迫力はあるがクローズ・アップした時の質感がどうしても弱く、今後の特撮に期待と不安を感じた小品。
太陽と宇宙に囚われた人間の末路としては別に突拍子無くもない『彼』の姿。正常でいる方が難しいだろう。
でもお気に入りは、やっぱりオープニングから金田のあのシーンまでの静かな宇宙での鬱屈した人>>続きを読む
最近何となく蔓延していたPOV疲れに一石を投じたゾンビ映画。
この手の作品は何処で何を撮ってるか分かりにくいところに賛否別れるポイントがあったけど、手持ち撮影感を維持しつつ撮り手が何処にい>>続きを読む
西暦2006年、中国の台湾制圧にアメリカが干渉した結果勃発してしまった核戦争は北半球を死滅させただけでなく、残る南半球にも放射能の脅威を残した。唯一生き延びた米原潜の一行は未だ汚染されていないオース>>続きを読む
『セブン』似のサスペンススリラーと言えばそれまでだが、同系統のB級映画ではこの作品が1番好きだし、クオリティも高いと思っています。
死体を繋ぎ合わせるグショッキングな描写も“ちゃんと”グロ>>続きを読む
新作鑑賞を前に基本シリーズをおさらいと思って久しぶりに見返したけど、全然古くないですね~。
時々画面の切り替わり方に時代を感じるけど、酒場のシーンとかなんかワクワクします。
2時>>続きを読む
全世界に多大なる影響を与え、社会問題にもなった1作目に引き続き製作された『エクソシスト2』は、少し大人びたリンダ・ブレアを再び主演に迎えるも一部のカルトファンの支持を得るに留まり、一般的には受け>>続きを読む
エイドリアン へ
アイススケートを楽しんだ時、てっきりお前が上手だろうと思い、俺は喋り続けた
お前を転ばせて、腕に抱くためだ
あれは初めてのデート
あれから毎日が素晴ら>>続きを読む
ゴロツキや人生を諦めた暗い女、金に汚いクズ、名声しか頭に無かった老トレーナーなど、お世辞にも美しいとは言えない奴らと街の情景。
それがこんなにも私たちの胸を打つのは一体何故だ。
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邦題は『死霊のはらわた3 キャプテン・スーパーマーケット』で、ジャケットには『Army of darkness(闇の軍団)』と表記されているが、実を言うと本当の原題は違う。
DVDを再生す>>続きを読む
シリーズ中では1番好き✼
サム・ライミの趣味が爆発した最高に楽しいスプラッターコメディ。
大人の事情で厳密には1作目の続きというわけではないけれど、物語の連続性を維持する為か、冒頭約>>続きを読む
最近では『キャビン』の中心的な元ネタとして、またスプラッターの火付け役として有名なカルトホラー『死霊のはらわた』シリーズの第一作目。もはや名匠と呼ばれるサム・ライミの初監督作品でもある。
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本シリーズにおいて、アーノルド・シュワルツェネッガーがいかに必要であるかがよく分かる作品。
単品として観るとそこそこ楽しめるのだろうけど、ターミネーターという物語として、シリーズ各作品に整>>続きを読む
作品に出てくる麻生久美子が好きだと言ったら、少し引かれた。
一体何がいけないと言うのか。
あと、Perfumeも素敵♪
食人シーンよりも、カメラクルーたちの蛮行の方が残酷で野蛮で、腹立たしい。
そう思わせることが狙いなんだろうけど、カメラクルーが喰われた時に正直ホッとしたことは、あまり人には言えない。
過去に背負った心の闇、受け容れ難い事実に向き合えず苦しむ人は多い。しかしどんな事実も自分の捉え方一つ変わればそこには光が差し込み、顔を上げ、前に進むことができるのだ、変えられるのは自分だけだとば>>続きを読む
昔、厨二病全開の時に観て最高にカッコイイと思っていたヒーロー。...ヒーローではないか...、目的が復讐だし。
包帯と黒ずくめの姿が今でも最高にカッコイイです。
遊園地で突然キレる>>続きを読む
どんなホラー映画のスプラッターシーンやゴア描写も、顔を歪めながらもそれを表現として受け取っていたけれど、小学校の頃に観たジョーズでクイントが喰われるシーン以来初めて、ほんの僅かな瞬間だが目を伏せ>>続きを読む
サム・ライミ版死霊のはらわたのリメイク。
まずもって、山小屋に来た目的がsexではなく主人公兄妹の妹のドラッグ依存を治療するため、というところがリメイク前の作品とは異なり、ややすました感が>>続きを読む
冒頭は典型的なバディもの刑事ドラマの様相を呈しつつ、ひょんなことから主人公の1人がゾンビと化したことで、腐敗していく体に抗いながらも事件を解決していくという何やら哀愁漂う物語。とはいえゾンビとし>>続きを読む
✼過去鑑賞分✼
努力や物事に対する真摯さは自己実現の為の最も強力な手段で、それによって獲得したものは揺るぎない自信の源になり得る。その実績は誰にも非難できないし、獲得した地位が高ければ高>>続きを読む
かなり久々に再見。
うん、嫌いじゃない。嫌いじゃないんだけど、マッドマックスの他の作品と比べるとファンタジー・アドベンチャー・コメディー要素が強くて、生きるのに必死な世紀末感が薄い印象が.>>続きを読む
映像は美しく作り込まれ、シャーリーズ・セロンもまた美しく強い。
その印象を強烈に残したが、後
は何も残らず忘れてしまった。
もし、見返すことがあれば再レビューします。
注:これは日記です。
俺は、この作品を語る言葉を持たなかった。いや、正確に言えばまだ語る段階になかった。今までは。
2015年夏、30年ぶりにマッドマックスの創始者たるジョージ・ミラーの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この「事件」に関して何の予備知識も入れずに鑑賞したのですが、これは単に登頂を遂げようとする者たちの「英雄譚」ではありませんでした。観終わった今となっては、彼らがアルプス登攀史上ある種英雄視されている>>続きを読む
丸尾末広のカルト的な漫画のアニメ化作品。アニメと言っても動きは紙芝居のようで、漫画をぎこちなくそのまま動かしているような作りのものです。
しかし冒頭5分見れば、その点だけでこのクオリティを>>続きを読む
大学生の頃、本作でハンガリー人の生き残りが「カイザー・ソゼ!カイザー・ソゼ!!」と叫ぶシーンを携帯で録音して、メールの着信音にしていました。
どこで鳴ってもみんながキョトンとするあの空気がた>>続きを読む
白い看板、白い部屋、白い壁、白い調度品。そして主演ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの病的な白い肌。異常なまでの白さの中で際立つ粘り気のあるどす黒い血液の色。
寒空の下で体温計を咥え、具合悪>>続きを読む