余熱さんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

余熱

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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.8

どの感情も大切ということを上手く表現できていて良かったし、感動した。
いろんなこと経験するとこんな風にはいかないだろうと思ってしまったけれど、小さいときに観るととても良さそう。大人と子供も楽しめるファ
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息もできない(2008年製作の映画)

4.5

観ていて引き込まれ前のめりになっていく感覚は息もできないといった感じです。
カメラワーク、時折聞こえてくる音楽、どれも素晴らしかった。
幸わせなことも、痛みも生きていなければ感じることはできない。笑っ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

パニック映画のお手本となるような出来だった。
ゾンビとマドンソクの躍動感が素晴らしい。
ゾンビの性質も恐怖感を増幅させていて良かった。

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.6

シンプルイズベスト。85分全員がボケ続けていてゲラゲラ笑えた。
時間もちょうどよかった。
期待してなかったけど、思わぬ良作だった。

planetarian 星の人(2016年製作の映画)

4.0

荒廃して人がほとんどいない世界で出会った人間とロボット。星を見ることができない世界でプラネタリウムが見せるものはという感じです。
恥ずかしいくらい泣かせにくる話なんだけど、泣いてしまった。
話は単純で
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永遠の0(2013年製作の映画)

4.5

ドイツのヴァイツゼッカー大統領は戦後40年の演説でこのようなことを言いました。
「だれもが過去からの帰結に関わり合っており、過去に対する責任を負わされております。問題は過去を克服することではありません
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

4.0

寒いなぁって演出が多いけど、素直に面白い。感情移入できないとこもあるけどすごい笑えた。
この映画を最後まで見れたのは間違いなく北川景子のおかげ。華もあるし、演技がとても良かった。
暇つぶしに観るには最
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来る(2018年製作の映画)

3.0

人間怖い系育児ホラー。
お祭りって感じw
妻夫木聡の虚勢を張ったどうしようもない感じがいい。幸せの絶頂から不幸になっていくとことか、民間伝承とか、陰鬱とした空気感とか霊的何かをJホラーへのリスペクトを
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.3

家族の中で唯一英語を話せない母親が結婚式のためにNYに行く。そこで英語塾に入り…という話。

英語クラスのキャラクター全員に特徴があって好きになれる要素がたくさんあって良かった。
異国の文化に慣れない
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釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

4.0

浜ちゃんも能天気なんだけど、こっちも能天気な気持ちで見れる。
2人の出会いがこんな感じだったとは。
釣りバカ日誌と男はつらいよは何も考えずに見れて最高ですね。

ソドムの市(1975年製作の映画)

-

評価できない計測不能の映画です。
コンテンツの規制には反対ですが、これには擁護できません。世に放ってはいけない作品でした。
本当の胸糞映画とはこのことを言うのでしょう。ミストが胸糞胸糞って喜んでる人達
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.2

とても素晴らしかった。
姿や形はどうでもよくて、気持ちや感情がそこにあれば誰も邪魔する権利はないんだと思いました。
彼らが編んでいるのでは自分たちの未来に見えました。何かを作るということは自分を作ると
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処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)

2.5

大学生たちが休暇を利用して雪山を訪れる。偶然ナチスの財宝を発見し、横領しようとすると冷凍されていたナチ兵たち突如ゾンビとして復活し、襲ってくる。

2作目を見てから視聴。低予算で作られた普通のB級ホラ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.7

かつてハリウッドでアメコミヒーローとして活躍した俳優が人生をかけて舞台に挑戦する話。

とにかく撮影がスゴすぎる。
基本は会話劇で地味な場面が続きますがワンカット風の映像に惹き付けられて最後まで飽きな
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ソワレ(2020年製作の映画)

4.2

役者をめざしている男と介護施設で働いている女の逃避行といった感じのお話です。
本作ですがとても重くて痛くて深い映画です。
逃げながら成長する、何かに気づくというシンプルなストーリーながら、繊細な感情表
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.3

個人的には面白かったです。
この映画は怖さに特化した映画ではありません。コメディに寄せてるところも結構あります。なのでお友達と一緒に観に行くには最高の映画だと思います。
本作は大きく4つに別れていて住
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.6

さすがディズニーという感じ。
伏線は全部回収するし、家族愛や勇気について丁寧に描いている。
ただ、物足りなさを感じました。
ボス戦があまりにあっさりとしていて残念でした。ボス戦で胸熱くなるようなアクシ
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.8

オリジナル版未視聴で本作を視聴。
めちゃくちゃ怖かったです。ホラー映画としてよくできていると思います。トラウマ級の怖さでした。視覚的にとにかく怖い。
1番良かったのは人間の愚かさが表現されていたことで
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シライサン(2020年製作の映画)

