ハヤシさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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とにかく映像に圧倒された!「見る」より「感じる」という方が適切な気がする。前作があることすら知らずのこのこ映画館に観に行って色々びっくりしたんだけど、映画館で観られて良かった〜!

アニメーションだか
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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アースラすげえ強引に取引するね?!と思ったんですが、そのおかげでアリエルを援護できるようになっていたんだと思う。オリジナルではアリエルがすすんで取引をしたような印象だったけど、それだとアースラがどんな>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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すごく怖い話だった。トラウマ的でもある。ずっと緊張していた。エンタメとして消費することへの批判があるのは当然だと思う。直接的な救いを提示せず、ある意味での諦念・受容で描き切ったのは、挑戦的でリアルで、>>続きを読む

スヘルデの戦い(2020年製作の映画)

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隣で走っている人が倒れて、でも自分はまだ走り続けていて、という状況を見ると、誰が生き残って誰が死ぬかって運でしかないんだなと思う。やらなきゃやられるからみんな必死で、苦しくなる。『西部戦線異常なし』の>>続きを読む

正義のレジスタンス(2018年製作の映画)

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ナチス占領下のオランダで地下銀行を運営した銀行家兄弟の話。背景となる知識があるともっと楽しめそう。

特に金融の知識。わたしは金融の知識がないので、今何のために何をしてるの?というのが分からなくなりが
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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ジム行く用に持って行ったタオルを引っ張り出してベチャベチャに泣いたよ…ガーディアンズのみんなが大好き…

中でもロケットが大好きだったんだけどもっと大好きになっちゃった…

あと今回でマンティスのこと
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ミュンヘン:戦火燃ゆる前に(2021年製作の映画)

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1939年のミュンヘン会談を題材にしたフィクション。その会談の裏で政治的な目的のためスパイ活動をするイギリスとドイツの2人の外交官が主人公。

背景について理解しておくべきこととしては、この作品ではナ
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クルエラ(2021年製作の映画)

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音楽と衣装が最高!ショーの度にこちらの度肝を抜いてくるクルエラさんにワクワクさせられちゃって、完全にこの映画の中のモブの気分です。衣装やショーのやり方に生き様が反映されてるの、最高にイケてる。

家族
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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最高〜!

ホルガが強くて優しいホルガそのままでキーラと良い関係を築いているのが最高に良いんだよな〜!

最近吹替で観る良さに気づいたので二度目は吹替で観てみたんだけど、テンポが良くて爽快だった。特に
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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ホラーとして作られたというよりは、表現方法がホラーになったという方がしっくりくるのでは?という印象を持った。象徴的な描写が多く、その一つひとつが精緻で美しい。

60年代という時代において、歌手を夢み
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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ヒップホップカルチャーの文脈でファッションといえばナイキのエアジョーダン!ラルフローレンPOLO1992!というイメージが強かったので、それ以前は「ラッパーがMVで(アディダスを)着てるし、ブロンクス>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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韓国の政治映画は本当にすごいな〜と思うんですが、これも例に漏れず重くて最高です。題材となっている暗殺事件から約45年が経っているとはいえここまで真っ向からそれを取り上げられるというのも、韓国政治のクリ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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エンドロール入った瞬間グッ…となってブワッて涙出た。理不尽で怒りの対象ででも美しくも思えて何が何だか。

女だから周到に準備しなくちゃいけなくて、そして女だからそれが役割を果たしてしまって、って思うと
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リベリオン ワルシャワ大攻防戦(2014年製作の映画)

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第二次世界大戦期、ナチス・ドイツの占領下のポーランド。ソ連に呼びかけられたレジスタンスがドイツ軍に抵抗したワルシャワ蜂起を題材としている。

戦争の描写がかなりハード。filmarksで感想を見たとき
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

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パッタイが食べたくなって、翌日タイ料理屋に駆け込んだ。

のっけから大変なセクハラパワハラおじさん祭りなので本当にここで奮起する必要があるのか?と思ってしまうんだけど、オエイは奮起する。その背景にある
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

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第二次大戦期を描いている作品を意識的に観ている中で、初チェコスロバキア。大戦期のヨーロッパを知りたければマストの一本だと思います。

最初から最後まで惨いんだけど、全てはあのミュンヘン会談から始まって
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キル・ボクスン(2023年製作の映画)

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キムチを切るシーンが秀逸。一番の見どころと言っても良い。

「何も悪くないのになぜ隠すの」で察せる娘すごい。大人にならざるを得ない子供という描写がリアルで、しかし中学生がこんなに物分かりが良くてたまる
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ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

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ナチスが芸術を自らの権力を高めるために使用したことやそれが及ぼした影響について、問題解決のために戦う人たちの言葉やファミリーヒストリーを通して知ることができる。ヒトラー対ピカソの話というよりはナチスド>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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共感性羞恥みたいなものがむくむくと湧いてきて戸惑った。表面的には自分が送ったのとは似ても似付かぬ少年時代なのになんでだろうと思ったけれど。同じような行動をしてはいなくてもその行動原理はなんとなく理解で>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

