wtnbmghさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

八甲田山(1977年製作の映画)

1.0

若い頃の北大路欣也かっこいい。目力すごい。原作自体が史実とはだいぶ脚色加えられてるらしいからそのあたり改めて確認したいと思った。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

2.2

オリジンガンダム観たのほぼはじめてだけど台詞回しが面白くて楽しめた。ブライト艦長は「何やってんの!」が口癖でアムロは「エゴだよそれは」が口癖なのか。
ふーんエッチじゃん、と思いながらみてたクェスちゃん
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.3

今回はアスガルドがメインの舞台なのかなーと思ってたらちゃんと地球にきて車に乗ったりコート掛けにハンマー掛けたり電車乗る萌えポイント見せてくれたから嬉しかった。それにしても何かといじられるキャプテンアメ>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.7

アベンジャーズを経て宇宙人らと互角に渡りあわなきゃいけないことを知りナーバスになるトニー、スーツを作りまくる、の巻。
パーツが全部集まってこなくてほぼ“生身”の状態で戦うトニー・スタークさんエッチすぎ
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怪談新耳袋 劇場版(2004年製作の映画)

1.5

幽霊の描き方って難しいんだな〜と感じた。どの幽霊もやり過ぎちゃっててイマイチ怖いと思えなかった。堀北真希の看護師の霊はなかなか良かったけど最終的にやり過ぎちゃってた。バスケババアも怖かったけど2回目み>>続きを読む

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.0

照明と音楽使いは黒沢清映画そのもの!磨りガラス・カーテン・廃墟も天下一品。
このJホラー演出でちょっとハートウォーミングをやるというのはかなり斬新。

乱れる(1964年製作の映画)

3.0

時代の移り変わりに翻弄される戦後を生きる人々…というテーマは同じく成瀬の『流れる』を思い出した。戦死した男の妻とその弟が結婚することはよくあったことだと最近ちょうど読んだんだけど何故こんなにも高峰秀子>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.5

観てないと思ったら観たことあった。最初の「薬飲んでるのか?アレの方の?」で思い出した。岩下志麻がはちゃめちゃかわいい。密かに想いを寄せる三浦との駅のシーンと失恋した後の一人リボンを指に絡めるシーンの美>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.7

原作小説をどう映像化するのかな、と思ってたけどさすが堤幸彦、映像でちゃんと叙述トリックをしかけている!
前田敦子の演技も凄くて一番恐ろしいのはこの女じゃ…と思わされた。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

怖嫌面白い!!!!
やだよーやめろよーこえーよ〜と言いながら最後までなんだかんだ楽しんだ。ミッドサマーに連なるアリ・アスターのやりたいことが窺える。嫌悪感や恐怖を喚起させる演出はピカイチ。

透明人間(2019年製作の映画)

4.7

いるようでいない、いないようでいる、なにかあるようでない、ないようである、をカメラワークで表現するのはまさに黒沢清のソレ。BGMも相まって終始不穏である。はやく何か起こってくれ〜とさえ願ってしまう。何>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.1

観てなかったので観とくべきかなぁと思ってみた。これは当時新作だー!って楽しみにして行ったらほんとただのトラウマ奇々怪々カルト映画だなぁ。でもこれに思い入れ強すぎる人がシンエヴァは俺のエヴァじゃないって>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

エヴァにあまり思い入れはなく、TVシリーズもちゃんと観たかな?旧劇はみてない、新劇は全部みてる、でも全部忘れて直前に考察まとめ読んで予習したって立場の人間ですが……

正直開始数分からクソデカ感情渦巻
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.0

ジョン・ヒューズ的卒業前の親の居ぬ間のパーティもの。ブロマンスならぬシスロマンスでもある。
レディバードみたいだなとおもってたらレディバードのぽっちゃりちゃんと同じ子だった。ジョナ・ヒルの妹なのね。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

坂元裕二大好きなんだけど別に映画館でみなくてもいいかなーと思いスルーしかけてたのを下世話な嗅覚の働く家族と友人に誘われて観に行くことに。
冒頭の直球な恋愛描写やあるある・固有名詞の洪水にこそばゆさを覚
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.2

プラトン的な愛のテーマが根底に流れている。主人公の女の子をはじめとして登場人物みんないい子達だったな。

トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

3.2

トランスジェンダーがメディアでどのように映されてきたかを辿るドキュメンタリー。メディア史としても面白い。当事者達が指摘する問題点というのは難解な部分もあり、完全には理解しきれないけど、どんなことが問題>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.4

アガサ・クリスティ的な古典ミステリをどう崩すか、なテーマがあったと思うけどその外し方がオシャレで楽しめた。館ものの王道な要素に現代的な要素を絡めている。探偵も一見正統派のイギリス紳士なんだけど最後に南>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

