しょこさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

しょこ

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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

んー、テレビ映画でしたね。
おもしろいかおもしろくないかって言ったらおもしろいし、ドキドキしたけどテレビだなあって感じ。
音楽も乱発しすぎというか、もっとここぞというときだけ鳴らせばいいのになって思い
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

全国から遅れること約ひと月、やっとわが田舎県でも観られるようになりました…!

秘密を隠しもった高橋一生、どエロい。
…という頭の悪そうな感想。

このコロナ禍の中で、非常に考えさせられる展開でした。
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.6

あんな愛らしいおっさん3人がわちゃわちゃ出てきてくれるのなら、年を取るのもこわくないな。
…っていうのがいちばんの感想ですすみません。

桃子さん、リアルにうちの両親と同世代なので、いろいろ個人的に刺
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.1

公開直後に観たのにレビューしそびれていた作品。
共感度超低め、嫌悪感抱きまくりの一作。

周平がこの負の生活から抜け出すチャンスは本当はちゃんと何度かあって、
たとえば実の父の、たとえば亜矢の、その手
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空に住む(2020年製作の映画)

3.3

お前ら全員まったく好きになれねえええ!と思ってるうちに終わってしまった。
多部ちゃんも岸井ゆきのちゃんも美村里江さんも大好きなのだが。
(あ、柏木さんとコンシェルジュさんは好きどす)

でも、あの霞の
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.5

この題材はずるいわ。こんなんうるっとくるわ。
でも、前半はコミカルに、後半はちょっとシリアスに描きながらもずっと人にあたたかく寄り添う視線があって好きでした。
ただの「泣かせます映画」じゃなかったよう
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.3

この高評価の中、こんなことを書くのは気が引けるのだけど…

私は、凪沙をあんなにも悲惨な目に遭わせる必要はなかったのに、と、この物語に対して怒りに似た気持ちを感じております。
監督はLGBTの思うよう
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.3

藤井道人監督の映画は映像がきれいで好きです。構図がカッコいい。
そしてこの方、清原果耶さんを撮らせたら現時点では日本一なのではなかろうか。
…ってぐらい、彼女の瑞々しい魅力に満ちた作品でした。

ちょ
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人数の町(2020年製作の映画)

3.3

わあ、「世にも奇妙な物語」だ。

…感想を一言で言うと、とにかくこれにつきる。
発想のおもしろさには唸った。
衣食住を保証されるかわりに、「自分を失う」ディストピア。
ここには借金取りもDV夫もやって
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

タイトルに偽りなく、むしろ「青くて痛くて痛くてイタい」よ!…と、なにやらあいたたた…とダメージ受けて恥ずかしくて痛痒い。

楓が嫌っていたキラキラの人たち、じつはみんなふつうにいいやつなんだよな、とく
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.4

「今更有名作品観てみよう」シリーズ。

これはほぼほぼ内容知らずに観たので純粋に没入できました!

…せつねえ。

エヴァンはケイリーのことが本当に大事だったのね…。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.3

「今更有名作品観てみよう」シリーズ。

「どんでん返しの名作」としてはずせない本作、その「どんでん返し」というワードのせいで穿った目で観てしまって、「こいつが黒幕だったりするんじゃねーの?」と思ってた
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(2020年製作の映画)

3.3

「どこにいたの 生きてきたの 遠い空の下 ふたつの物語」
…でした。

平成という時代を、交わりながら、離れながら、それぞれ懸命に生きたふたりの物語。
展開的に「なんでやねん!」と思うところもあったけ
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天気の子(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

自分内「夏休みなので有名どころを観よう」キャンペーン。

噂にはいろいろ聞いていたので(いわく、「身勝手すぎる」「セカイ系」「厨二病」)、マイナスからのスタートだったのだけど、まずは素直に映像がきれい
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.1

「やべーもん観た」
っていうひとことに尽きます。
「明るいミッドサマー」っていう評を目にしたけど、そうね確かに大きな渦に巻き込まれてヤバイ目に遭う感じはちょっと似てる。

おもしろいかどうかっていった
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.6

自粛あけ、久しぶりに観た新作映画(だいぶ前に観たのにレビューをあとまわしにしていました…)
効果的に流れるクラシックが◎。
とくに、火曜日くんが「初めての水曜の朝」を経験し、いつも休館で入れなかった図
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

4DX鑑賞!
いやー楽しかった!
レイバーアクション、台風、海上の巨大建造物解体…そりゃー4DXとの親和性バツグンに決まってた。
今まで観た4DX作品の中でダントツに4DX向きだった。
終わる頃には、
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ダラダラ続くものは、だいたいマンネリ化や内輪受けを免れない。
大好きな世界だからこそ、そうなってほしくないのです。
だからあと1回だけ映画つくりましょう、ぜひ。
「3部作」ってなんだかカッコいいし(笑
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.1

