幽斎さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

幽斎

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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

4.2

恒例のシリーズ時系列
1978年 5.0 John Carpenter's Halloween ホラーの歴史を変えた傑作
1981年 4.4 Halloween II 邦題「ブギーマン」はナンセンス
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ヘルウィン(2019年製作の映画)

3.8

ハロウィンの日、ベントンの町でパンプキンマスクをしたパトリック、あだ名トリックがナイフで高校生を刺す事件が起きる。トリックの行方は分からないまま、ハロウィンの日に似た事件が起こり、トリックの関与が疑わ>>続きを読む

殺人鬼ジョン・ドウ(2019年製作の映画)

2.0

本作はアマゾン・プライムでお馴染みitn distribution作品。よゐこの皆さんは、この時点でそっとレビューを閉じた方が賢明。理由?、それはクソの垂れ流しの様な作品ばかりだから。ホラーに詳しい友>>続きを読む

水を抱く女(2020年製作の映画)

4.4

ベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞した代表作「東ベルリンから来た女」や「未来を乗り換えた男」ドイツの過去と未来を切り取り、国際的に社会派として知られるChristian Petzold監督最新作。ベ>>続きを読む

ザ・メッセージ/アイ・スティル・シー・ユー(2018年製作の映画)

4.2

私は子供の頃からミステリー小説好き、高じてFilmarksでは大作映画は他の方に任せ、スリラー専門を標榜。スリラーとは基本的に謎解き、フェアな伏線回収が評価基準と成る。だが、1つだけロジックに反するジ>>続きを読む

クライシス(2021年製作の映画)

4.0

レビュー済2018年「ベン・イズ・バック」以下「ベン」、Opioid Crisisを最初に取り上げたメジャー作品。Peter Hedges監督と息子Lucas Hedges出演。テーマに共感して出演し>>続きを読む

キャンディマン(2021年製作の映画)

4.6

恒例のシリーズ時系列
1992年 4.2 Candyman 都市伝説とホラーを結び付けた画期的作品
1995年 3.8 Candyman: Farewell to the Flesh キャンディマンの
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スプリー(2020年製作の映画)

4.0

「承認欲求」学会ではヒューマニスティック心理学の1つ。他者をコントロールするサイコパスと違い、内面欲求を追及するので「個人の境界線」Personal boundaries、通称バウンダリーとも呼ばれる>>続きを読む

#フォロー・ミー(2020年製作の映画)

3.8

スリラー映画のネタ枯れは深刻、最近では「タイムループ」「リアルエスケープ」ばかりで頭痛い(笑)。落ち着く結末は1つしか無いが、もっと気の利いたアレンジメントを求めて、やっぱり観てしまう。のむコレ202>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

恒例のシリーズ時系列
1971年 David Lean監督作品、製作中止
1973年 Alejandro Jodorowsky監督作品、製作中止
1984年 3.0 D
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.2

恒例のシリーズ時系列
1971年 DUNE David Lean監督作品、製作中止
1973年  DUNE Alejandro Jodorowsky監督作品、製作中止
1984年 3.0 DUN
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.0

恒例のシリーズ時系列
1971年 DUNE David Lean監督作品、製作中止
1973年  DUNE Alejandro Jodorowsky監督作品、製作中止
1984年 3.0 DUN
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異端の鳥(2019年製作の映画)

5.0

配給元トランスフォーマーには謹んで感謝申し上げたい。モノクロームで台詞も殆どない本作を劇場で観た多くの人が「もっと綺麗な画質で観たい!」DVDでなくBlu-rayを求めリクエストと抗議が殺到した問題作>>続きを読む

シリアにて(2017年製作の映画)

4.6

「シリア内線」2011年から続く現在進行形のシリア全土の内戦、と言ってもスケールは世界レベル。アサド政権存続の攻防が何時しかアメリカとロシア、中国の代理戦争の様相を呈する。このトピックは多くの映画が創>>続きを読む

ずっとお城で暮らしてる(2018年製作の映画)

4.0

小説「We Have Always Lived in the Castle」映画化、邦題も直訳そのまま。2018年9月ロサンゼルス映画祭で初演、2019年5月北米公開。さぁ日本公開と言う時に武漢ウイル>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

4.2

シリーズ時系列ですが、リリース順ではなく、死霊館ユニバースとしての時系列
1952年 4.0死霊館のシスター 安心して観れるゴシック・ホラー、レビュー済
1958年 3.0アナベル死霊人形の誕生 脚本
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ホラーハウス(2021年製作の映画)

1.8

9月下旬某日、京都の料亭「下賀茂茶寮」にて、恒例のオフ会を開催。Filmarksのフォロワーさん、では無く京都の友人達とのコンベンション。洋画を趣旨とした集まりで、8人のメンバー其々が異なるジャンル好>>続きを読む

ホラーハウス Vol.2(2021年製作の映画)

2.0

Vol.1の続き

【ネタバレ】①と②を大真面目に考察します、鑑賞後にご覧下さい【見ちゃダメ】

①でコテージに纏わる噂話はしっかり説明されてる。目の無い女は、鈴木美鈴アバズレがセックスすると壁を引っ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

5.0

恒例のシリーズ時系列、勿論過去最長(笑)
1962年 5.0 Dr. No 全ては此処から始まる、スパイ・スリラーの金字塔
1963年 5.0 From Russia with Love シリーズの定
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ココディ・ココダ(2019年製作の映画)

