さいらーさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜(2016年製作の映画)

4.2

機動戦士ガンダム 第0話
といった内容で、お馴染みのキャラクターや機体の登場と一年戦争の勃発が描かれる。
メインとなるのはジオンと連邦のモビルスーツの開発の話。

遂に1章冒頭以来の本格的なモビルスー
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

第3章にしていきなり物語が面白くなる「THE ORIGIN」。
遂にキャスバルはシャアとなり、士官学校での生活の中でガルマと親交を深めたり、優秀すぎるその実力を発揮したり……
そして一年戦争の発端とな
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

4.1

前作「青い瞳のキャスバル」よりも更に落ち着いていて、めぼしい戦闘は一切ない。

それでもセイラ・マスというキャラクターの可愛さとその身に起こる悲劇で面白く見せてくれる。

そして池田秀一演じるまだ幼き
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

4.1

シャアの物語はここから始まる……と言うよりもまだ始まったばかり。
この時点ではシャアの物語というよりもキャスバルという少年の物語。

シャアというキャラクターの原点になっているのは確かだが、一本の映画
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THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!(2014年製作の映画)

4.3

「輝きの向こう側へ!」というタイトルが正に内容を表している。


正直ここから先がまだまだ観たい。彼女達の物語は終わりじゃない。
でも描くのはここまでなんだ。という決意を感じる……


もちろん不満が
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

Σ(・□・;)




単作で評価しようとすると難しいが、元々「アベンジャーズ/インフィニティウォー PART1」というタイトルだった本作は、続くアベンジャーズ4(元「アベンジャーズ/インフィニティウ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.7

ローマの将軍という地位から一転、無実の罪を着せられて地位を剥奪され、愛する妻も子も奪われ、奴隷に身を窶し、興行師に買われてからは剣闘士としての才能を発揮して皇帝への復讐を誓う。


絶望からの復讐とい
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.5

大ヒットスパイアクションの続編という事で、スケールアップするのかと思いきや良い意味で前作通り、キングスマンという世界観の地盤を固めにきた印象を受ける。

物語が薄くなったりアクションが大味になるといっ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.1

絶対にネタバレを避けた方が面白いものの、ベストセラー漫画が原作のためそれも難しい。

だが敢えてネタバレを避けてレビューする。


制服を着たJK有村架純と、人妻感溢れる長澤まさみ。素晴らしく魅力的な
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.6

まず、この映画は決して実話ではない。
モーツァルトは誰かに殺されたなどということはなく、病で死んだのだ。
サリエリはモーツァルトの友人であったし、灰色の人ではない。

それもそのはず、この作品は史実を
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.3

全体的にブルーがかったカラコレと軽快な音楽、そしてシャーリーズ・セロンがブロンドヘアーとセクシーな衣装で繰り広げるアクションは見てて新鮮だ。

ストーリーに関して言えば世界中に潜入したスパイの名簿を巡
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ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)

3.4

FILM Zは楽しめたが、FILM GOLDは楽しめず。

作画からストーリーから何までデッドエンドや七星剣の頃の雰囲気に戻ってほしいなぁと思ってしまう辺り、もう懐古厨と言われても仕方ないのかもしれな
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最近の新ドラえもんはオリジナルストーリーが面白くなってきているように思う。

正直まさかこんな話だとは思っていなかったが……良い意味で予想を裏切ってくれた。


しかし大泉洋演じる船長の背負っていたも
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.5

吃音に悩まされたジョージ6世と、言語療法士として友として彼を支えたライオネル・ローグの友情物語。

いかにして信頼関係を築き、いかにして吃音を克服したかをとても面白くかつ史実に基づいて描いているので、
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

終盤に差し掛かるまでは「遊星からの物体X」の名に相応しく、得体の知れない化け物により疑心暗鬼に陥っていく人間模様など、言ってしまえばほとんど「遊星からの物体X」の焼き増しに近いが、それでも原題は同じ「>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.6

クリーチャーのおぞましさ、誰が敵で誰が味方なのかわからない疑心暗鬼の人間模様、知的好奇心をくすぐる設定……南極で起きた惨劇を描く名作ホラー!


そもそもがクトゥルー神話の「狂気山脈」リスペクトな原作
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.7

空港で抱き合う人々には、それぞれその人達しか知らないドラマがあるだろう。


クリスマスを控えた街で、たくさんの人々が愛を感じ合う。
大なり小なり、良い事であったり悪い事であったり、そこにはたくさんの
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映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生(2016年製作の映画)

4.0

リメイク作としてはかなり上手いことやった作品なのでは??


