わるたさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

わるた

わるた

映画(372)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.6

ルトガー・ハウアーが異能すぎて、未来から時空を越えてきた人外に思えた。あんなのにロックオンされたくないw夢に見そう

アダム&アダム(2022年製作の映画)

5.0

予想よりもだいぶ楽しかった。
小難しくないエンタメSF。
分岐やタイムパラドックスを平易に説明(ねじ伏せw)ていて
すんなり見られる。
アクションもカーチェイスも家族愛もバランスよく盛られていて
ワク
>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.4

荒れ狂う酷評の嵐に震えつつ観賞。
情報解禁時から楽しみにしていたので
見届けないわけにはいかなかった。
骨は拾ってやった。
空想科学読本のノリを
勝手に期待してすまんかった。
オダギリジョーはかっこよ
>>続きを読む

香川1区(2021年製作の映画)

4.7

小川氏とその周辺のみを追った前作に比べ、
対立陣営の登場人物が増えた分
より面白さが増した。
選挙で余裕がなくなるのは
どこも同じで切実だった。

映画を見ている側は、
この選挙の結末を知っていて、
>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

GUCCI協力のヴィンテージ衣装が目の保養
ガガ様の悪女もはまり役
成金で教養のないパトリツィアと
生粋のお金持ちで上品な人々の対比が時に残酷
若さに任せてゴールインしちゃったのがマウリツィオの不幸
>>続きを読む

Pure Japanese(2022年製作の映画)

3.5

ラスボスを演じている推しレスラー目当てに、
封切直後の大きな箱で見てきた。
あんなにかっこよく撮ってくださって感無量。
スクリーンに映えるのなんの。
松永監督ありがとう本当にありがとう。
従来の作品で
>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.9

理想も展望も才もあれど
カバン地盤カンバンのない青年が
政治の世界で苦闘する様を
とあるドキュメンタリー映画で観た。
では、その3つを兼ね備えた素人ならどうなるのか?
という、ある意味対極を描いている
>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

いろいろと予想と異なる作品だった。
えっ、マッチョってこいつのことなの!とか。
男たちよ、男らしさの呪縛から逃れて泣いたっていいんだぜ…とか
そういう話では全然なかった。先入観すまん。
肩の力を抜いて
>>続きを読む

クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

3.9

ただのハートウォーミングなお話ではない
綺麗事のおとぎ話にさせないビターさがシビアでよかった
若者の軽率さが痛恨
ラストシーンの演奏が沁みた
企画者の切り替えの早さがタフで泣き笑い

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.9

メーデー民大好きBEAが大活躍。あのロゴ入りジャンパーほしい。
惜しむらくは、質素すぎる建物外観は絵的に映えないと判断されたようだ…

マニアの喜ぶディテールが随所に散りばめられ、
そうでない人にも楽
>>続きを読む

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

4.0

大学教授と学生の秘密の恋。
ある日突然、男が姿を消してしまう。
観客が思い入れを抱く間も与えずに突然に。
やがて公にされる訃報。
打ちひしがれた彼女のもとに、死んだはずの恋人から
便りが届き始める…
>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.9

またステイサム運び屋やってる、と思いきや
設定が一味違った。
序盤は観客にも謎の正体は明かされずに進む。
誰が敵か味方か見えない緊張感。
動機と、結末のつけ方が非情でよかった

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.9

互いに相手の裏をかく騙し合い。
映画の中での虚実が入りまじり、
最後に一枚上手に出るのは誰かはらはらした。
秘密の大麻基地はちょっと中二心をくすぐられたw

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.8

これは。日本で公開せなあかんやつ。
絵にかいたような消費と搾取。
ほんますまんかった。
彼を守ってくれる人が誰もいなかったのが気の毒で辛い。
当時の熱気は知らない世代ですが、
すごかったのだなあ

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

無印とは別物。あのノリを期待すると肩透かしに合う。
平和主義な一人の父親が、戦争絶対滅するマンになる過程が
丹念に描かれている。
この芽が現代のあの組織に通じるのだと胸熱。
盛りだくさんで満足。
ラス
>>続きを読む

キンダガートン・コップ2(2016年製作の映画)

3.2

いろんな要素を欲張って盛りすぎて
どれも中途半端になってしまった感
ドルフ・ラングレンはかわいかった

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.7

ピカピカの、大きな、はたらくくるま。
単純明快なストーリー。
心に飼っている男子が大はしゃぎしてた。
危険なのは織り込み済み、
ミッションのためには
悪いけど仲間は捨てて行けよと思った。
最後ちょっと
>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.8

