エドワード農村さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エドワード農村

エドワード農村

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マザーウォーター(2010年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

特に思い当たることもないのに気づいたら疲れていることがある。そんなとき。

ことばも考えもごはんも、どっかよくばりで過多になっていたからだなと。

「適当じゃないんだよなぁ」
「おんなじようには永遠に
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グッバイ・クリストファー・ロビン(2017年製作の映画)

4.2

Winne-the-poohのすっとんきょうだけどどこかほろ苦い作品性を支えるものとしていつまでも心に残るだろう。

戦争を何故繰り返してしまうのかという一貫した憤りや落胆を抱えつつ、決して順風満帆、
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.8

これだよ〜これが観たかったんだ〜としらしめる映画

何にも考えずに観ても直感的にハマるし、何か考えすぎてるときに観て頭の中クー!でいっぱいにするもよし

クー!よりママ〜ママ〜の方が中毒性高し

少女邂逅(2017年製作の映画)

2.0

関係性にのめり込む一歩手前の描き方がちょっとうすいと思ってしまったけど、いまは心象風景も写真映えする感じなのかな。だとしたら文字どおり容れ物だし、この作品への共感者が多いなら、花とアリスが公開された頃>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

この世で恐ろしいことを聞かれた時に、メアリーの人生をこわしてしまうこと、と答えるフランクに胸が詰まった。自分だったら?を思わずに居られない映画。誰かを思いやるほどに選択肢を狭めてしまいがちだけど、この>>続きを読む

3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.4

後編やっとみた。

信念が強いが若さゆえブレる香子やひなちゃんを軸に、支える家族と棋士として生きるしかない零の雪解けのような話にまとめられて、原作の細かなエピソードを削ったからこそのエッジが立っていた
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

自分もかつてあれだけ激しく揺さぶられた感情をエリオが感じているはずなのに、彼の父親の言葉で自分がもう本当の意味では体感し得ない感情なのかもしれないと気付く。切ない。
始まり良ければ終わりもたまらなく良
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーン、
今日はなんの日?今日は今日だよ。よかった、僕の大好きな日だ。今日が明日の時はずっと届かない気がしてた。プーのおばかさん。

その余韻にエンドロール終わるまで泣いた。こんなのダンサーイン
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劇場版ポケットモンスター みんなの物語(2018年製作の映画)

3.5

テーマは人間とポケモンの共生で変わっていないが、年齢も背景も違う登場人物たちが抱えるそれぞれの弱さにポケモンが気づかせてくれる試みが新しい。自分もその中の一人なのかもしれないと思わされ背中を押される。>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

-

日本国民全員が社会問題として意識すべき。なんてこと言うものでもない。むしろこういった感情と関係のない人たちはあえて知り得なくていい事実だと思う。例えばこれをみて暗い気持ちで泣いてしまう人。あなたはあな>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.7

時系列前後しますが、勝手にふるえてろが響いた人はぜひこちらも。

めんどくさい女だと一言で片付けられると腹が立つ自尊心。嫌われると分かっていても止められない。自分でも手に負えない自分。有り余る自分。を
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

題材につられてやってくる欲まみれの人間はみんなまとめて綺麗に洗車されて帰るくらい誠実で、ちゃんとキラキラしたものを持ち帰ることができる映画。だけど本質はごくごく普遍な話。大袈裟がない。というかその最も>>続きを読む

近キョリ恋愛(2014年製作の映画)

2.5

小松菜奈ちゃんの存在感にスコア5だとしても少女漫画の枠をでないお話。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

発想の妙。思い返してあれどうだったけな、ともう一度見たくなる。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

マイクミルズの映画に出てくる登場人物は必ず私の人生を豊かにしてくれる。アートかぶれの軟弱野郎とわかっていて、なお。

地球から来た男に影響されて髪を赤くしたアビーはオープンな人間で、すべて自分の切り口
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

ものすごく美しい追体験をした感じ。実話であること、またその先に今なお現実が続いている分、いたたまれないはずなのに世界で一番美しい人生の旅をしている気がした。

私は混血だが自分のルーツをたどる必要もな
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

初4DX異次元。
ずっと興奮して体が熱い…
終わったあと、しばらく現実味がなくなるというか…憧れた世界が増幅してぼんやりしてしまう…

その分、元ネタを見落としてると思うけど、そんなことはたいした後悔
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