ペットとのび太の関係が旧作よりも表現されているため、ラストの感動的な演出にも納得がいくようになっている。


しずかちゃんが可愛い。

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

4.1

『帰ってきたドラえもん』『のび太の結婚前夜』や第1話等さまざまなエピソードを再構成し、一本の映画に纏めたドラえもんとしては初の3Dアニメーション作品。


昔それらのエピソードをのぶ代ドラえもんで見た
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.4

神秘的な映像とはこの作品を指す言葉だろう。
絵に描いたような天国あるいは異世界のように美しく神秘的でありながら、本能で恐ろしさを感じるグロテスク。
恐ろしいことにこの二つが共存している映像が、ただただ
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

4.7

ドラえもん版クトゥルフ「狂気山脈」と言われている理由がよくわかる!


クトゥルフを原作にしたかと言われると微妙かもしれないが、クトゥルフを意識したのは明白で、そこにドラえもん特有のタイムパラドックス
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.8

ティ・チャラ国王が最高にかっこよくて、最高に面白くて、キルモンガーが最高の「もう一人の主人公」で、音楽も最高で……とにかくMARVEL史上最高の映画体験だった!!
見終わった後、きっと腕をクロスして「
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

4.1

クローバーフィールドというのは大きな枠組みであって、その中ではある一定の世界観さえ守れば何をやってもいいんだ。
ディズニーリゾートの中に色んなジャンルのアトラクションがあるように。


JJが本作の公
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

4.2

腕前は一流のスリ師が盗んでしまったのは、テロ犯による爆弾だった。しかしそれに気付かず、金目のものがないと見るや爆弾を放置した直後、爆弾は爆発し死者4名を出す大事件となる。
テロ犯の疑いをかけられたスリ
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.9

・心に厨二病患者を飼っている
・異世界転生が好き
・バディムービーが好き
・映画『スロウ・ウエスト』が好き


そんな人には見る価値のある異世界バディムービー。
ポスターには写っていない少年が主人公。
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.9

ラスト5分まではゴジラを見ている気がほとんどしないものの、そのラスト5分だけで手のひらを返したくなるようなものを見せてくれる。


映画ではほとんど人類の事しか描かれず、肝心のゴジラと地球については次
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.7

この映画は銃声でできているーー。


銃声と男の叫び声だけが響く時間が、いったいこの映画のどれだけを占めたのか。
エンドロールが終わっても、耳には銃声が残っているのだ。


ストーリーは前作よりも単純
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ライフ(2017年製作の映画)

4.2

『エイリアン』第1作目を彷彿とさせるSFホラー作品。

CMではしつこく「砕く」を強調していたが、グロ描写等は想像していたよりも控え目。
もっと痛そうなシーンも多いのかと思いきや、基本は王道のSFホラ
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

4.1

『峰不二子という女』『次元大介の墓標』に続く大人向けのハードなルパン三世を描くシリーズ3作目。


これまでのシリーズよりグロ描写が一気に増したため少し人を選ぶようになったが、五ェ門というキャラクター
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

4.7

絵に描いたようなハードボイルドの男、次元大介。
セックスシンボルとしての峰不二子。
時にシリアス、時にコミカルな大泥棒、ルパン三世。



ルパン三世で一番好きになる作品がここに来て登場するとは思わな
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

50〜70年代風の雰囲気の中登場するプリウスやスマホ。
そんな不思議な世界で描く、未だ夢を追う人への応援映画。


バッドエンドとは決して言えないものの、甘くて苦いビターエンド。
ラブロマンス映画とし
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

見直したので記念に……。


何度見ても面白い。
今なおファンの心を鷲掴みにするアキラの世界。
魅力的なアニメーションと、イカしたセリフ。そして予言めいた哲学的なストーリー。
どれを取っても隙がない。
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.0

ファンタジーものがどうにも苦手で、何度も挫けたシリーズ。

やっと三作きっちり見る事ができたので、三作通してのレビュー。



面白いね!!
面白いけど、やっぱり重厚な世界観のファンタジーは難しいよ!
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.0

ファンタジーものがどうにも苦手で、何度も挫けたシリーズ。

やっと三作きっちり見る事ができたので、三作通してのレビュー。



面白いね!!
面白いけど、やっぱり重厚な世界観のファンタジーは難しいよ!
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.0

ファンタジーものがどうにも苦手で、何度も挫けたシリーズ。

やっと三作きっちり見る事ができたので、三作通してのレビュー。



面白いね!!
面白いけど、やっぱり重厚な世界観のファンタジーは難しいよ!
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.1

1作目がピークで、その後はシリーズを重ねるごとにどんどんと魅力が減っていってしまったパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ。

もはや4作目に至ってはどんな話だったかほとんど覚えていないくらいだったので
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