yuuさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

映像はすごい。
動物たちがすごいリアルで、なのに感情がよく伝わってくるような、絶妙なバランスで造形されていて超現実という感じだったし、動物以外の背景の部分もサバンナやジャングルの質感がかなりリアルだっ
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.5

ラストの試合のシーンが素晴らしい。

分けなんて分からなくていい。
圧倒的な何かがあったし、素晴らしいカタルシスがあった。感情の爆発。
それぞれにそれぞれの想いや意味があったが、詰まる所、それはそれぞ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

よくあるイギリス雰囲気ラブコメ
よくあるタイムトラベルのジレンマ
かと思いきや、しっかりとしたヒューマンものだった。
こんな風に一日一日を大事にして生きられたらいいよね。

序盤のラブコメ部分でも、フ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

感想はまた書くけど、とりあえず最高。
エンドゲーム後の作品として完璧。

AC/DCが流れるシーン、エモすぎて泣きそうになった。
ピーターはアイアンマンになれなくても、十分スーパーヒーローだし、スパイ
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.2

ホラーとしてもサスペンスとしてもミステリーとしても中途半端。
なんとなく最後まで観られるけど、もうちょいオチも強くして欲しい。

題名は面白そうなんやけど…

タグ(2018年製作の映画)

3.8

こういう洋画のしょーもないコメディ好き。
毎年一ヶ月間鬼ごっこをするっていう設定が面白い。
軽快なテンポでストーリーが進むので観やすい。

てか、ホークアイやん。
そりゃ、強いわ。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.7

精神病院が舞台ということで、かなりダークなサスペンススリラー。
たまにこういうの観たくなるよね。

正直、オチに関しては途中で薄々気づいてしまったけど、観客に疑いを持たせつつも、最後の最後まではオチに
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.8

久しぶりに観たけどやっぱ名作。
SFコメディの金字塔という感じ。

虫気持ち悪い。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

間違いなく今年一の映画。
最高の脚本。
これまでのストーリーが全て集約されていた。
何回泣いたか分からないほど泣いた。
興奮しすぎて、鳥肌めっちゃしたし、ラストの戦争シーンは身震いまでしてた。

キャ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.4

キャプテン・マーベルの救世主感すごい…
エンドゲームへの伏線…

キャプテン・マーベルの物語でありながら、若き日のニック・ヒューリー、そしてシールズ創設の物語でもある。
さらに、アベンジャーズの由来が
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.8

サイバーパンクとして十分な出来。

ストーリーに突っ込みどころは多いけど、その分展開が早くド派手な戦闘シーンで飽きることがない。
続編があるっぽいのは意外だった。

アバターも作って。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.6

シンデレラストーリーとしては、アリーはすんなりと成功し過ぎだし、ラブストーリーとしてもそこまで深みがあるようには思えなかった。

ただ、序盤のアリーが初めてステージで歌うシーンでは鳥肌が立ったし、良い
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.1

同じ海を舞台にしたアクション映画という意味で、この間観たアクアマンと比較して、ストーリーやアクションがお粗末。
「え、なんでそうするの?」という場面が多く、この手の映画には付き物だけど、それにしてもあ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.3

斬新な世界観で、シュール、ユニーク、ダークな映画。
登場キャラクター全てが主人公も含めて、無機質でシュールな行動や言動をとるので、あまり共感ができない。
グロテスクな表現も多い。

結局何を表現したか
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

ド派手なアクションとベタな展開の応酬。
ヒーローアクション映画として余裕で及第点以上だし、随所に漂うB級感もむしろよかった。
ワイスピの監督ということで、アクションシーンに見応えがあった。スピード感が
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.8

的確な表現が思いつかないけど、大きなラブストーリー。恋愛のラブだけを意味するわけではないという意味で。

ネイサンの父の
「他人を愛することを止めてはいけない」
というセリフはすごくいいなと思った。
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.3

marvelと違って、個々のキャラクターごとに映画を作ってキャラの背景を作ったりしていないので、説得力があまりない。
このキャラ突然出てきたなみたいなのばかり。
戦闘シーンもmarvelほどカッコよく
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タンジェリン(2015年製作の映画)

