星降る夜にあの場所でさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

星降る夜にあの場所で

星降る夜にあの場所で

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モンテ・ウォルシュ(1970年製作の映画)

4.0

明日からDVDレンタルが始まるようなので☆

キャス・エリオットが歌う「Great Times Are Coming」がオープニング・クレジットで流れる。
以後、音楽はノスタルジックなこのメロディのア
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エヴァの匂い(1962年製作の映画)

4.7

追悼するならコレを観て!
と声を大にして言いたい私的ジャンヌのベストアクト☆
そして、不動のロージー・マイベスト★

~ジャンヌと煙草とビリー・ホリデイ♪~

レンタルもされているようです。
因みに私
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モリツリ/南太平洋爆破作戦(1965年製作の映画)

4.0

「橋」「グライド・イン・ブルー」繋がりで

贔屓目が入らないよう、敢えて大好きなマーロンはノータッチで(笑)
文章でのレビューがないので簡単にストーリーを。
第二次世界大戦中、快進撃を続けていたドイツ
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グライド・イン・ブルー(1973年製作の映画)

4.3

「イタリア旅行」の一本道繋がりで

カリブ・ランチ・スタジオの設立者である音楽プロデューサージェームズ・ウィリアム・ガルシオが、コンラッド・L・ホールをカメラマンに迎えて撮った唯一の監督作品。
画に関
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ハリケーン(1937年製作の映画)

4.2

「周遊する蒸気船」ジョン・フォード繋がりで

シェストレムの「風」から約10年後、「風」を遥かに上回る暴風とそれに伴って引きおこる津波の凄まじさ。
本作公開から80年たった今でも、これを超えるような自
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ドイツ・青ざめた母(1980年製作の映画)

4.1

崇敬するIホール初代総支配人様 35

当時、戦地へ赴いた夫の帰りを待つ妻側の目線にたって描かれた戦争映画など観たことがなかったので衝撃的でした。
女性監督にしか描けなかったであろう秀作だったと記憶し
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ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

4.1

「ブロンクス物語~」繋がりで

本作「ミーン・ストリート」ジョニー・ボーイ
「ゴッドファーザー PART II」ヴィトー・コルレオーネ
「タクシードライバー」トラヴィス・ビックル
この三作のキャラクタ
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

4.4

何度か観ていますが、一昨年の6月15日に再鑑賞。
表社会の父と裏社会の父に対する接し方に戸惑いながらも、主人公なりの反発と気遣いで双方から愛され続ける主人公の成長記。
リトル・イタリー出身の監督と脚本
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極北の怪異/極北のナヌーク(1922年製作の映画)

4.5

夏ですね~21

フラハティ傑作ドキュメンタリーの1つ。
Blu-rayにて再鑑賞。
間違いなく涼しくなれますので(笑)
95年前のイヌイットの驚くべき生活が堪能出来る、一度は観ておきたい貴重な作品☆
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ステラ・ダラス(1937年製作の映画)

4.3

「周遊する蒸気船」のアン・シャーリー繋がりで

「ステラ・ダラス(1925)」「ステラ(1990)」と甲乙捨てがたいほど大好きな作品。
何度も書いていますが、父と息子の関係を描いた作品にからきし弱い私
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周遊する蒸気船(1935年製作の映画)

4.6

「若草物語」繋がりで

どうでもよい話ではありますが、個人的に(*´з`)×5のジューン・アリソンに続く数少ない(*´з`)×4の1人アン・シャーリーの死ぬほど可愛い姿をこれでもかと堪能できる傑作☆
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若草物語(1949年製作の映画)

4.5

作品に関しては説明不要だと思いますので、誰かが聞いているのを知っていての独り言(笑)
私の中で若草物語のジョーと言ったら、キャサリンでもなくウィノナでもなく本作のジューン。
見てくれは原作とのギャップ
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.1

「灯台守の恋」でのらせん階段で思い出し
漢たちも男子力を磨くべし(笑)19

パッケージはパッとしませんが、なかなかの佳作。
拳銃で撃たれながらも、相棒に危機を知らせようと階段を昇っていくがたちこめる
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ロシア52人虐殺犯/チカチーロ(1995年製作の映画)

4.0

星降る夜に押し入れ探検隊54

同じ事件を取り扱っている「チャイルド44 森に消えた子供たち」より数倍好き。
旧ソ連の政治的圧力に耐え凌ぎながら交代することなくこの事件を約12年担当し続けた刑事(元検
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イタリア旅行(1953年製作の映画)

4.6

マイベストムービー候補として

ロベルト・ロッセリーニの神演出はもちろんのこと、ナポリの名所でアーネスト・ホーストのローキックの如く効かせまくられてヘロヘロになっていくバーグマンがいい。
一本道マニア
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(1959年製作の映画)

4.4

マイベストムービー候補として

神様のいたずらにもほどがある…
上官の思いやりから真相を聞かされていなかった7人の青年新兵たちの悲劇的な交戦が涙を誘う、言わずと知れたベルンハルト・ヴィッキの傑作☆

題名のない子守唄(2006年製作の映画)

4.4

トルナトーレ、マイベスト。
ヒューマン・サスペンスの傑作。
溢れ出して止まらない母乳を飲んで貰えるはずの赤ん坊がいないことで、白シャツの胸部が濡れて透けるカットがどうしょうもなく泣ける…
ラストの救い
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ジェニーの肖像(1947年製作の映画)

4.5

星降る夜に押し入れ探検隊52

「ブリューゲルの動く絵」と「灯台守の恋」、灯台、アコーディオン、動く絵画つながりで

久し振りに再鑑賞。
やっぱり好きだわぁ~こういうの♪
売れない絵描きとサーカスの花
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クジラの島の少女(2002年製作の映画)

