてもいつか死んだら全部無かったことになるし大丈夫と日々自分を慰めるわたしにとって、これ>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.5

ものすごく久しぶりに観たヤン・シュヴァンクマイエル。灰汁がすごくて、何ともないシーンも目が釘付けになる。例えば、隣の家のお父さんが見てるテレビで流れるチョコのCMとか卑猥でしかない。あと、同じアパート>>続きを読む

ホーンズ 容疑者と告白の角(2013年製作の映画)

3.8

規格外のサスペンス。けっこう好きやった。恋人を殺されて、犯人にされて、不幸のどん底の主人公が真犯人探しするやつは、不遇すぎて見てられへんけど、これはエンタメ性強くて楽しく見られる。角が生えてからグッと>>続きを読む

マジック(1978年製作の映画)

3.8

理想の自分とリアルな自分。表向きの自分と素顔の自分。願望に忠実な自分と理性的な自分。誰もが持ってる二面性を腹話術で表現されてて、分かりやすく面白かった。人形なくても頭の中で1人であーだこーだ議論するこ>>続きを読む

シンプル・プラン(1998年製作の映画)

3.3

棚ぼた大金は人を狂わす。嫁の変わり身がすごい。可愛かった嫁が、あれやこれやと的確な指示を出し始める。挙句の果てに、幸せやと思ってた貧乏生活への恨み節。人の心は隙だらけ。大金と共に悪魔もやってきた。>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

100円やったから。

ロンドンの服飾学校設定が(わたし的には)仇となる。衣装がダサい😗低予算なんかな。60年代も現代もダサい。60年代好きの子がスニーカー履くのは良いけど、カッコ良く履きこなそうよ。
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

シリーズ他の作品をちゃんと観たことがない。適当なタイトルつけがちの海外作品が多い中、きっちりカッコつけたタイトルつけてくるとこが紳士。素敵。オープニングで泣いてしまったわ。他の作品見てへんし2人の関係>>続きを読む

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.5

日本人からしたらイケメン!と思っても、白人界ではイケメン扱いされてへんことがあるから、この人はどっちなんやろ?と思いつつ観てた。Filmarksの説明に「美しい顔」って書いてる。そやんな、イケメンやん>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.8

ちょっと怖かった。なめてた。一軒家ってめちゃくちゃ無防備。頭おかしかったら簡単に押し入れる。タワマンすごい。山林で犯人乗せた家族の恐怖、やばかった。そして菅田妻よ。大事なことはきちんと伝えておけ、能天>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.8

二丁拳銃はアキンボっていうのね。なんかダサくてかっこいい。

巻き込まれ感半端なくて不運で気の毒でしかないのにまったく同情せずに楽しく観られるのは、やはし子役の最高峰、強運ラドクリフ君のオーラのせいか
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家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

3.5

タッチが柔らかいから何となく勝手に「良い話」かと思って見始めた。違った。何かしらの教訓が込められた寓話のような、世にも奇妙な物語のような。この人たちは「家」に心を囚われていましたが、あなたは何に囚われ>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.8

怖かった。ほんとに怖かった。ただただ怖かった。でも、臭いものに蓋したのにやっぱり嗅ぎたくなってちょっと開けちゃう感じの怖さ。部屋を明るくして、怖すぎる場面はスマホ片手にながら見スタイル。ばあちゃんが尻>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

2.5

うーーーーーーーん。これはちょっといただけない。邦画のあかんやつやなぁ。暗くて陰気臭くてはっきりせんかったら秀作でしょ?みたいなの。わたしは純文学系は好きやけど、卑屈なこの類は嫌い。生きる活力に一切な>>続きを読む

ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

3.5

うまい。デンゼル・ワシントンがうまい。正義と自らの生活の糧のはざまで翻弄される主人公の日常は大義のわりに地味である。主演のデンゼル・ワシントンのキャラ作り?演技力?頼みになってる作品。主役の心の雲が晴>>続きを読む

ひとつの太陽(2019年製作の映画)

4.0

これは良作。台湾の映画監督はこのような家族の歴史の映画を撮るのが上手い人が多いように思う。人生はほろ苦い、それでも前に進むしかないと各々淡々と日常を進む。どこか懐かしくて、しんどい状況でもなぜか過去を>>続きを読む

未知との遭遇(1977年製作の映画)

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初めて観た。点数をつけるのが難しい。映画の撮り方そのものに感動する。技術が足りない面をどう補い、観る人にどう伝えるか、ということに心を砕いて丁寧に撮られてることがよく分かる。大量生産で当たればラッキー>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

なんやこれ。めっちゃくちゃ豪華キャストやん。チャン・チェン!久しぶりすぎる。わたしはゼンデイヤ(なかなか出てこない)もオスカー・アイザックもジェイソン・モモアもシャーロット・ランプリング(レースかぶっ>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.0