4.0

The ロサンゼルス。

色々カオスな映画だけど、そんなカオスな展開や伏線が少しずつ繋がっていって収束していくストーリーは観ていて飽きなかったし引き込まれた。
みんなが少しずつ不幸になるけど、シンディ
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.8

1に引き続きこの手のコメディ映画として完璧。
休日の午後にお菓子食べてコーヒー飲みながら観たいという感じ。

パディントン(2014年製作の映画)

3.7

イギリス版テッドという感じ。
テッドから下品さを引いて、上品にしてクマが本物になった。

キャッチーでハートフルなコメディ映画。
随所に表れるイギリスらしさもグッド。
憎めない悪役も魅力的。

サリー
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.8

混乱・混沌とした状況の中で最も必要なのは強いリーダーなのだと改めて感じた。
チャーチルのように一国の運命、歴史さえにも影響する決断を下した人物の苦悩は計り知れない。
一体どれだけのプレッシャーを感じて
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

3.8

初めての白黒映画だったけど、映像に古臭さを全く感じなかった。
後のSF映画に影響を与えたことが強く感じられる無機質で研ぎ澄まされた構図がカッコいい。
白黒なことがより無機質でシンプルに感じられて、むし
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.1

こんな映像の映画は初めて観た。
映画全体がゴッホ調の絵画でとても美しい。

ゴッホの絵が生前に評価されなかったことがあまりにも悔やまれる。
それこそが彼が圧倒的に天才であったことの証明なのかもしれない
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.2

大円団。
最近、暗い雰囲気の映画ばっかり観てたせいもあるけど、こういうスカッとするクライムコメディよい。

ストーリーも三部作にするだけあって、割としっかりしてる。
イタリアの映画初めて観たけど、他に
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.9

1より2の方が面白い。
シリーズが進むにつれて面白くなっていくのがすごい。

大学教授がチームを組むという設定が前回以上に生きているような気がする。
歴史学者と言語学者、役に立たないどうでもいいことを
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

終盤にかけて姿を現してくる狂気のその異常性と純度に引き込まれる。
冷たくて美しい。
劇中音楽やドレスの高潔な美しさもあり、クラシックのように荘厳。

こんな関係性があり得るのか。
傷つけることで愛し、
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.8

人は過去をなかったことにはできない。
過去にすがりつく人間は愚かしい。
過去って怖い。
人間は欲望に抗えないのか。

暗い話をコミカルに描く上手さはさすがウディ・アレン。
なぜか後味が悪くない。

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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.5

シリーズの1作目で、これからの展開があるからかクライムコメディとしては、ハチャメチャ感に欠けるかなと感じた。
面白いのは面白いのだけど。
肩の力を抜いて観るのに良い映画。

この後のシリーズの展開に期
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.7

「ハッピーエンド」という題名はあまりにも皮肉的。ハッピーなエンドではなく、ハッピーのエンドという意味なのかな。

ブルジョア層の闇を淡々と描いた映画。
こんなにも、家族それぞれが自分のことしか考えてい
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

アメリカ社会のこういう側面を映画で観たのは始めてかもしれない。
ポップでビビッドな色彩と明るい子供達を中心に物語が描かれるから、そこまで沈むことなく観れるんだけど、少しずつ、暗い気持ちが溜まってくる。
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.6

雰囲気がギターポップそのもの。
青春、甘酸っぱくて切ない。

音楽と風景とファッションが素晴らしい。

内容は特に無いし、ただその雰囲気を楽しむだけだけど、こういう映画もいいよね。

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.5

とても美しい映画。
不器用で言葉も少なくても、確かに伝わるものもある。
そういう想いは、何か確固としたものがあったからではなくて、慎ましい日々の積み重ねの中に生まれるものなのかもしれない。
こんな愛の
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