3.9

夏ですね~20

代々、族長は男と決まっていた風習を不屈の精神で打ち破った族長の孫娘のお話。
目の中に入れても痛くない孫娘への思いと何よりも伝統を重んじる族長としての重責に苦しむ祖父の非情にも映る毅然
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灯台守の恋(2004年製作の映画)

4.2

夏ですね~19

邦題は男女間の恋にスポットを当てた形になっているが抑えておきたい見所は、妻を心底愛しているのだが子宝に恵まれない元よそ者の男と住民同士の結束が強い閉鎖的な島に新任の灯台守(未経験)と
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七月のクリスマス(1940年製作の映画)

4.2

星降る夜に押し入れ探検隊53

短時間で幸せな気持ちを味わえる傑作コメディ。
職場の夢見がちな同僚をちょっとからかうつもりが、とんでもない事態へと発展。
本がよく出来ています♪
お薦め☆彡

眼には眼を(1957年製作の映画)

4.5

復讐劇の傑作。
砂漠に引っ張り込むまでの作戦が巧妙すぎて、どこまでが計算通りなのかがわからなかったのだが、ラスト間際で…
ん!この人最初からそのつもりだったのか…
と気付いた瞬間に、これならケースバイ
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0061/北京より愛をこめて!?(1994年製作の映画)

4.3

「国際諜報局」繋がりで。

大好きなパロディの1つ。
個人的には激ツボ(*^▽^*)
失笑と大爆笑2種類の笑いを楽しみつつ、本格的アクションで痺れさせてもくれる♪
肉切り包丁武器最強説を実証する香港ア
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国際諜報局(1964年製作の映画)

4.3

連休中、ドラマ「探偵物語」を観ていて思い出し。
優作さん、コレ絶対観てたんじゃないかと思う。
諜報員と探偵の違いはあれど、漂っている空気感が数え切れないほど繰り返し観ているドラマ版「探偵物語」と強烈に
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ブリューゲルの動く絵(2011年製作の映画)

4.2

傑作☆彡
ただ、ブリューゲルの「ゴルゴタの丘への行進」に興味がない方には、画が綺麗なだけの退屈な作品かもしれません。
こういった作品を観るとCG映画に苦手意識がある私ですが、CG万歳!と雄叫びをあげて
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テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

4.0

先日、「ブラッド・ファーザー」と「ハクソー・リッジ」を観ていて、メル・ギブソン出演のお気に入りコメディ「マーヴェリック」を思い出す。
なんでこの2作からコメディなの?
と聞かれてしまうと「マーヴェリッ
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刑事マルティン・ベック(1976年製作の映画)

4.2

先日レビューした「マリア・ラーション 永遠の瞬間」繋がりで。
スウェーデンの傑作警察小説「マルティン・ベック シリーズ」の第7作にあたる「唾棄すべき男」が原作。
大好きな「みじかくも美しく燃え」の監督
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ソビブル、1943年10月14日午後4時(2001年製作の映画)

4.3

「博士の異常な愛情~」繋がりで。
ランズマンといえば「SHOAH」が知られているが、ユダヤ人収容所内での貴重な史実が、数少ない生き残りの口から直接聞くことが出来る本作も是非ご覧になって頂きい秀作。
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.2

オールタイムベストを選考しながら、映画に出てくるお気に入りのキャラクターを思い出していて本作をアップしていなかったことに気付く。
ストレンジラヴ博士、ぶっ飛び具合が最高過ぎる(=゚ω゚)ノ
そしてアイ
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輝きの海(1997年製作の映画)

4.3

星降る夜に押し入れ探検隊51

私が初めてレイチェル・ワイズを劇場で観た作品であり、レイチェル出演作品、マイベストでもある。
変わり者とよそ者が育む一途な愛の物語。
ラストで二人の愛の結晶が踊ってみせ
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これから書く内容はレビューではなく、今年のトライベッカ映画祭2017に便乗した単なる私の思い出話(私が覚えている最も古い記憶でもある)です。
「ゴッドファーザー(以下GFと表記)」を鑑賞する上で全くを
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花様年華(2000年製作の映画)

4.6

言わずと知れた傑作。
ウォン・カーウァイも迷うが、やはり本作と「欲望の翼」だろうか。
キレのある演出が忘れられない逸品。
公開当時、本作を一緒に観た友人と誕生日が近く、どういった流れでそうなったのかは
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赤い砂漠(1964年製作の映画)

4.5

自然と共生していた者にとって、この世界で生きていくことはどれだけ苦痛であったことだろう。
本当は本作の主人公が正常であり、その他の人間が正常ではないのだから…
こんな事を書いている私も正常ではない人間
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ヴァンダの部屋(2000年製作の映画)

4.4

ペドロ・コスタを7作ザッと再見し、この監督はやはりドキュメンタリータッチ向きの監督なんだと強く思った。
しかも、ドキュメンタリーをアーティスティックに仕上げてしまう数少ない監督の1人。
その中で断トツ
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マリア・ラーション 永遠の瞬間(2008年製作の映画)

4.4

「存在の耐えられない軽さ」でのカメラ繋がりで

スウェーデン三大巨匠の1人、ヤン・トロエルの秀作。
ベルイマン、ヴィーデルベリに比べて日本での認知度が低いのですが、本作と「ハリケーン」を見た限り他の二
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存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

4.3

先日発表されたデイ=ルイスの引退にショックを受けたのは私だけではないはず。
マーロンが20世紀最高の俳優なら、デイ=ルイスは彼の経歴からいって21世紀最高の俳優といっていいだろう。
ご覧になって頂けれ
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