とりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

3.7

AI知能を持った人型アンドロイドが家電として一緒に暮らしている時代。
遅かれ早かれ間違いなくこういった時代はやってくるだろう。そしてロボットと人間はどう違うのかだとか差別や命令に背いただのでニュースに
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ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011年製作の映画)

2.7

実にくだらないドタバタなコメディ。でも気兼ねなく観れるし、好きな感じの作品。
エンディングの最後の最後までホントくだらない。
他にいくらでも逃げようがあるのに素直にそこに従っちゃう感じ、犯人たちも結局
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ある日突然痛みに襲われたアン、検査の結果ガンが発覚し、余命2,3ヶ月と宣告される。

こういう映画は2パターンあって、残りの人生を前向きに生きていくパターンとホントに辛い闘病生活を描くパターンがある。
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グレートウォール(2016年製作の映画)

2.7

HERO、LOVERSで有名になったチャン・イーモウ監督の最新作で、マット・デイモンが主演となった本作。
言わずと知れた中国にある歴史的建築物のひとつ万里の長城。もちろん歴史などで習うし、一般的にもよ
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.3

雰囲気がすごく好きな映画。
流れる音楽もすごく好きで、香港映画の独特な感じでなんとなくオシャレな感じがした。

失恋した彼がある女性との出会いをキッカケに少しずつ変わる話。そう言うと聞こえはいいが、実
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スプリット(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シャマラン監督はどうしてこうも突拍子もない話ばかり思いつくのか、そこに関してはホントにすごい。
多重人格の話なんてこれまでにたくさんあるけれど、そんな簡単なレベルではない。
23人の人格が1人の中に住
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映画と恋とウディ・アレン(2011年製作の映画)

4.1

映画界では言わずと知れた名監督ウディ・アレンのドキュメンタリー。
メディア嫌いの彼がこれだけしっかりドキュメント作品として残るのはすごいと思う。

膨大な彼の作品の中で自分は5本ほどしか観たことがない
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

何が言いたいのかよくわらず、全体的にずっと退屈な作品だった。

自閉症の人は人と接したくてもうまく接することができない、自閉症の子どもを持つ親は他の人と同じように蔑んだり、諦めたりせず、しっかり向き合
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E.T.(1982年製作の映画)

4.6

言わずと知れたスティーブン・スピルバーグ監督のSF映画の金字塔。
恥ずかしながらこれまで一度も観たことがなくて初の鑑賞。
なんでこれまでこんな映画をスルーしてたのかと後悔するくらいすごい好きな作品だっ
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.3

一夏のいろんな形の恋を描いた作品。
側から見れば単にドロ沼状態の恋愛模様だが、すごく軽快に進んでいくので非常に観やすかった。
こういう感じの恋愛映画、人の移りゆく心などを描くのは、ウディ・アレンの独壇
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.6

普段からよく飲んでいるコーヒー、個人的に言えば年間360日以上は飲んでいる。そしてそのコーヒーがそれがいかに奥深いかという一端を知ることができる。

この映画で知ることができたが、自分たちが飲むに至る
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ヒミズ(2011年製作の映画)

4.2

クズの男とクズの女の間に生まれたボート屋の息子、住田は普通に生きて立派な大人になりたかった。

未だ消えない震災の傷跡を側面に映しながらも、住田が自分と葛藤しながら生きていく様を描いている。
自分は普
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ザ・カー(1977年製作の映画)

3.2

ある平和な街に無人の車が襲ってくるという斬新な設定のスリラー映画。

まずその街を訪れた旅人が殺され、次に街の若い者が殺され、その犯人を捉えようとした保安官たちが次々と返り討ちにあっていく。
目撃者の
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.7

なかなかに凝った作品だった。
視点を変えてみれば展開は読めていたのかもしれないけれど、何も考えずに観ていたため楽しむことができた。
大切な人を失い、22年間その真相を追い求めてきた。しかしその犯人すら
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2003年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後までずっとクライマックスで、戦さの規模は映画史の中でも最大級。

個人的にはヘルム峡谷の戦いの方が好きだけど、このローハンの戦いも凄まじい。
ヘルム峡谷は圧倒的数のフリもあり、全てが長回し
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2002年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

連続した話の3部作の2部作目といえば繋ぎな部分が多いけれど、この作品はそんなことは一切ない。
前作までがあまりにも序章だったってことを中盤から思い知らされる。
闇が人間世界にどんどんと入り込み、集落が
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ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2001年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

劇場版、コレクターズエディションしか観ていなかったので、3分作のSEEを連続で鑑賞。

今見ると専門用語や過去の人の名前がたくさん出てきて、その多くは物語に直接は関係ないけど、混乱を招くものも多いだろ
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劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

4.0

ノイタミナのテレビアニメ"あの花"の劇場版。
アニメシリーズから1年後、もう一度秘密基地に集まりめんまに手紙を書くという新しいエピソードももちろん盛り込んでいるが、総集編という意味も強い。
ただこの映
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.5