前評判通り、原作通りのシナリオで、アニメ版みるのも初めてなのに違和感が全くなし。むしろ漫画を読んだ時の印象を「ああ、そういうことなのね」と補完してくれるような忠実な劇場版作品だった。声優さんたちの演技>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

2.1

いろんな宗教的モチーフが出てきて一般的な日本人の性質としてゆらくんは何も考えずシンプルにそれを習慣として受け入れるんだけど大切なものを失ってはじめて自分が信じるべきものがなんなのかを知る、ってことなの>>続きを読む

アウトサイダー(1983年製作の映画)

4.1

コッポラのセンチメンタルサイドがよく現れた作品だった。ヤングアダルトの背伸びとそれに伴う成長痛。Stay gold...黄金のままで…!
60年代の古き良きハリウッドの手法を多用してるのが余計にセンチ
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

5.0

彼岸と此岸の間を流れる川をくだるジャングルクルーズ。橋の向こう側はこの世ならぬ世界…というあまりにも構造主義的な映画。フランス人の女性が「あなたは二人いる。憎む人と愛する人」と言い、カメラマンが「宇宙>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ大好きなタイプの青春映画で素晴らしかった。魅力的な女主人公にほろ苦い恋愛、友達との喧嘩と仲直りからのプロム、母親とのすれ違いと心の奥底での触れ合い…。全部詰まっとる!グレタ・ガーウィグ-シ>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.3

ホラーというよりミステリ的な謎解きがメインという感じ。怖いけど怪異描写はそこまでではない。最後の喫茶店のシーンでエキストラじゃない人影が映っているというアレは映画の話題作りのためにスタッフが立っている>>続きを読む

山椒大夫(1954年製作の映画)

3.5

人がまだ人ではなかった時代の貴種流離譚。かいくぐるような視点のカメラワークが素晴らしい。母が子を呼ぶ声が切なさを喚起する。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.3

懐かしのあの場所で久しぶりに奴らと再会!な同窓会ムービーだった。乳垂れババアだけ妖怪的な枠にいるのウケる。異能力者達が各地から集まってくるのは「来る」っぽくてワクワクした。基本銃と斧っていう物理攻撃な>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.0

発想の勝利。筋自体はありきたりだけど面白くみれた。ファイル保存やエクセルの作り方に父親の神経質さを感じれていい。死んだ母親のパソコンは少し古いWindowsっていうのもいい。

武蔵野夫人(1951年製作の映画)

2.3

美しい映像がみたいと思って。
サントラがひたすらにロマンチック。視線だけで語られるラブアフェアも素晴らしい。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

2.8

プライベートライアン的な話かと思ったら全然違った(プライベートライアンみてないけど)。リヴァー・フェニックスの痙攣の演技が凄すぎる。そして美しいキアヌ…。作品の舞台とか時代背景がわかればもっと深く鑑賞>>続きを読む

すてきな片想い(1984年製作の映画)

2.6

プリティ・イン・ピンクよりこちらの方が先なんだね。自分にとって特別な16歳の誕生日という日に巻き起こるさまざまな出来事。こちゃこちゃした事件があっちこっちで起きて色んな人にとっての特別な1日になるとい>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

2.5

下肢に不具があり、背骨が曲がって生まれてきながらもアメリカ白人史の英雄として歩んでいくフォレスト。(フォレストという名前は白人至上主義団体KKKの創始者からつけられている)
子供の頃から愛するジェニー
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.4

グレタ・ガーウィグの長身が常になんだか居心地悪そうで何処にいても収まりの悪いキャラクターによくあっていた。この身体性ことモダンラブで疾走するのにふさわしい!と納得。
そのほかにもいろんな映画のオマージ
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無ケーカクの命中男/ノックトアップ(2007年製作の映画)

4.0

ジャド・アパトーは男側と女側それぞれの事情を描くのがうまいなあ。えてして男の方が情けないんだけど。ハングオーバー的なおバカ男グループが出てくる。ハングオーバーがイニシエーションとしての結婚で、こちらが>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

4.5

オープニングでの雑なゆずの主題歌の使い方に心の中で喝采。クレイアニメなしの導入でいつもと違うワクワク感を感じさせる。

監督が変わったことによってこれまでと違うしんちゃん映画の気概を感じつつ、今までし
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40歳からの家族ケーカク(2012年製作の映画)

4.0

原題はシンプルなんだな。
ブルーバレンタインのような倦怠期の夫婦モノ。だけど口当たりが軽く終わり方も清涼感あっていいし笑えるところも多い。10年ごとにこどもを作ってずっと離れられなくしてやる、そんな夫
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女王蜂(1978年製作の映画)

3.2

やっぱり金田一モノは市川崑と石坂浩二の組み合わせが一番好き。大道寺家の館の雰囲気が素晴らしい。画面構成の美。