sunflowerさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.4

切なすぎませんか、、泣。

あれは切ないよ?あんなにも切ないラスト、見たくなかったよ?
と、一体誰にぶつけたらいいのか分からない思いがよぎりました。。

もっと他の展開も充分にあり得る中、あのラスト3
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

3.8

これもひとつの、本当の愛の形なのだろうなと思います。

社会通念やそれまでの自分の価値観なんて吹っ飛んでしまうくらい強烈に惹かれ合ってしまったこの二人が、少し羨ましく感じました。

大抵の人は、つい諸
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

シン・ゴジラがとても良かったので、庵野秀明という人をもっと知りたくなり、鑑賞。

とても素晴らしかったです。

専門的なことはよく分かりませんが、庵野監督の声、話し方、スピード、間の取り方等がとても耳
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パラダイス 神(2012年製作の映画)

4.4

パラダイス三部作の中で、断トツで一番好きです。

シュールさも断トツでしたが、何より、終始浮遊する悲哀感、ラストで彼女が見せるこの上ない失望感。
嫌いじゃないです。

難解と言われるだけあって、おそら
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パラダイス 希望(2012年製作の映画)

4.0

「愛」に続き、これもなかなかシュールですね。。

最初に観た「愛」と比べると、主人公がまだ子供だからか、描かれている悲哀みたいなものが比較的軽く、「希望」と謳っているだけあって、失望の先に希望も感じら
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

恐ろし過ぎでした。。

十派一絡げで "女性って怖い..." と言われるのには、若干の抵抗感がありますが (あんな女性、ほとんどいませんよ...)、あんなことを考えついてしまうとしたら、女性なのかなぁ
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.7

切ないです。

もう、タイトル(邦題の方)からして切ないですよね。

ただ、、、
私が期待し過ぎだったのかもしれませんが、タイトル負けしている気がしてなりません。。

正直なところ、心揺さぶられるよう
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ティモシーの小さな奇跡(2012年製作の映画)

4.0

ファンタジーだけれど、純粋にこの世界観に浸れました。感動しました。

ティモシーがもう愛らしすぎて、愛おしくて、、、
泣けました。

出掛ける前に観たのですが、お化粧が落ちました(^.^)

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

3.3

私には、一度の鑑賞では理解するのが難しい世界観でした。。

台詞なり映像なりで分かりやすく直接的に訴えかけてくる作品ではないので、なんとかこの世界観を理解しようと、鑑賞後もひたすら考え続けさせるような
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レオン(1994年製作の映画)

4.8

どんなに歳が離れていようと、どんなに常識的感覚からは逸脱していようと、これは確かに愛なのだろうと、そう感じました。

二人を見ていると、なんとも言えずいじらしくて、愛おしくて、切なくて、苦しくて、、、
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

清々しい涙が流れますね。

涙の溢れる作品は世に多けれど、心が浄化される気持ちのよい涙という意味では、断トツなのではないでしょうか。

何度となく繰り返し観ていますが、いつどんな時にどんな精神状態で観
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アジャストメント(2011年製作の映画)

3.3

基本的には面白かったと言えるのですが、、
皆さんも言われているように、何かが足りないと言いますか、もったいないなと思いました。

マット・デイモンの無駄使い、とまでは言いませんが、彼のキャリアの中では
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.3

記録。


感動はしたけれど、あと一歩感が残る、残念な作品だなと思います。。

パラダイス 愛(2012年製作の映画)

3.8

シュール。。

三部作の内まだこの一作しか観ていないので、監督のメッセージが何ともまだ掴みきれていない気がしますが、

全ては、ラスト5分。
老いをまざまざと自覚させられた時の彼女のあの何とも言えぬや
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.4

久々の、何度目かの鑑賞。

それでもやはり悲し過ぎて、レビューを書く気になるまでに1週間以上かかりました。

悲しいとかいう言葉では言い尽くせない、哀しみ、かなしみ。

劇中、目を疑うほど酷いことをす
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

堤真一。凄すぎです。。。

彼が演じる石神の愛の深さ、愛の純粋さ、愛の不器用さ、、、
彼の愛の全てに、泣けて泣けて、もう当分涙は出ないんじゃないかと思うくらい、涙がこぼれました。

邦画でここまで泣い
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タクシデルミア ある剥製師の遺言(2006年製作の映画)

3.4

とんでもない作品ですね。

始まって5分。最後まで観ることが出来るかどうか不安がよぎりましたが、気が付けば意外とあっさり(途中、薄目になる、もしくは完全に違う方を見て目を逸らしてしまう場面が何度もあり
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リミットレス(2011年製作の映画)

4.4

時々思い出したように観ている好きな作品です。

スリル満点です。

派手なアクションシーンなんて全くないですが(そこがいいのですが)、ハラハラドキドキさせるような展開に、最後まで集中力が途切れることな
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.8