1.5

まぁ酷い映画です。別の映画を見ることをおすすめします。

良い点
・染谷将太の演技が上手い。
・ルールがシンプルでだるまさんがころんだと一緒でわかりやすい

悪い点
・基本的に演技が下手(気になるレベ
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テッド・バンディ 全米史上最高の殺人者(2002年製作の映画)

3.0

大量殺人鬼で変態モテモテイケメンおじさんが冤罪を主張し、自ら弁護するという話

こんなイケメンでいろんな女をはべらかしてるんなら早死しても後悔しないでしょう。
正直、裁判劇としてはあまり面白くはありま
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EXIT(2019年製作の映画)

3.8

有毒ガスが街に広がり上昇してくる霧から逃れるために高層ビルの上を目指すというもの。

あくまでストーリーはおまけで内容はないようなもので、アクションを楽しむ映画です。犯人の動機を深掘りしなかったことに
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.0

酒と女は人を狂わす。そんな感じですかね。
フリッツがバイオレンスなことをするのは酒を飲んでるときだから、酒を飲むことでしか自分を表現できないのかもしれない。
酒で態度が急変する人との関わり方は考えなき
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.9

想望してたのとは違った。濡場のシーンがあるから不安になって見たけどとても良かった。悲しさに溢れているセックスに泣かされた。宮本から君へでもそうだけど、濡場のシーンが日本で一番うまいのは間違いなく蒼井優>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.6

障がい者がんばってます!みたいな説教臭い映画じゃなくて良かった。
エレノアが出しゃばりすぎて水を刺している感じはあった。
美しい映像にとても癒されました。

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.2

タイトルの時点でくだらないのはわかっていましたが、想像以上の良作。
コメディ要素が強めでめちゃくちゃ面白いし、死霊のはらわたとかいろんなホラースプラッターのオマージュとかリスペクトを感じられて良かった
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mellow(2020年製作の映画)

3.8

僕が今泉監督の映画を見るのはこれで3本目です。
今回のテーマは「告白」。
2つのお店の周りの片思いを巡るお話。章立てのようになっていて見てて飽きないし面白かったです。
今回も今泉節が炸裂していましたね
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キャッツ(2019年製作の映画)

2.5

別に悪くないけど、ビジュアルがどうしても受けつけなくて何度も見るのを辞めようかと考えた。
キャッツは過去に見たことがあったけど朧気で、ストーリーを理解するのがつらかった(ないようなものだけど)。もっと
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

王道でありきたりな探偵物の映画ではあるんだけど、話のテンポが良いし、キャストが豪華で画面が華々しかった。

ラストもスカッとする終わり方で伏線回収も全部するわで今年一のスカッと映画でしたわ。
個人的に
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

この映画で印象に残ったフレーズは「2人だけにして」
カメラに囲まれ、AIに支配された世界を描く映画ばかり見ていたせいで新鮮に感じました。

女性が見ると痛みがよく伝わると思います。男性はいまいち伝わり
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.3

まあまあ面白いです。ただゲットアウトの言葉に釣られて見る人は期待しすぎない方がいいです。
皆さん言ってますが、サイコパスではなく復讐劇。

良いところ
・オクタヴィア・スペンサーの演技がとにかく凄い。
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.0

よくわからない得体の知れないものが怖いのに、幽霊をしっかり見せちゃってるから怖さが半減してた。そのせいでUSJのホラーナイトみたいな映像になってた。

清水監督の代表作の呪怨は理由の説明があまりなくて
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先生を流産させる会(2011年製作の映画)

3.3

タイトル通りです。
先生が最低だと言っている人達は監督の思惑にまんまと引っかかってますね。
恐らくですが教師側を悪く見せることで被害者にも悪い点があるんだと思わせているのではないかと思います。最新作の
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.5

あらすじは誤って友達を殺害してしまった少年が無罪となり、社会からバッシングを受ける。社会から不当な制裁を受ける中、少年が選んだ行動とは?
といった感じでしょうか。

久しぶりに映画を見て、雷に打たれた
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.6

残された私たちへのメッセージしっかり伝わりました。

ぶっ飛んだ世界観で最初こそ引き込まれましたが、2時間を超えたあたりからは睡魔との戦いでした。
監督の映画への愛と戦争についての思いを痛いほど伝わっ
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友達の家(2013年製作の映画)

3.0

短いけど、しっかり怖かった。
話の内容はベタだけど無駄がなくて良かった。
悪かったところを挙げるならば、おまじないの意味がわからなかったところ。
短いので是非見てはどうでしょうか?

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

神父が子供に性的虐待をしていることを隠蔽し続ける教会と、被害者のために教会の悪事を暴こうとする新聞社のお話。

120分の間、自分も時間に追われているかのような感覚で時間があっという間だった。
テンポ
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