SRKENさんの映画レビュー・感想・評価

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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

2.0

正義と悪の物語。もっと暗部を引き摺り出してほしかった。

全体的にテレビドラマの様な感じでした。
正直、演出や演技も好みでなく、重いテーマであるのにメロドラマの様な演出で重さがなかった。
演技は
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.4

好きと、才能。そして「なぜやり続けるのか?」

すごく良かった、短編小説を読んだ様な気持ちでした。
主人公の漫画に対する気持ちはどこから来るのかという主題で才能の種類を描きながらも、努力の後に現実に直
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.8

伝統文化のゆく道

淡々とドキュメンタリーの様に進むストーリー。演技も自然というか、演技をしていない普通の会話を流している様な感じで、アイヌの現状を客観的に見る様な作品でした。
演技を観せる所でも、ド
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

同じ月を見れる事

ストーリーは、初見で単純なオチを想像して観ていたのですが、何度も引っ掛かりが出て来て、佐伯文の謎めいた雰囲気を紐解いていくのであったり、更紗の感情の揺さぶりなどで引き込まれてしま
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.7

映画の新しいステージ

IMAXで視聴しました。今までの映像体験とレベルが違うものでした。
確かに大きな音で迫力出してるとことかあるけど、まあそれも演出のうちという事で。
ヴィルヌーヴ監督の綺麗な映像
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.6

心の動き、葛藤、自責の念を丁寧に丁寧に描いた作品

見始めてしばらくして、流行りのLGBTQな要素を使ったり、それぞれの人間関係を出しつつ単純な感動を誘うんやろうなぁと、思って観ていましたが、後半にな
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.3

前作の美しさに対する答え

名作の続編という事で難しい所と思ったが、個人的には楽しめた。
終始美しい映像表現で間も存分に使った演出も良かったです。人によっては助長と思えるかもしれませんが、テーマを描き
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百円の恋(2014年製作の映画)

2.3

コメディ ドラマ

正直言って、テレビのドラマ、コメディタッチのドラマ観てるようでした。観ながら「これ絶対マンガ原作やなぁ」と思っていました。極端なキャラづけ、細かい脇役のキャラクター性などでそう思
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ドミノ(2023年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

SF サイキッカーバトル

デスペラードを久しぶりに観て、監督繋がりで鑑賞。

初めは緊張感のあるミステリーで仕掛けを探しながら楽しめたけど、
途中から、 まあ… なんと言うか、夢オチみたいな、何で
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.4

嘘 と 告白

傷つけない「嘘」。 保身の「嘘」 など色々あるもののそれをうっすらと分かっていも表に引き摺り出せない事。
主人公の封印している過去や、元旦那の「嘘」の告白や、身辺調査していた事実などか
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正欲(2023年製作の映画)

3.6

普通って何?

普通じゃない自分と世間、世界との違いの関係性の悩みが良く描かれていました。

いくつか引っかかってしまったのが、なぜ水フェチの人が、皆んな他の人との関係が作れず絶望感を、そこまで持って
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.4

静かな熱さ、ゆっくりと激しい感情の揺れ

全体的にアナログで一つ一つはベタな演出かと思うのだが、心地よくケイコの心の動きを捉えられます。
大きな主題はないのかもしれないが、ケイコの心が主体で、演技も含
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.8

感情を2度観る、ケアする映画

なかなか出会えない映画だと思いました。
平和な微笑ましい親子のふれあいを描きながら、その奥でそれぞれの感情を描き出します。それは穏やかでありながら強烈なもので、鑑賞後は
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草原の実験(2014年製作の映画)

3.7

美しい映画

題名とあらすじで、大体予想ができた。
それでもセリフがなく、映像で観せる映画で、主人公の少女と大自然の美しさ、音楽の雄大さで充分に楽しめた。
ラストは予想内だったから詳しく描かなくても良
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ダークシティ(1998年製作の映画)

2.5

世界観が秀逸
映像が美しく、緊迫感や謎が次々に表れて飽きずに観られます。
少しストーリーが、ぶっ飛んでいるところをベースとしているのでせっかく作っている緊迫感などが薄っぺらく感じてしまいました。まあそ
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何者(2016年製作の映画)

3.8

人の暗部を引きずり出して見る最高の悪趣味。
シの応酬に打ちのめされる。心理描写がいちいち細かく秀逸。就活と言うよりも、シャーデンフロイデ、承認欲求などを現代社会ならではの表現で問題提起している。

S
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.5

ストーリーはよくある感じといえばよくある感じ。
とにかく映像が綺麗でリアル感があり、音楽も最高で、テンポも良い作品でした。長回しの戦闘シーンはとても臨場感あり、怖さが伝わる重要かつ見応えありました。
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.7

すみませんでした。
今までアニメを楽しく見るものの、どこかサブカルと見ていたところがありました。
進撃の巨人を見たりして、アニメでしか出来ない表現があり凄いと思っていましたが、本作を観てさらに
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デスペラード(1995年製作の映画)

5.0

最高。カッコいいとはこう言う事やね。

ストーリーとかどうでもよくて、ただただカッコよさを追求した作品。
ださカッコ良さをワザとらしく出して。「どや、面白いやろ」みたいなのは冷めるんやけど、この作品は
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

長いながら緊張感を維持しつつ深く考えさせる良い作品だった。長く複雑であるので気軽に他人におすすめ出来ないかもしれないけど、観賞後も長く楽しめる作品なのでそう言う楽しみ方が出来る人にはとてもお勧めできる>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 ホンワカの中に強烈なメッセージ。まさに沖田修一監督らしい作品。こんなに笑える映画ってなかなかないのに内容も深い。
 見終わって思ったのが横道世之介っぽいなあというものだった。不器用ながら愛される主人
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ちひろさん(2023年製作の映画)

2.5

全体的な雰囲気とかいい感じだが、原作を読んだものとしては、一つ一つのエピソードを詰め込みすぎて、どのエピソードも深みがなかったように思う。人物描写も、主人公のキャラクターがもっと伝わる感じになったら雰>>続きを読む