金持ちは金持ちで大変ドラマ。
大金持ちがきりもみ状態で落ちていく姿を、僕のような庶民が涙をちょちょぎらせながら笑うようなわかりやすいものを期待したが、大人の味付けで子供舌の自分には上品すぎた。
そ>>続きを読む
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自称女泥棒の硬派クライムドラマタランティーノ風味。
一般人巻き込まれ型クライムドラマかと思ってたら、レジェンド級犯罪者が跋扈する硬派なクライムドラマで、基本的にみなさん適切なタイミングで死んでいき、>>続きを読む
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「選ばない」というより「選べない」男ががんに選ばれてしまいケモ全開で病院改革に邁進する姿とそれによって様々な影響を受ける人たちを描いた群像劇。
成功率わずかの手術を受けると決め、マックスに闘病につい>>続きを読む
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ぶっとんだ女と陰湿なマッチョのいざこざに巻き込まれたカピバラの話。
鉄平(上川隆也)が寿司屋になって一瞬なんのドラマだったか忘れることもあったけど、最終的にはそれも物語の幅としてポジティブに捉えられ>>続きを読む
頭脳明晰マッチョがとにかく逃げる逃亡ファンタジー。
ワーナーブラザーズへののれん代と渡辺謙へのギャラで予算のほとんど使い切ったんじゃないかと思える低予算な風景と、ツッコミどころが散りばめられていたが>>続きを読む
登場人物それぞれがお金に関する「ほころび」があり、主人公 九鬼玲子にいたっては、お金カテゴリーに収まらないほころび具合で、もはや「やぶれ」。しかしそこが人間臭くて良かった。
三浦春馬はこのドラマの撮>>続きを読む
「廃墟の休日」と似た空気の「名建築で昼食を」おもしろくないワケがない。
と言いつつも、最初はドラマパートいらんねんと思っていた。でも、草食おじい植草千明(田口トモロヲ)の何気ない言葉に、アンニュイ春>>続きを読む
シーズン2直前のスペシャルから参戦。平均年齢高めのキャスティングが見ていて落ち着く佳作。
文句があるとすれば、国木田哲夫(谷原章介)は京都弁→標準語になったのに、桑部一郎(山内圭哉)を標準語でつかっ>>続きを読む
カルボナーラに生クリームを大量にのっけたようなクドさにじょじょに慣れ、最後はこのクドさじゃないと物足りない。と言えるまの中毒性はなく最後は「京風あっさり」といった感じで終わっていった。
ムロツヨシは>>続きを読む
ピラフ代450円、沼田さんが横領した30万円、座間さんの報酬3万円(1ヶ月)。この金額でしか出せないやるせなさがあった。
陽子先生の死を「バチが当たった」「卑怯者」と座間さんが罵ったことに対してふつ>>続きを読む
眠い前半だったが、ナギサさんのソルマーレ製薬時代の同僚、箸尾玲香さんのエピソードから緊張感が高まりそこからは最後までスムーズに楽しめた。全体的にはポップで、そのポップさが高低差をつくりだして深く感じる>>続きを読む
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人生をかけ、取り返しのつかないほどの犠牲を払ってきた復讐計画について誰が聞いてるかもわからない外でどなりあっちゃうどこか間抜けな竜一と竜二の復讐劇。あくびをする暇もないテンポの良さと昼ドラの香り漂う展>>続きを読む
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自分でもなんでそこやねん、と思うけど、一番好きだったのは綾野剛さんがダッシュして犯人を追いかけるシーンだった。最初は「足が早い」という設定がベタすぎて気恥ずかしい気持ちになったけど、細い目を風圧でもっ>>続きを読む
破壊的癒し系。ひたすら蝶を追いかける最終回、猫村さんは交通事故にあい死亡、海外で亡くなっていた坊ちゃんと土手で再会、そんな妄想が暴走。とりあえずあと1年は寝る前に見たい。
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手間をかけた料理の仕上げに温泉卵をのせたような最終話にはお口あんぐりだけど、見終わったあとにWikipediaを隅々まで読んだり、関連記事を読み漁っちゃうくらいおもしろかった。
最初は次々映し出され>>続きを読む
「戦争はなにがなんでも悪」というのを判でついたようなドラマが溢れるなか、修が比叡山で爆発を観察をすると決意したことで科学者特有の狂気を描いた「フランケンシュタインの誘惑」的アプローチにしびれた。
裕>>続きを読む
立ちションベンも許さない正義感過多な刑事。そんな印象だった久恒刑事が、結局はいろんなことばバカらしくなって民子にドガチャガを持ちかけるシンプルにせこい刑事だと判明。なぜかそこに生まれる安心感。
