エドワード農村さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

エドワード農村

エドワード農村

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

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ハリーポッターを見始めて思ったのが、いつヘレナボナムカーター出てくるんだろう…?(絶対にこの手の作品にいる)だったが、ついに出てきてキターーーーと心踊った。

発想として今作の自警団を結成して強くなる
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.9

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まるでシンデレラだったハーマイオニーに鼻血でそうだったけど、色々な悲しいことがあって最後に「みんなかわっていくのね」とアンニュイな顔をするハーマイオニーに「そうだよ」だけで納得感だすハリーにすごくモヤ>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ここで作風が変わると同時にあとに続くアズカバンという監獄の存在が明かになる。アズカバン送りにする、されないはハリーポッターの世界で相当に大事である。

冒頭からシニカルなバスに連れられてあの運転手のや
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

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キャラが濃くなる!
ロックハート先生がいかにもあやしいゲストで楽しい。(このあとのシリーズで闇魔法の防衛術教師は全員あやしいことが確信へ)

蛇語が使えることが前作から今作につながったとき、マジかよ!
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

ハリーポッターシリーズを今更通しでみてみると楽しい。

一作目はボグワーツへ入学するハリーの戸惑いと期待同様わからないことだらけで、すべてにワクワクする。十代に戻ったような気持ち。魔法世界を彩る小道具
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.7

映画館すぱらしい。じゃないとスキャマンダーさんの猛獣使いっぷりが伝わらないよ!

エヴォリューション(2015年製作の映画)

4.0

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見終わったあと感じたのは、わたしたち人間のからだはあまりに綺麗に出来すぎているような気がした。つるつるしている。

本作品に出てくるヒトというより何かの種はいびつなからだを持つ。もとい、人工的につくら
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.0

めくるめく彩り。
ストーリーの大味さを緻密な映像表現と音楽が忽ち越えていく。まるで絵が駆け出していくよう。

組紐の逸話が好きだ。
中島みゆきじゃないけれど縦の糸はあなた、横の糸はわたしだと思った。大
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.0

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売れたいモテたいを隠さないで、若者の代表になったビートルズ。いつでもなにか決めるときは四人で決めたというのがビートルズの肝だなぁと思った。

自分達の手に追えないところまできて、次第に人に喰われてボロ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

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映画というより、小劇場の舞台のようだった。やや癖があるが、訴えたいことは限りなく純潔で、たいへん熱のこもった作品。心が揺さぶられる。

宮沢りえが演じる母、双葉の心情は場面を切り取れば時に強引に映るけ
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ラブライブ!The School Idol Movie(2015年製作の映画)

3.7

1年生と3年生のユニット曲がオシャレで音源がほしくなりました。満足。限られた学生の間だけかがやくことに拘ったほのか達の決断がドルヲタを焼き尽くす内容です。

orange(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでいないけれど、これは恋愛の類いじゃない。青春の皮を被った贖罪映画。

肉親一人分の愛が、他人5人分くらいに相当するのは真実味がある。翔の喪失と後悔は計り知れない。

美しい松本の街なら翔の
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.8

「どうすればよかったの」と奇跡のショタゆづるが呟いたとき、世界の音が遠ざかっていったよ。花火といい、京アニの風景描写は見事ですね。

小学生時代の上野も石田も悪だけど正直だったなぁ。登場人物のいやなと
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人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

予想に反してショパンの音楽をふんだんにちりばめた映画ならでのはおだやかな時間が流れる作品。TSUTAYAは大人の味わいシネマのコーナーにおいてあったけど、なるほど。

みなまで言わず、行間で語る構図に
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「天国へピョンした ずるいよ」からはじまる母へのことばちょっとできすぎているくらいにたくましい。バァバが助け合ってつよくなるのよと諭したものが巡っているとしてもジャックはあまりに聡明。ママの愛が通って>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.7

おもしろい。

制作することのつらさ、楽しさ、熱さ、かなしさ、くやしさ、やめられなさがちゃんとつまってた。この映画を足掛かりに原作を読んだらどんなに胸が熱くなるだろう。生きている年数が長ければ長いほど
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

3.6

ずるい大人にけしかけられて簡単に自分を見失う弱さ。男の世界の中で生きていくことはべつにかっこよくもなんともないけれど、だけどこれが男なんだよと静かな画からめちゃくちゃ語りかけてくる。情けないけれど、か>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

軽い気持ちで観た層をも確実に楽しませ、そしてきっと後悔させる諸刃な作品になっていた。明朝体とあのテーマが、その口調やカットが実写で躍動する。待ちに待っていました。

庵野さん樋口さんをはじめ、各省庁や
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ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

3.8

お金恐怖症の男、タケが限界集落かむろば村にやってきて一銭もお金を使わず「何も買わず、何も売らず、ただ生きていく」コメディ。

ボケ倒してくる村人。村長の阿部サダヲと奥さん松たか子のピリッとした存在感。
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズあるある大集合!

デススターがただでかくなるだけという進化!ハンソロが乗り込んで爆弾設置で内側から破壊するというアナログ!身売りされたオンボロファルコン!これみよがしのダース・ベイダー
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COMET コメット(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

時系列シャッフル恋愛もの。

うまくいかなかった過去は、自分の記憶の中で都合よく別ものが別ものに結び付く。都合よく他人を夢の中で動かし始める前に、ふたつの太陽がのぼる。

出逢った日に呟いていた台詞が
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追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

3.8

大切な人を失っても忘れなければ奪われはしない。匂いから記憶を揺り起こされるような描写が散りばめられていて、ロマンティック

ベンウィショーの哀しみの瞳。
物憂げな美しさ。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から殺し屋レアセドゥで、ただならぬ雰囲気抜群。サイモンペッグが昇進して、うわ~このチーム弱そうと思ったらビンゴ。3D映像をつくるカメラに映ってビックリしちゃうサイモンペッグ笑える。でもそれが、今ま>>続きを読む