Kikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Kiki

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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.9

いつにも増してポアロが人間くさい。それがとてもいい!
愛とか憎しみが絡むとどんな堅物な人でも一気に人として立体的になりますね。ポアロの過去の出来事が挟まれていくことで拍車をかけていました。
ミステリー
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

これが実話っていうのがもう奇跡。
全部良かった!と言えるようなテンポと後味の良さ。そしてザ・スポコン。
厳しいコーチとの関係性の深め方とかボンボンのライバルとか挫折とかありがちな設定がエンタメとして純
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プロヴァンスの贈りもの(2006年製作の映画)

3.3

何か大きな事件が起きそうで起きない(笑)
緩急のないストーリーですが最後まで楽しんで見れたのはリドリー・スコット監督の映像美とラッセル・クロウ!
南仏の日差しの暖かさ、プロヴァンスの抜けるような自然や
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.3

繊細すぎる。
題材はもちろん、子役、青年時代のキャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドの演技が繊細でスレスレな状態がとても伝わってきて胸が苦しかった。

言葉に出せない悲壮
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

長尺ですがずっと激しいし意外とダレることがないのでずっと楽しい。そして意外とバイオレンス…
アクションありきではなく、特に後半はかなりドラマもあるので映画何本見たの?と言うぐらい濃密でした。
登場人物
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.9

派手な演出やカメラークはないです。が、そのぶん息子の成長を見守れない悔しさとか悲しさとかが、台詞は少ないのにひしひしと伝わる。
窓、ロウソクの赤、信号機、全ての演出が泣けます。
「最近やっと夫の歯ブラ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

そこに愛はあるんかという…確かに何かしらの愛はあるんだろうけど、愛ってなんだろうと考えました。
自分に都合のいい相手に自分の行き場のない「愛する」と言う感情を昇華してもらっているだけなのか、相手が輝く
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.7

ブラックユーモアに浸かりたい時に。
子供の頃によく見たのですが曲が耳に残ってずっと忘れられなかったです。子供の頃はゴシックな雰囲気が大好きで見ていましたが、ブラックジョーク満載の映画ですね( ̄▽ ̄)独
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.2

ダニエル・デイ=ルイスの狂演が全て。
石油=お金が絡むことにはありがちなのか独裁的なダニエルの、自己利益のためだけに生きる人生。ただどこかでは愛を求めているという様子が要所要所で現れるから人間味がある
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.5

ナニーといえばメリーポピンズでしょ!
という思いがあるので、メリーポピンズへのオマージュ?と感じる箇所が嬉しい気持ちになりました。
様々なスカーレットヨハンソンを堪能できます。
上流階級あるある?をテ
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0

偏屈な盲人、という第一印象から怒涛の深みを見せてくるアルパチーノ。戦争を経験した人にしか分からない戻れなさが、物語終盤までのハラハラ感に繋がっていてずっと目が離せません。
ダンスシーンも素敵ですが、ド
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

4.5

LOTRオタクにとっては涙なしで見れない作品ではないでしょうか。
一度戦場を経験した者は二度と元の生活には戻れない。戦場を体験して晩年まで悪夢に苦しめられたトールキン。フロドは紛れもなくトールキンの一
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

男子校あるあるだなあと微笑ましく見ていたのが徐々に変化していく。
ロビン・ウィリアムズは全セリフの15%はアドリブだったそう。
シリアスな場面や笑いの場面で、演技に熱が帯びていくロビン・ウィリアムズの
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.5

こんなにドキドキする映画でしたっけ⁉︎
ジュリー・アンドリュースとトラップ大佐を演じたクリストファー・プラマーがダンスを踊るシーン、今まで見た映画の上位でドキドキした…
トラップ大佐のマリアを見る目、
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.9

豪華キャストで豪華な映像の豪華なミステリー
ケネス・ブラナーの持ち味が最高に生かされていてとても上質。
一人一人の事情聴取は聡明なポアロの魅力と容疑者の裏にある物語の深掘りが楽しく、一気に映画が立体的
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

ヒュー・グラントかっっっっわいい⁉︎⁉︎
あのヒュー・グラントが紳士なまま一生懸命スーツケース引きずったりチョコレート持ったり、
極め付けは「ウンパ ルンパ ドゥパディ ドゥ♪」
こんなことされて悶え
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

「リアルすぎ…」見終わった後の第一声。
芸術の世界のパワハラやセクハラといった点や性的マイノリティといった点、どれもリアルな人や実際にある事柄ばかりを思い出して見ていて共感を通り越し、少々しんどかった
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

3.2

王道ですね、ゆったりと鑑賞。
美男美女でシンプルに目の保養だし庭付きの家とかもう憧れの風景がとにかく綺麗だった。
壮大な物語ではないけど、タイトルの通り2人の間の物語にほっとします。

ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(2014年製作の映画)

4.0

劇的な展開や演出はなく、ゆっくりと日常的に描かれている様子がよかった。
聖歌や讃美歌のような美しいボーイソプラノの曲のように進んでいく感じで曲と相まって落ち着いて鑑賞し癒されます。
だからと言って展開
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

子供って残酷 を自でいってる。無邪気ってなんだろう…

光をくれた人(2016年製作の映画)

3.2

キラキララブストーリーかと思って鑑賞してみたら…こんな辛い話あります?結果誰か救われるの?と終盤まで絶望を感じていたら、ハナの人間が出来ているおかげで納得の終わり方で良かった。
ただハナも再開した時に
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小さな命が呼ぶとき(2010年製作の映画)

3.8

変人で頑固な裏にある不器用さと熱い部分と。堅物の研究者似合いすぎハリソン・フォード。歳を素敵に重ねてて厚みがあるなあどんな役でもできそう。
主役になるべくしてなったような存在感。
ブレンダン・ブレイザ
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.8

パンにソーセージが挟まってるのに対してよくその視点で目をつけたな⁉︎とまずツボる。
思考停止で見る映画かと思いきやメッセージ性が意外と深い。
音楽がめちゃくちゃいい⁉︎
と思って見たらアラン・メンケン
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.0

暗さと明るさの対比が戦争の残酷さや理不尽さを際立たせている。
前半はコメディタッチですが後半にかけてこれがよく効いてくるし、後半の父親の息子を見る目が本当に耐えられなくて泣けました。
心に明るい光を忘
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

一緒に見ていた彼がめちゃくちゃ刺さってました。
曰く、男の青春‼︎

落とし所どうするのかな、と思っていたらそこらの青春映画とはひと味違う。これがemotionalなんだろうな。

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.8

主人公の2人だけではなくその家族まで描いていたため、どちらかに肩入れできないのが映画としては逆に辛い部分だった。
理不尽だし残酷だし悲惨。これが戦争。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.3

マッツ!!!!!
最初のカフェでダンブルドアを見るグリンデルバルドの目がもうそれ。掴みがオッケーすぎる。初っ端からやってくれます。何回もリピートして見る名シーンの1つです。
終始マッツデルバルドの強い
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