yさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ケス(1969年製作の映画)

4.3

切ない。
主人公の酷い兄、私の姉のようで胸が痛んだ。
主人子がかわいそう。タカだけが楽しみで友達だったのに。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.3

社会派映画で良かった。
社会の底辺(?)の人と、
役所の融通の気かなさというか自分の仕事のための仕事で何のためのサービスかというのは万国共通なんだとも。

トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

3.3

恵まれない人を描くのはベルギーの映画というかカンヌ受賞作品にありがちだと思うけど
明るいメロディーにのせながら、茶化しながらかわいそうな人生のままという。
遺体の背広を着るあたりから結末が見えていたの
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

2.0

デヴィッドリンチ監督、大好きですが
これは、所々シーンごとにユニークで面白い箇所がありましたが、
大筋(オチ)が分からなくて、ついて行けませんでした。

時間、夢、深層心理を織り交ぜた映画ならではの世
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雪の轍(2014年製作の映画)

1.3

パルムドームなので期待してしまった分この点数。
兄妹、夫婦、知人同士の批判合戦ですべてが中途半端に。
余韻を残す、見る側の想像に任せるには乱暴すぎる、切り方。

結局何を伝えたかったのか?
あの終わり
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.2

三女
姉の診察後、姉の具合に関心は全くなくただ医師を誘う。
瀕死の姉が小康を保った際、姉に読み聞かせを提案し、選んだのは訴訟の話
仲良くしたいと言いながら、家族の誰にも召使いにも実は無関心。
夫が腹か
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鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

4.4

ベイルマンの映画色々あるけど、やはり神への捉え方をテーマにしたもの面白いなと思った。
グンナール・ビョルンストランドとマックス・フォン・シドーの組み合わせは安定感がある。

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

4.7

ジョルジュドンの魅せる踊りの美と感動は映画の域を超えた芸術と思いますが、映画のストーリーは平凡というか・・・
戦争でいがみ合った国のそれぞれの人生の人がパリに結集しますが
例えば、ヌエレフ(ジョルジュ
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アンコール!!(2012年製作の映画)

3.3

歌は技術より年を重ねた人の言葉が響きました。
ヴァネッサ・レッドグレーヴの「true colors」良かった。
テレンスタップも


歌のシーンや老人ならではの怪我も面白く心温まる映画だったけど
父と
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愛と哀しみのボレロ・完全版(1981年製作の映画)

4.5

冒頭の「人間の歴史には2,3位の物語しかない、残酷ななでに繰り返されている。毎回それが初めてのような」とういうくだりで好きなタイプの映画だなと。
ジョルジュドンのボレロ、振り付けも個性的でアラビアっぽ
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誰のせいでもない(2015年製作の映画)

1.2

被害者の感情が理解できなかったし、感動する展開もなく好きになれない映画でした。
責めルばかりの展開じゃない新しさを誇示してるだけの映画?という冷めた感想。

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

4.3

何度か見たくなる映画。
セリフがほぼなくても見続けられるってだけでも監督さんの力量。
娘が食べることも飲むことも放棄した(生きるのを放棄)馬に「食べなきゃダメ」というシーンがあって、馬は食べない飲まな
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.8

思いがけない展開で、最初は明るい女の子が、障害になってしまった男性の死の願望を止めるべたな展開だろうと思っていたら反していた。
面白く、考えさせられた。
旅行中に病態が悪く、病死し、主人公の女の子は彼
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

1.0

評価が高いから見たけど・・・
ケビンコスナーそのものが暗いのも手伝って、退屈で30回くらい中断しながらやっと最後まで見れた。
自分勝手なケビンコスナー役。最後の黒人の子供も一緒に逃げていた子もすごいト
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霧の中の風景(1988年製作の映画)

1.0

テオ・アンゲロプロス、これはエレニの旅同様駄作だと思う。評価がたいのがわからない。

主人公に共感できない。
監督の自己満足作品に思う。エレニの旅はオチがないし主人公の努力や苦労を描こうとせず流動的に
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エレニの旅(2004年製作の映画)

1.5

テオ・アンゲロプロス監督の作品のたった3作目だけど、この監督は私が見た作品は女性が行動しない人ばかり。他のは男の人や子供(永遠と1日)がメインだけど、この映画は主人公エレニが女性で、能動的な人過ぎて内>>続きを読む