映画館で観たかったのですが、わが県には来なかった映画。
しんと静かで美しい映画でした。
消えゆくものの光。

コロナ禍で閉店せざるを得ないお店がどんどん出ている今、なおさら胸に残る光がありました。
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シックス・センス(1999年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

言わずもがなの超有名作、BSでやっていたので初観賞。
残念ながらあの仕掛けは知ってしまっていたので、最初からそういう目で観ることに。
ああー確かにーなるほどねー、うまいなあと唸らされました。
少年は最
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

これが32年前の作品ですと⁉︎
っていう驚き。
大友克洋氏はバケモノか。

これ、32年前に観た人たちは度肝抜かれたんだろうなあ。
だって私が32年前に家のテレビでのんきに観てたアニメってもっと、作画
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his(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

リアル田舎育ちとしては、ファンタジーに思える。
迅の自給自足生活も、田舎の人たちのあたたかさも。
私にはごくごく近しい存在にLGBTがいるけれど、田舎には住めないと都会へ行って、もう何十年も帰ってきて
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オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

3.0

明日からまた通常勤務な連休最終日に「お仕事がんばろう系映画」を観て気持ちを仕事モードにしようかと思って…。

うーん、人物造形がステロタイプ…。
最初の頃の久瑠美のイヤな子っぷりもだし、中盤での唐突な
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アラジン(2019年製作の映画)

3.2

私、食わず嫌いでこの年になるまでディズニーほぼ未履修なんです。
先日観た「美女と野獣」が素敵だったので勢いでアラジン。
ランプをこすったらランプの精が出てきて願いをかなえてくれる、という基本設定しか知
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.2

ピュアで直球な青春映画なんだけど、大真面目にクレイジーな問題作だと思う(笑)
レビューで皆さんおっしゃってますが、前田のあっちゃんがいい!
あと、平井堅さんの主題歌もすごくかわいくて好きです。

パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ああ、まあ、そうですよね…
っていう感じだった。
パラレルワールドって言っておきながらパラレルワールドじゃない。
…のは、観る前からたぶんそうだろうと思ってはいたけど。
むしろパラレルワールドだったら
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.0

最後「ファッ⁉︎」ってなりますがいろんな方のレビューを読んでやっと腑に落ちる。
そう思ってもう一回観るべきか…

「全然寂しくなくて、寂しい」は名台詞。

シム・ウンギョンちゃんは透明感があってとって
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

良くも悪くもフジテレビだなあって感じでした。

これは映画そのものじゃなくて宣伝方法の話なんだけど、ミステリ作品でポスターにちょっとしか出ない人まで入れた、メンツだけは豪華なキャストをずらっと並べて「
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.8

昨日、金曜ロードショーにて。
じつは初めてだったんです、美女と野獣。
お話もなんとなくしか知らなかったんです。
なので、冒頭の野獣が野獣になる原因となったエピソードにのっけから引き、
さらにガストンが
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

昨日、金曜ロードショーでアニメ版を観たあとさっそく実写版を観てみた。

わたくし、わりと斜に構えた人間なんですけどね、
年をとったらもうなんかいろいろストレートなものに泣ける泣ける。

お城の仲間たち
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mellow(2020年製作の映画)

3.3

「メロウ」というタイトルの語感そのままに、やわらかい映画だった。
ひとことで言うなら「田中圭モテモテ伝説」な映画なのですが。

映画の中の季節はクリスマス直前なのだけど、なぜだろう、なんだか春のイメー
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.5

ほんとにほぼ何も起こらなかった(笑)。
でもいとおしい。
日常がなんだかいびつになってしまった昨今だから、よけいにいとおしい。

「セトウツミ」でも思ったけれど、この時間は永遠ではないから、だからなん
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初恋(2020年製作の映画)

3.7

おもしろかったーーー!

という、頭の悪そうな感想ですみません。
いやもう、数日前に「ミッドサマー」を観たもんだから余計に。

深夜のホームセンターでのバトル、ワクワクした。
内野聖陽さんが鬼かっこい
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

なんだかTwitter上でいろんな人たちが言及しているので、ついつい観に行ってしまったのですが。

…人生最大のトラウマ映画だったよ…

あまりにも鬱な気分で家路に着き、悪夢を見るんじゃないかとびくび
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

田島に対して「この男ォ…(イラッ)」という感情しかなかったのだけど、最後の最後でくそう、好きになっちゃうやんか!
あんな潤んだ瞳で窓の外から見上げてくるの反則だし!

わちゃわちゃコメディかと思いきや
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影裏(2020年製作の映画)

3.3

陰影がくっきりしていて美しかったな。

儚げな綾野剛、幸薄そうな綾野剛は大好物ですご馳走様です。

そして中村倫也氏の、(出番は少ないながらも)すばらしい使い方を久しぶりに見ました…!

ザ・純文学、
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