他作品のついでに鑑賞。
音楽はよかった。
いつ虚構が崩れるかとハラハラして
あまり楽しめなかった

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.8

前作同様、かわいらしい絵柄と
柔らかな色調でくるんだ
幻想的かつほんのりヘビーなお話。
各キャラとも設定が何気に重いw
ほのぼの、くすくす、ホロリでした

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.9

見た人が激賞するのがよくわかった。
なるほど。
人とAIの絆の可能性を問う、感動的なSF。
どこかイーガン作品の手触りも感じた。
シンギュラリティ。
劇場で何度も予告を見たが完全にスルーしていた。
>>続きを読む

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.9

堺雅人と香川照之はいくつの世界線で出会い
対峙する輪廻を繰り返すのか

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.2

初日レイトショーで鑑賞。
初日・祝日・サービスデーの
トリプルコンボで満席。
終始クスクス笑いが湧く、楽しい回でした。

オープニングからして最高。
なにもうあれ。幸せ。

京都編ということで予想して
>>続きを読む

映画 真・三國無双(2021年製作の映画)

4.0

三國志大好き、しかしゲームは苦手。
無双はキャラデザインが好きで、プレイ動画を好んで見る程度のファン。
映画は本国公開当時から楽しみにしつつも、
酷評の噂から日本公開は期待していなかった。
のむコレの
>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

幕末好き、司馬遼太郎好きなので公開を楽しみにしていた。
期待通りに面白かった。

やや駆け足の印象はあるが、
よくあの長編をコンパクトにまとめたものだ。
短編『王城の護衛者』からも引用エピソードがあり
>>続きを読む

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

4.0

よかった。長さを感じさせない内容で退屈しなかった。
頭でっかちの指揮官でなく、よくできた隊長だった。
あれは兵隊がついていくわ。
史実のつもりで鵜呑みにしてはダメだろうが。
最後の部下とあれほど長く共
>>続きを読む

G.I.ジョー バック2リベンジ(2013年製作の映画)

3.4

前作より面白かった
主役もあっさり代わって別物に
ストームシャドーが胸熱だった

ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

3.6

カフェの隅、通りを見渡す席に一日中座っている男。
かなえたい願いが、男の指示に従えば実現する。
その噂を聞きつけて入れ代わり立ち代わり訪れる人々。
舞台演劇の匂いもするワンシチュエーションもの。

>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

Filmarks始めて、観たい映画に登録した第1号作品
やっと消化。長かった…

・オープニングが土曜ワイド劇場
・マテーラのとてもよいプロモーションムービー
・あのホテルは実在しない。残念
・あの駅
>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.5

予想よりだいぶラッセルクロウが気の毒だった。
彼に代わってあの女に鉄槌を下したい。
主人公の被害者面が腹立つ。
全部他人のせいにしてませんかあいつ。
そのヘイト管理が絶妙とも言える。

すごいのに遭遇
>>続きを読む

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.8

怖そうで腰が引けてたのをようやく配信で観た。
いつ怖くなるんだろうと思いながら見てたら終わった。あれっw
巻き込まれる若者たちそれぞれに嫌なポイントが散りばめてあり
かわいそう度が軽減されているのが絶
>>続きを読む

素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

3.4

想像以上のあやしさだった。
もっとナショジオっぽいのを想像してたら
だいぶ方向が違った。

途中からどんどんスピリチュアルな展開に。
『個人の感想です』
『学会で査読された論文ですか』
『エセ科学では
>>続きを読む

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.5

労働階級の無学な青年が
文学に出会って才能を開花させる、という展開は
ナポリとその近郊という舞台も相まって
『イル・ポスティーノ』を彷彿とさせた。
しかしこちらはだいぶ後味が苦かった。

作家を目指す
>>続きを読む

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.8

実話ベースの作品。
このような蛮行を許してしまった
国連の弱腰と世界の無関心がやるせない。

国連軍の通訳という特権をフルに活かして
家族だけでも助けたいと奔走する主人公。
利己的ではあるがとても共感
>>続きを読む

カラミティ(2020年製作の映画)

3.5

美麗な色彩で描かれる荒々しい自然が圧巻。
ワンカットワンカットが一幅の絵画のよう。
息を飲む美しさ。
ストーリーは男勝りの少女による冒険活劇。
実在した女性がモデルなのがすごいけれど
癖のある人物だっ
>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

これもシンギュラリティというのだろうか
彼らは独自の進化をとげていくのか
あくまで事前に書かれたプログラムの枠内なのか
うっかり滅亡迅雷.netに接続しないことを祈る

予告編から想像していたよりも壮
>>続きを読む