東宝ゴジラ30作目にして初のアニメ作品。
アニメだからなのかこれまでのシリーズとは完全に違う視点の映画である。

ツッコミ要素が多すぎるのは置いといて、もう大筋だけを汲み取って楽しもうって感じ。
あら
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マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

3.4

モンローの伝記映画かと少し思っていたが、ある映画撮影の期間で第3助監督と恋をした話という彼女の人生の一部分だけを切り取った作品。

個人的にマリリン・モンローが出ている作品を観たことがないので、こうい
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

1.8

2010年にシリーズ終了したと思われていた(邦題にファイナルは付いてるけど、原題には付いてない)SAWシリーズの7年ぶりの新作。
リブートとなるか続編となるかというところもあったけど、語られてない前日
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.1

前情報でホラー版スタンドバイミーとは言われていたが、実際にそうだなと感じた。
思ったよりもドラマ色強めで、ホラーというよりも青春ドラマに近い部分がある。
典型的青春ドラマの王道パターンを盛り込み、それ
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ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

新作のための復習再鑑賞。

当時劇場に観に行ったのに、内容全くと言っていいほど覚えてなかった。
これまでの中で1番ひどいと言わざるを得ないゲーム。それは内容も理由もである。
ただの男女関係でゲームは明
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ソウ6(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

新作へ向けての再鑑賞。

前作でいろんなことが明らかになり、ここでようやく全てがなんとなく繋がっていく。
ジョンが最後に残したテープもホフマンのみにわかるようにしてたようだし。
2でのアマンダの手紙の
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ソウ5(2008年製作の映画)

3.4

新作レガシーに向けての復習。

ファイナルの時に一気見した時は、あまり理解できなかった印象だったけど、今回はすごく納得できた。
前回までに溜まった伏線や不明点が、どんどん明かされて、見えてくる全貌。
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ソウ4(2007年製作の映画)

3.0

新作レガシーに向けて、数年ぶりに見返す。
SAWⅢの直後からと思うが、なんか観ていて時間軸の整理が少しつかなくなってくる。
いつからお前はジグソウの弟子になったんだと言いたくなる。
まぁこの辺は続編で
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ソウ3(2006年製作の映画)

3.6

新作レガシーに向けて数年ぶりの鑑賞。
ここから残虐度が一気に増してくる。
両手足首がグルグル回って次第に皮骨がバキバキになっていくのとか見ててつらい。
個人的に一番痛々しいのが冷凍室で氷の壁の向こうの
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ソウ2(2005年製作の映画)

3.8

新作に合わせて数年ぶりに鑑賞。
1ほどではないけれど、やはり2も好き。
次第に残虐性が増してくるがまだ序の口。
新たなゲームは多人数参加のゲームとなり、みんなで協力しないとクリアできないというもの。
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.5

週刊少年ジャンプのコメディ漫画の実写化。
原作のファンでもある自分としては、ほぼ期待せず、とりあえず観に行こうという気持ちで行ったが、思ったより楽しめた。
もちろん違和感があるところは多いけれど。
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ここまで極端な映画とは思わなかった。
前情報の通り違和感だらけの前半。
黒人の青年は白人の彼女の家族の家へと招待される。
彼女の家族は典型的な白人一家、行事に集まる親族たちも皆白人、ただ使用人とある1
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少年メリケンサック(2008年製作の映画)

3.2

さすがクドカン、ストーリーはたいしたことないし、くだらないシーンばかりなのに、好きになってしまう。
これだけのメンツを集めれるのも彼だからだろう。
若手のバンドに今でこそソロに俳優に売れまくってる星野
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カメレオン(2008年製作の映画)

2.0

詐欺師としてお金を稼いでいたある日、たまたま見かけてしまった政治家と裏金で繋がっている者の処分現場。
そこから裏の始末屋に追われることになる。

かなり前から気にかけてた作品でようやく鑑賞。
正直オー
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クロワッサンで朝食を(2012年製作の映画)

3.0

素直になれないマダム、母を失い生きる何かを探しているように見えるアンヌ。
最初は身勝手でイジワルなマダムに嫌気がさすアンヌも、ただ寂しく強がっているだけであることを知り、歩み寄っていく。
ただこの歩み
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.7

新海さんの短編作品を基に作られた、猫目線で語られる物語。
飼い主のことを大好きな猫が飼い主のことを見届ける話であり、グッとくるシーンもある。
自分が動物を飼った経験があるならきっと思うところがある。
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彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

3.0

新海さんの初期短編作品。
全編新海さんの語り口調のみで綴られている。
なんとなく音のバランスが悪いのは気のせいか。
音楽や効果音とセリフが重なって聞こえないところが多々ある。
魅せ方もとか根本時なこと
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.6

新海さんの初期作品でまだ絵の線少しいびつな感じがするが、これをほぼ1人で作り上げた新海さんはやはりただ者じゃない。
近未来を描いたSF作品であり、専門用語多い。
ただ専門用語はそこまで深く考えなくてよ
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