こうのとり、たちずさんで(1991年製作の映画)

4.8

いい映画。

タルコフスキーを比較に出す人がいるけど、タルコフスキーは演者泣かせというか、監督の知的アピールや色々とセルフィッシュさ?(日本語で適切な言葉がわからない)を感じてしまうことも。
アンゲロ
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永遠と一日(1998年製作の映画)

4.1

名声を得て、娘もいる有名な作家が、自宅に戻ることはないであろう最後の入院を決めた。
最後の入院の予定を、娘にも告げられない距離感。犬を預かってもらうためと手紙を渡しに娘夫婦宅に行くも、犬の引取りはかわ
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ストーカー(1979年製作の映画)

3.6

少しも目を離せない映画もせわしないけど、A・タルコフスキーの映画は、長回しというか動きがない部分が忍耐がいる。
2倍速以上の飛ばしでみると会話(字幕)も消えてしまうので、2倍速で見た部分も多いけどそれ
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処女の泉(1960年製作の映画)

4.1

3度見ました。
ヨンスの言葉や絵描きの言葉は大変現実的。
監督の代弁か?
ヨンスが映画の始めころ、宿を聞こうとした人はすでに死人で、主人にはそれを告げず「雄弁に、いささか陰気な話をした」旨答えたあたり
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.6

レビューを書いたつもりなのに無しになっている。たくさん書いたのに。
最も好きなイングマール・ベルイマンの作品の中で、最も好きな作品の一つ。何度も見て、監督の間違いを見つけてしまった位。

恐怖がないと
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.7

流石、リンチ監督、頭がいい、唸ってしまった。
パトリッシアアークエッドもその夫も好きなタイプではないので、残念と思いながら見ていたけど。パトリッシアアークエッドじゃなければもっと好きだったかも。

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愛、アムール(2012年製作の映画)

3.3

ハネケ監督にしては、期待はずれ。
普通の脚本というか凡作っぽい気がする。

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

4.1

ハネケ監督らしいといえばそう。
母の死で、弟のうつを助けた妻。夫もそれを助けそして上司との軋轢。世の中は国を挙げた紛争の準備のようなニュースが流れている。大人になると世の中の嫌なところも見えてきて笑顔
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オーファンズ(1998年製作の映画)

4.5

母の死後からの孤児たち、救いようのない気持ちにも
人間を描いた映画。
イギリス映画らしい。

反撥(1964年製作の映画)

4.3

長い間を開けての見直し映画です。
リンチがイレイザーヘッドでインスピレーションを受けた作品(イレイザーヘッドの方が相当に素晴らしいというか凄いと思うけど)。
カトリーヌドヌーブが夢想で犯されるのは昼顔
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

1.0

最後がどんでん返しというから見たけど
ごく早い段階で、「死刑執行前に冤罪が明らかになったら運動に効果がない」というセリフ、ゲイリーが頭がいいという設定から、見ているこちらがゲイリー達の魂胆がわかったの
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冬の光(1962年製作の映画)

4.7

2度見してしまった。
ライティングも素晴らしい。
怖がらなくてもいいかもしれない(中国の原爆)ことで
神経をすり減らしなんとか生きてる人は、神の庇護で守ってもらってる希望を頼りにしていたであろうに、
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白いリボン(2009年製作の映画)

4.7

ハネケ監督のピアニスト、隠された記憶同様
後味の悪い映画で、メッセージ性もあって好みでした。
冒頭にいろいろ起きるのを匂わせたので、何が起きるんだろうと一気に見入れました。
計画はクララ?
ジギが犯人
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

2.0

バックトゥーザフューチャーのシリアス風・低予算バージョンという感じ。
気の利いたセリフもなし。
見なくてよかった。ばかばかしいほどハッピーエンド。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.9

微笑ましく笑えるシーンもあり、主人公の人間くささと最後の切なさ。メッセージ性のある映画でもありいい映画。見て欲しい映画の一つだと思う。

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.8

とても良かった。
クリンストイーストウッドは自分でいつもいい役を取るなぁ?グラントリノ同様に。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

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どこがいいのか分からない。
アカデミーはユダヤ人が入りやすいだけかな?
映画館で見たけど、時間の無駄でした。