基本的にミュージカル映画はあまり観ない(好みではない)のですが、この作品は、ミュージカル作品の中では「オペラ座の怪人」に次いで、良かったと思います。

やはり、歌の持つ力というのは凄いのでしょうね。
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ハックル(2002年製作の映画)

3.7

セリフなしに進行していく不思議な作品。

ドキュメンタリーを見ていような気分になるかというとそうではなく、しっかり映画作品になっています。

かなりシュールな映像が流れ続ける中で、最後、"警官の気付き
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生きてこそ(1993年製作の映画)

4.0

生き延びようとする意思は、責められるものではないと思います。

生き延びるための手段を目の前にあてがわれた時に、手を伸ばすか伸ばさないか。
或いは、手を伸ばせるか伸ばせないか。
それも、責められるもの
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

5.0

素晴らしい。
本当に素晴らしかったです。

静謐な空間の中に流れる、重く垂れこめるような空気。

必要でない要素は、最大限まで削ぎ落とされています。
説明的な部分は皆無に等しく、必要最小限の情報提供し
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(1954年製作の映画)

4.0

いつ観ようかいつ観ようかと思いながら温存していたのですが、遂に観ました。

不思議と、観終わってしばらくたってから、泣けてきました。

映画の進行に合わせてリアルタイムに"来る"人もいれば、私のように
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.9

モーガン・フリーマンが出ているのでそれなりに期待して観たのですが、、
正直なところ、これ系であればブラッドリー・クーパーの「リミットレス」の方が100倍面白いんじゃないかなと思います。。

人によるの
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

言わずもがな、ディカプリオが悲願のアカデミー賞を獲った作品ですね。もちろん彼の演技は鬼気迫るものがあり、素晴らしかったです。

ただ、特にディカプリオのファンではない私から見ても(賞を獲った際の彼のス
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.5

「少年と自転車」でも感じたことなのですが、子供にとって親というのは、どんな親であれ、どんな時であれ、絶対的な存在なのですね。

自分の父親のことを理解し、受け入れ、時にまるで母親かのように父親を見つめ
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メランコリア(2011年製作の映画)

3.7

独特な個性が強烈に光る、おもしろい作品でした。
好き嫌いがハッキリ分かれそうですが、私は好きです。

全体的な色調の暗さや、静謐さの中の狂気。
ダンサー・イン・ザ・ダークと同じ監督ということで、納得で
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サラの鍵(2010年製作の映画)

3.8

切ないです。

反戦的メッセージの作品は世の中に溢れていますし、人それぞれに、好みや好き嫌いが分かれるところですよね。

評価はおこがましくて出来ませんが、、
どんな切り口、アプローチの作品であれ、皆
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愛、アムール(2012年製作の映画)

4.0

添い遂げるとは、まさにこういうことを言うのでしょうか。

常識、善悪、社会通念。
あらゆる概念を凌駕する、ある種の幸せが見えました。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

公開当時に映画館のスクリーンで観た時は、あまりに臨場感が凄くて自分も宇宙空間を浮遊しているかのような錯覚に浸ってしまい、実はあまりストーリーに集中出来ずその後悔がずっとあったので、自宅であらためて鑑賞>>続きを読む

神様なんかくそくらえ(2014年製作の映画)

3.0

うーん。。。
どうにも共感できずでした。。。

ドラッグに依存し、恋人に依存する主人公の少女。

日本であれば、こうなる前に誰かしらが無理にでも救いの手を差し伸べるような気がしますが、、

これが実話
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めまい(1958年製作の映画)

3.0

ヒッチコックの変態性というか、アブノーマルな嗜好、趣向が存分に発揮されていますね。

特にヒッチコック好きというわけではないのですが、経験として鑑賞。

アバター(2009年製作の映画)

3.7

実は今まで、CG好きな人向けの娯楽作品かと思って避けてきたのですが、遅ればせながら観てみて、普通に感動しました。
映画館で観れば良かったです。

何不自由を感じることなく自然とともに在る未開の地にズカ
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

5.0

子供の頃からもう何回観たか数えきれませんが、何度観ても、涙が止まりません。

残酷とか悲しいとか可哀想とか、そういう言葉では言い表すことが出来ないものがありますよね、この作品には。
節子のセリフ一言一
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あなたとのキスまでの距離(2013年製作の映画)

3.0

切ない純愛とも言えるかもしれないですが、、
不倫なのでね、、共感できる部分があまりなく。。。

私は、2回は観ないでしょう。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.9

見事なドンデン返しっぷりです。

ただ、ドンデン返しモノが好きな私としても、手放しでスッキリとはなれないラストでした。。

ユージュアルサスペクツみたいなラストは本当に気持ちよく余韻を楽しめるのですが
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