3度の飯より映画を優先してた時代になぜか絶対手を出さなかった作品。デジタルリマスターされるほどの名作かぁと思って観てみた。好みじゃなかった。もにゃもにゃっと進むタイプの映画は、会話と音楽のセンスが絶対>>続きを読む

EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.3

Amazonプライムの星の数がすごいから観たけど、予想どおり可もなく不可もなく。疲れた金曜の脳みそにはちょうどいい。勝手にジェーン・オースティン=現代でいう韓国ドラマ的なポジションやと思ってる。衣装が>>続きを読む

ケース39(2009年製作の映画)

3.3

ネトフリの作品紹介ほぼネタバレやん!って思いつつ見始めたけど…楽しめた。恐怖でしかない。その辺のホラーよりはるかに悪夢。美少女なだけにタチ悪い。

レネー・ゼルウィガーの相手役にブラッドリー・クーパー
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空白(2021年製作の映画)

3.5

これはしんどい。肩こった。色んなタイプの大人の嫌な面が、どうしようもない面が、あふれ出てる。そんで、どのタイプも多少身に覚えがあって理解できてしまうことで自己嫌悪。大人は毎日、自分は間違ってない(よな>>続きを読む

ホース・ガール(2020年製作の映画)

2.8

サラが何しててもしんどそうで、しんどかった。ふりきってしまえば少しは楽になるのか。騙し騙し適当にうまいこと生きられへんのは、本人が1番しんどいよな。

最後まで受け止めようときちんと観た自分を褒めたい
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バサジャウンの影(2017年製作の映画)

3.8

ずーーーっと緊張感途切れへんサスペンス。面白かった。とっても綺麗な森なんやけど、ずっと雨降ってんのよ。ザーザー降りの中、事件解決するため奔走する主人公を快適な部屋の中で見てる優越感、良かった。観てる者>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.5

サンダンスの名がついたものは見ないわけにはいかない。

おもしろい!!!!タイムループものはあんまり好きじゃないけど、ゆるくてだらしない悪友みたいな2人は永遠に観てられる。わたしはタイタニックみたいな
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

2.0

この作品の1番の問題点は、登場人物誰一人魅力的じゃないこと。息が詰まるストーリーな上に、主役の美人なお母さん?おばあさん?の性格があんまり良くなくて、ちょっと嫌やった。あげく、途中、美談を挟んでくるの>>続きを読む

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.9

重いことを覚悟して観る。主役の溌剌とした美青年と、色鮮やかな家具が少しだけ気を和らげてくれた気がする。戦争がドイツ人に何をさせてしまったかを明らかにした第一歩の話。外国人の我々まで当たり前に知ってるの>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.3

Amazonプライムで日本語吹替しか見つけられんかったからしぶしぶ吹替。なぜ吹替のみ。ほんまはあるのか字幕版。吹替やから、ちょっと集中力に欠けた。こっちの問題。映画は悪くない。

お金は恐い。労働の対
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

残される者のことはガン無視やなぁ…と思って観てたけど、観終わって分かった。これは「死」の物語じゃなく「生」の物語。

いつか死ぬことに感謝し、死を身近な友とし、善く生きろ

いろいろ苦しい時にもう一度
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オチとかどうでもよくなるぐらいにほんまに可哀想や。コレクション盗まれたんは100歩譲って耐えられるかもしれんけど、失恋の痛みを知る者としては、このおじいさんの心中考えたら吐きそうや(しかも初恋!)。い>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

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こんな恐いとこでよー寝れんなぁとアイリーンに感心してたら、わたしも寝てしまった。起きたらマリリン・マンソンみたいな人が出てた。

フランス系カナダ人は私服の方が良いって言ってたけど、わたしは断然白の尼
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みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

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NHKと比べずにはいられへん。映画やから時間が限られてるせいやと思うけど「みをつくし料理帖」というタイトルがないがしろにされてるような気がした。花魁たちのキツネのお面をつけた行列?踊り?はバカ殿様の腰>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.3

全員OLなら働け。仕事で勝負しろ。


って、思ってたところに…
初代OLこと室井滋氏登場。いいね。いいね。一般職の女のトップ取るなら仕事できてなんぼや。でも、そやな。このオチが1番正解、ちくしょーや
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.3

悪くない。悪くないのよ。でもなんか惜しいのよ。今ひとつ魅力に欠けるというか。登場人物の描写が雑なのか、全員に共感できひんままサラッと進むから、変なこと起こっても一緒にビビれない。一緒に「え?!」ともな>>続きを読む

シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.0

なるほど。スティーヴン・キング原作か。なるほどなるほど。想像以上のことは起こらない。ただただジョニー・デップってお洒落さんやなぁ…こーゆー髪型と服装めちゃくちゃ似合うなぁ…かわいいなぁ…って思ってたら>>続きを読む