幽斎さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

幽斎

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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.8

恒例のシリーズ時系列
1947年 4.4 Nightmare Alley「悪魔の往く町」Tyrone Power主演
2021年 4.8 Nightmare Alley「ナイトメア・アリー」本作、リビ
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デッド・オア・アライブ DEAD OR ALIVE(2020年製作の映画)

3.8

邦題「DEAD OR ALIVE」と言えば、コーエーの対戦型格闘ゲーム。ニューロマンティックのイギリスのバンド。三池崇史監督のヤクザ映画。洋題にしてもニアリーなタイトルが多過ぎ。販売元のアメイジングD>>続きを読む

河畔の家(2021年製作の映画)

3.6

アルメニア出身Angela Sarafyanと、C級俳優Paul Schneider。家族を修復すべく、娘の2021年「エターナルズ」出演Lia McHughを連れてルイジアナの屋敷を訪れる。しかし、>>続きを読む

生き埋め(2019年製作の映画)

4.0

2019年にポーランドのテレビ局と映画製作会社が共同出資した長編映画。日本ではアマプラでしか観れないが、乱造される何ちゃってサスペンスとは異なる、社会派スリラー。作品のアトモスフィア自体が正にポーラン>>続きを読む

アメリカン・レフュジー(2021年製作の映画)

3.6

アメリカで大恐慌が発生、主人公グレッグは自宅に強盗が襲撃してくる中で、隣人サムの地下シェルターへと避難。しかし、家長サムの情けを得るには、自分達が役に立つ事を証明しなければ為らない。シェルター内の人間>>続きを読む

デーモン・インサイド 血塗られた家(2017年製作の映画)

3.6

劇場公開を念頭に2017年に製作したが、買い手が付かず塩漬け。が、配信作品の枯渇を補うべく北米ではGoogle playとItunesで「ひっそり」リリース。Budgetが$50,000と低予算と言う>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.6

原題「The Courier」直訳すれば運び屋。本来はspecial messengerなので、日本語的には特使が正しい。「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」オスカーにノミニーされた>>続きを読む

クライモリ(2021年製作の映画)

3.8

恒例のシリーズ時系列
2003年 3.8 Wrong Turn 邦題「間違ったターン」ヒルビリーホラー復活
2007年 Wrong Turn 2: Dead End 見る価値ある?
2009年 
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.0

恒例のシリーズ時系列
2008年 Chaos Walking「混沌の叫び」心のナイフ 東京創元社
2009年 Chaos Walking「混沌の叫び」問う者、答える者
2009年 Chaos Walk
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

5.0

恒例のシリーズ時系列
1989年 4.8 Batman Prince最高!、Kim Basingerも最高!
1992年 4.2 Batman Returns バットマンは狂言回し
1995年 3.6
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アクセル・フォール(2021年製作の映画)

3.4

久し振りにやってくれたな、誰の事かって?、アメイジングD.C.←お前だよ。「スリル満載のアトラクション・脱出スリラー」嘘を憑くにも程が有る、ジャケ写のお姉さんも金輪際登場しない。未体験ゾーンの映画たち>>続きを読む

ダークウェブ(2021年製作の映画)

3.2

珍しいアルゼンチン+ニュージーランド合作映画。言語が違う国同士でタッグを組むのは中々のレア感。ほゞアルゼンチンの製作だが、言語はしっかり英語なので見てる方は聞き取り易い。配信作品の枯渇でオセアニアの作>>続きを読む

レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

4.4

「アカデミー賞確実!」賞を基準に映画を観る方も多いと思います。まぁ、確実とか日本で言ってる作品は大抵ハズレ(笑)。嵩じるとサンダンスの様なインディペンデントをウオッチ。私のお勧めは「ゴッサム映画賞」。>>続きを読む

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

4.2

皆さんは「不幸依存症」ご存知ですか?。ハイ!と手を挙げた貴方は嘘吐きです(笑)。医学的な症例では無く、その様に演じてる人。具体的には不幸が無いと生きていけない、と思い込んでる。依存してる様に見えるが、>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

4.0

Kevin Costner、67歳とDiane Lane、57歳のレジェンド夢の競演。しかも、テーマは「西部劇」公開前からアメリカで大いに注目された。COVIDの影響で6カ月公開が遅れたが、蓋を開けれ>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.6

恒例のシリーズ時系列
1937年 5.0 Death on the Nile「ナイルに死す」原作、早川書房の翻訳権独占作品
1978年 4.0 Death on the Nile「ナイル殺人事件」Jo
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降霊会 ー血塗られた女子寮ー(2020年製作の映画)

3.8

原題「Seance」交霊。邦題「降霊」は誤りだが、霊を呼び出すエクソシズム「降霊」。交流目的「交霊」はウィジャボード。手軽に出来るイメージが有るが、正しい手続きは存在する。例えば15時以降に交霊を行う>>続きを読む

ファイナル・ジャッジメント(2020年製作の映画)

3.0

原題「Good Samaritan」アメリカとイギリスのGood Samaritan laws「善きサマリア人の法」が元ネタ。善意の第三者が過失の際の訴訟を気にする事なく処置を施せる様に促す。誤解され>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