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観終わってすぐの頃に「これは主人公がテンポをコントロールすることができなくなっていく話だ」という考察を見かけてなるほどと思った。テンポをコントロールすることは、指揮者であるリディアにとっては仕事そのも>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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ネタバレする。

リナ・サワヤマさんと伊澤彩織さんによるアキラ、最高にかっこよかったです!‬

‪個人的には3作目がちょっと期待外れでどうかなと思っていたけれどすごく楽しんだ。見ていて面白いと思えるア
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

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諸々の設定の説明をする時間があるならその分アクションを見せたいんだろうな〜というのは分かる。だから『コンチネンタル』があるんだろうね。

個人的には設定の方が興味があるのでアクション長すぎ残虐すぎ〜と
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

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地域社会の人に「また仕事してんの?」って言われるのマジで意味わかんない笑

どんどんアクションが過激になっていて心配です…

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

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い、いぬ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜からのいぬ!

血がいっぱい出るような物ばかり見ているけど特に血がいっぱい出ること自体が好きというわけではないんだが、それ以外のところ…というと結構あっさりした話だったな。
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

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観ながら何度ももうこの国はダメだよ…もうこのジジイはダメだよ…となった。しきりに手を震わせ、ボサボサの髪を簾のように垂らし、背を丸めながら肉のない食事を少しずつ口に運ぶヒトラーはどう見ても老人としか思>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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「戦争は女の顔はもちろんのこと、男を含めたあらゆる性別の顔もしておらず、つまり人間の顔をしていないのだ(略)」

とは、逢坂冬馬さんの著書『同志少女よ、敵を撃て』に三浦しをんさんが寄せた文章の一部であ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

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最近韓国映画・ドラマばかり見ているけど、近年のヤクザ映画を観る度に邦画にも骨太の作品あるぞ!と思う。と同時に、ストーリーの繊細さみたいなところでは邦画に軍配が上がるんじゃないかなとも思う。自分が日本人>>続きを読む

トールガール(2019年製作の映画)

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ネトフリオリジナルのアメリカのハイスクールもの、軽い気持ちで見るのにすごく良い。感化されやすいチョロ人間なので、こういうのを見るとすぐにサイコ〜ッてなってしまう。

ミスコン常連の姉ちゃん、身長を気に
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ウーマン・キング 無敵の女戦士たち(2022年製作の映画)

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日本で公開されてないのなんで!?これはもっと観られてほしい作品!

19世紀の西アフリカが舞台で、この作品で描かれている世界は自分の生活とも映画でよく見るものともまったく違う。見たことがない景色、感じ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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自分の力で戦う高齢女性がおるのんええなの気持ち。ジャネットとハンクの「Cover me?」「Always.」でテンションぶち上がりました。

スコットはあいかわらずまあまあどうしようもないけどキャシー
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バビロン(2021年製作の映画)

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夜はカオスといえる有様だったハリウッドも、朝が来れば皆粛々と仕事にかかる…のかと思いきや、昼だってなかなかどうして負けぬ劣らぬカオス。こんな街、こんな産業の一部になろうなんて、まったく正気の沙汰じゃな>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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「Balenciaga!」「H&M!」の予告編見て絶対観ようと思ったやつ。下品な笑いや後ろめたい感じの笑いも多くて、途中自分の好きな面白さとはちょっと違うか?(笑いのツボが極狭)と思いもしたけど、結果>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

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初めてのジェイソン・ステイサムだった。

全員ちゃんと役割果たす系のチーム、好きでしかない。サラ役のオードリー・プラザ、JJ役のバクジー・マローンが良かった。

世界のリゾートがたくさん出てきて楽しい
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BTS: Yet To Come in Cinemas(2023年製作の映画)

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日本で喩えるなら名古屋ぐらいのヨーロッパの地で観た。そこにも変わらぬ熱狂があり心が熱くなった。

最初は静かだったけど『Save Me』で拍手聞こえる?となりボーカルラインで歓声聞こえる?となりラップ
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オットーという男(2022年製作の映画)

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いま隣に当たり前のようにいる人との日常は、いつか必ず当たり前ではなくなる。眠りながら手を繋ぐこと。ちょっとした会話。そういうなんでもない日常の尊さを改めて突きつけられ、自分の周りにいる人、あるものを大>>続きを読む

Mother and Daughter(英題)(2022年製作の映画)

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『賢い医師生活』のホ・ソンビン役であり『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のチェ・スヨン役のハ・ユンギョンさんが主人公のヨンスを演じる。復縁を望む元恋人の要求を拒否したら、その腹いせに知り合いとネット上に動画>>続きを読む