本編>>続きを読む
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郷ひろみのジャケットさばきを超えたロングコートさばき。先端が自分に向いてると気づいたときの流れるような所作。大家さんへの寡黙な優しさ。
まるで吉川晃司のプロモーションビデオ。
プロモーションビデオ>>続きを読む
関西系ジャニーズの丸山を江戸っ子役に抜擢した時点で不安しかなかったが、お伊勢参りと聞いちゃースルーできないのでみることに。
辰五郎(丸山)が登場して話し出す。流暢な棒読み江戸弁に戸惑ったが、意外にも>>続きを読む
薄い膜に覆われうヌッとした質感、上下が逆さまになったような顔、そのくせカラダにフィットしたスーツを着た国木田班長(中村梅雀)が終始不気味。
そんな得体の知れない新しい班長をイマイチ信頼しきれない9課>>続きを読む
正論を吐きまくる苺。この立ち位置のキャラはキライなんだけど、演じた小芝風花がよかったのか、脚本がよかったのか、思わず胸の前で手を組んで応援してしまう愛らしさがあった。
事件が解決してからのもうひと展開が、ひと展開以上の効果を生み出して物語が毎回コロコロコミックくらい分厚くなる。そして余韻に浸ってるところに矢田亜希子(あえてお粂とは呼ばない)がやってきて、キャピついた>>続きを読む
愛と感謝にまみれた刑事ドラマ。
最初は中2っぽいキャラクターのオンパレードでどうなることかと心配した部分もあった。それでも最終回にはSTとその周辺メンバーと会えなくなることに若干のさみしさを感じるほ>>続きを読む
2回目だからか余裕をもって楽しめたのか、1回目よりおもしろかった。
このドラマはキングを楽しむもんだと思ってたけど、意外とマコトも凄みがあってよかった。
観るのは2回目。
落語を知らないで観た1回目とは違う景色が見えた。1回目より年齢を重ねたせいか、Tシャツのワキの色が全体にまわるように沁みた。
まーとにかく西田敏行だと思う。親子ゲンカのシーンや小>>続きを読む
こういうドラマを「渡る世間は鬼ばかり」のようにシリーズ化してることへの驚きと嬉しさ勝ちすぎて、感想としては「世界観は健在、しかし物足りない」しかない。
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2回目。こんなに強烈なドラマなのに、覚えてないことが多すぎた衝撃で、伝統芸能「GLIOBLASTOMA」、かまってちゃん野々村の心ない笑い声、身内でも殺されたような矢頭の良への怨念、私服を買ってあげた>>続きを読む
「主任警部モース」をみてからのシーズン4は、モースへの親しみがアップ。これまでモースという人間を楽しめた。
印象に残ったのは事件そのものではなく、3話にでてきたモースの元婚約者のお母さんキャロライン>>続きを読む
階段や部屋の扉、ちょっとしたカットがいちいちシャレオツなのはイギリス製だからか。それとも味付けは塩コショウのみの「主任警部モース」のあとだからか。
事件そのものもおもしろかったが、それぞのキャラも良>>続きを読む
目を血走らせ、身を乗り出して観ていても「コレ誰?」「ココどこ?」「てか、どういう状況?」となることが多く、内容としてはイマイチ。その点を差し引いたとしても、魅力的なモースやルイスというキャラクターのお>>続きを読む
誰も殺さない人が主人公だなんてかわってんなぁと思ってたら、泣きそうになりながら冤罪を生む片棒をかついだのをきっかけに、華麗に人を殺し、最後は殺されてしまう。忙しい人だ。
大好きなガスが登場。善悪両方の顔に境目がないところがこの人の魅力であり怖さ。King Gnuの井口くんの次にカウカウファイナンスの社長をやってほしい。
チャックのレッキングクルーは胸にくるものがあっ>>続きを読む
シーズン1から間があきすぎてよくわからない部分が多く、最初はとまどったが、ジミーの流れるようなベシャリを聞くうちにちょっとずつ思い出していく。
優秀なジャックの苦悩、Vシネでシリーズ化したら人気がで>>続きを読む
オースティンやオカフォーの能力の高さが目立ってきたことでコンラドの天才感は薄れた。それで全体のバランスがよくなり、上質な群像劇になった。
オースティンとオカフォーの絶対的な信頼関係と香るそれ以上の感>>続きを読む
登場人物はみんな魅力的で、ちょっとした会話だけでも楽しいが、脚本がクソで本筋の事件もその他のエピソードもだらしない。もったいない。
そもそもサブタイトルに「異常犯罪捜査」とあるわりに「異常さ」が皆無>>続きを読む
このシリーズのスロースターターさは覚悟していたけど、地味な展開にだれたこともあった。しかし登場人物はそれぞれ魅力的だったので退屈はしなかった。
そんな地味な展開が最大のスパイスとなってラストでは「感>>続きを読む