2020年オスカーでレビュー済「ユダ&ブラック・メシア裏切りの代償」「サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ」抑えてEmerald Fennell監督がアカデミー脚本賞を受賞。他にも作品賞、監督賞>>続きを読む

復讐者たち(2020年製作の映画)

4.0

時は1945年、舞台は敗戦直後のドイツ。ユダヤ人のマックスの、ナチスのユダヤ人大量虐殺、ホロコーストを生き延びた唯一の願いは、強制収容所で離れ離れに為った妻と息子を探す事。ユダヤ人の難民キャンプに赴い>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

4.0

「遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう。」販売元キングレコードのコピーだが、秀逸なイントロダクション。Filmarksはあらすじと紹介してるが、短くても言い得て妙とは此の事を言う。虚偽ジャケ写と邦題で>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

4.0

スパイのコードネームと言えばレビュー済「007」、原題「The 355」ザ、は固有名詞を意味するが「スリー・ファイブ・ファイブ」実在した女スパイの総称。アメリカ初代大統領George Washingt>>続きを読む

ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

4.4

恒例のシリーズ時系列
2014年 4.8 STILLE HJERTE「サイレント・ハート」デンマーク映画、オリジナル
2019年 4.2 BLACKBIRD リメイク、本作

残された者へ、家族の絆と
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テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

3.6

私事ですが長年苦楽を共にした007ボンドカー「ロータス・エスプリ」を維持費の問題で売却する事に。通勤は国産の普通車ですが、ソレとは別に何を買おうかと考えた時に、京都でも見掛ける「テスラ」が良いんじゃな>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.8

恒例のシリーズ時系列
2016年 4.0 The Lighthouse Chris Crow監督作品。此方の方が実話に近い。
2019年 4.8 The Lighthouse 本作。

未見の方は先ず
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ナイト・ハウス(2020年製作の映画)

4.4

ハリウッドの辣腕プロデューサーDavid S. Goyerが、新作のスリラーを手掛けると言うニュースが流れ、製作前から大いに期待された。しかも、スタジオが「サーチライト・ピクチャーズ」と言うのが意義深>>続きを読む

アサルト33 要塞病棟(2021年製作の映画)

3.6

映画の好きな方には好きなジャンルが有る。私の場合はミステリー、スリラー。ですが映画の一丁目一番地はアクション映画だと思うのは子供の頃から変わりない。本作は友人に見せられて「ヤッパリね」な作品。

友人
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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

5.0

本作は絵画に興味が有りや無しやで+にも-にも揺れ動く。美術館のレジストラーとか外交問題に興味の有る方にはエキサイティングに映る、そうでない人には睡魔が襲う。是非貴方の審美眼も試して欲しい。Tジョイ京都>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.6

Aneesh Chaganty監督の前作「search/サーチ」。主演が私のマインドに合わず未見だが、独創的な演出力は賞賛に値すると聞いてる。今回は母親役がハリウッド・スター、何の問題も無い(笑)。ア>>続きを読む

マスカレード(2021年製作の映画)

3.4

「スプリット」「オールド」のプロデューサーが仕掛けた次なる罠←嘘ですね。該当する人物はSteven Schneider、これは合ってる。問題なのは彼は製作総指揮。このレビューをご覧の方は、映画好きな方>>続きを読む

ヒプノシス/催眠(2020年製作の映画)

4.8

国内の映画賞で3冠に輝く、純粋なロシア映画だが、フィンランドの制作会社の支援を受け、更にレビュー済「アトラクション」シリーズを手掛けたロシア国内でトップの外資系ソニーが世界配給に乗り出した意欲作。驚く>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.6

原題「El Hoyo」スペイン語「穴」。無名のGalder Gaztelu-Urrutia監督の長編デビュー作。純スペイン映画だが、ハリウッドのバイヤーが見出しトロント映画祭に出展すると「ミッドナイト>>続きを読む

悪魔館 死霊のせいなら、有罪。(2020年製作の映画)

4.2

4.2「悪魔館 死霊のせいなら、有罪。」2020年製作
4.2「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」2021年製作

視力検査の時間ではありません(笑)。

レビュー済「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」死
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シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―(2021年製作の映画)

4.2

レビュー済「アンフレンデッド:ダークウェブ」など、私のレビューは検索して辿り着ける「サーフェスウェブ」。次層は「ディープウェブ」個人認証が要求されるが、検索しても辿り着けない、特殊なURLを用いる。私>>続きを読む

レイクサイド・スクリーム 脱出不能(2019年製作の映画)

4.4

COVID、ステイホーム、映画館に行くのはチョッと(笑)。出番なのはアマブラですね。私はミニシアター支援事業に参画してるので、Netflixと劇場公開作品を同列に考える事にクエスチョンの立場から一切レ>>続きを読む

元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

3.8

製作したスウェーデンで興行成績を塗り替えるヒットをカッと飛ばして、ハリウッドのSTX FINANCINGが国際マーケットで公開。日本ではギャガが配給権を獲得し全国ロードショー。問題は映画ファンを馬鹿に>>続きを読む