4.0

「シッチェス・カタロニア映画祭」映画ファンなら一度は触れた事の有る作品を数多く輩出。ブリュッセル・ファンタスティック映画祭。ポルトガル・ポルト映画祭と並ぶ世界三大ファンタスティックだが、日本では圧倒的>>続きを読む

ソニア ナチスの女スパイ(2019年製作の映画)

3.8

「歴史の裏側に隠された驚愕の実話」名の下に自国のスパイを描く作品がヨーロッパで相次いでる。ナチス、つまりドイツと連帯するEU諸国には、制作し易い現状も在るが何処かの国の代名詞「1000年経っても謝罪を>>続きを読む

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

4.8

私は子供の頃に英国ミステリーにド嵌り、映画も国別ではイギリス映画が一番好き。彼らの視点は常に第三者の俯瞰精神を忘れない、自己分析と自己批判が出来る人と国。国益を守る為なら右派も左派も関係無い。京都のミ>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

4.0

本作は1970年製作、日本は1972年公開。当時の日本ヘラルドの宣伝文句「地獄でも天国でもいい、未知の世界が見たいの!。悪の楽しさにしびれ、罪を生きがいにし15才の少女ふたりは、身体に○をつけた」自主>>続きを読む

ロックダウン(2021年製作の映画)

3.0

Anne HathawayとChiwetel Ejioforは、COVID-19パンデミックでロックダウンのロンドンに住むカップル。2人が別れる決心したのと時を同じくして、300万ポンドのダイヤを盗み>>続きを読む

レミニセンス(2021年製作の映画)

4.6

「全世界渇望のハリウッドSFサスペンス超大作」←嘘も此処まで来ると犯罪レベル。予算もビッグ・バジェットに程遠く、テーマもSFサスペンスが本筋ではない、日本の予告編もJonathan Nolan推しが過>>続きを読む

ラブ・エクスペリメント(2018年製作の映画)

4.2

未体験ゾーンの映画たち2021、レビュー済「ファブリック」「アーカイヴ」「デンマークの息子」「バッド・ヘアー」「フロッグ」よく見てるな(笑)。ヒューマントラストシネマ渋谷から遅れる事2ヵ月。映画を見る>>続きを読む

リビング・ウィズ・ゴースト ある家族の物語(2019年製作の映画)

3.8

Angelina Strechina主演ホラー。パーティー会場を探す若者と古びた建物を訪れたキャティヤ。彼女はかつて其処の主人に恋心を抱いてた。今では廃墟と為ったその場所で、若者はパーティーを始めたが>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.6

強迫性障害Obsessive-Compulsive Disorder、OCD。極めて強い不安感「強迫観念」、それを打ち消す「強迫行為」。2つが存在して強迫症。ドアノブが不潔だと感じて触れない、不吉な数>>続きを読む

とっととくたばれ(2018年製作の映画)

4.4

私の本職は①ミステリー「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」。②スリラー「テネット」。③心揺さぶられる作品「ポルトガル、夏の終わり」。結果的にホラーも考察を要する作品に関心が有るだけ。本作はコメデ>>続きを読む

恐怖ノ黒電波(2019年製作の映画)

4.2

「シッチェス・カタロニア映画祭」映画ファンなら一度は触れた事の有る作品を数多く輩出。ブリュッセル・ファンタスティック映画祭。ポルトガル・ポルト映画祭と並ぶ世界三大ファンタスティックだが、日本では圧倒的>>続きを読む

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.0

恒例のシリーズ時系列
2004年 5.0 SAW ソリッドシチュエーションの最高傑作、生涯1位作品、レビュー済
2005年 4.0 SAW II 続編としてもスリラーの佳作レベルをクリア
2006年
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ウルフズ・コール(2019年製作の映画)

4.2

2021年最新版世界の海軍力ランキング
1位アメリカ 最新鋭バージニア級原子力潜水艦は世界最強。空母も11隻を保有
2位ロシア 腐っても鯛、シリアへの巡航ミサイル攻撃は世界に衝撃を与えた
3位中国 数
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2:22(原題)(2017年製作の映画)

4.0

タイトル「2:22」意味がないと仰る方が居るが違うんだなコレが(笑)。少し脱線するけどアメリカ限定ですが、枕元にデジタル時計を置いて、主人公が目を覚ます。映画で「とても」よく見掛けると思いますが、なぜ>>続きを読む

フロッグ(2019年製作の映画)

4.6

※本作品は期待値を20%下げて御鑑賞下さい。理由はコイツのせいです

発売元クロックワークス「開始45分、その恐怖は快感に変わる」

私の専門ジャンル「スリラー」は、こうして傑作が日本の配給会社に潰
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秘密への招待状(2019年製作の映画)

4.0

恒例のシリーズ時系列
2006年 4.8 EFTER BRYLLUPPET デンマーク/スウェーデン合作、オリジナル
2020年 4.0 AFTER THE WEDDING ハリウッド・リメイク、本作
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カポネ(2020年製作の映画)

3.6

Al Capone。歴史上最も有名なギャングとして映画でも数多く語り継がれる。彼無しではハリウッドの犯罪映画(クライム・スリラー)は有り得ず、James Cagney主演1931年製作「民衆の敵」映画>>続きを読む