タスマニアさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

タスマニア

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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

2021年29本目。

これはどういう映画なのだろうか。
作中で紡がれるイ一家の営みやエピソード一つ一つは笑えるものが多かったし、とても丁寧に描かれているような気もした。
だけど、この作品全体を通して
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泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

3.0

2021年28本目。

あらすじでどんな展開になるのか分かるのにやっぱりグッと来るのは演者の力ですね。
堤真一・柳楽優弥・川栄李奈・キムラ縁子って実力派だなぁって感じ。
一方で個人的には111分サイズ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

2021年の27本目。

え?これ本当にノンフィクションですか?笑

自分は知りたい。
どんな環境で、どんな言葉をかけられ、どんな人に出会い、何を感じながら14年間生きてきたらあんなに素敵な少年少女に
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

2021年26本目。

いいね。破壊と創造。
その対象が体制や組織であれば尚面白い。
予告編で「あなたは騙される!」みたいなパターンだったので、そっちも期待していたけど、普通に文芸や出版の世界の苦悩と
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.0

2021年25本目。

すごくブラックでシニカルな復讐劇だなぁ。
悪役側がちょっとおまぬけでコミカル。
そして、リーアム・ニーソンが強くてバタバタ倒していく笑
リーアム・ニーソンは声が渋くていいな。彼
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.5

2021年24本目。

シネマンションでおすすめされていたので気になっていた映画。
数々のタイムパラドックスを乗り越えて、最適解を目指す話なのかな。
「オーロラの彼方へ」「The Call」といった映
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影裏(2020年製作の映画)

3.0

2021年23本目。

人との関わりの中で、その人のことを知りたいと思うとき、その人の一番暗いところを見るか、明るいところだけを見るかで全然違うよね。
今野は日浅の陽の部分に救われ、陽の部分を信じた。
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

2021年22本目。

門脇麦、石橋静河はもう "The 映画" と感じさせてくれる女優さんだな。
しかも、結構ミニシアター系でしか公開されていない映画。
なんか、高級感ある映画に感じる。

高良健吾
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.5

2021年21本目。

自分が生まれる前の映画かぁ。
映画好きなのに何故かエディーマーフィー作品になかなか巡り合ってこなかったのはやっぱりドンピシャではないからかな笑

シンプルなストーリーだけど、だ
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

2021年20本目。

タイトルや描かれているテーマ、キャストの演技全部良い!
成田凌は相変わらず演技の幅が広くて上手いなぁ。
今回の役柄は好きなタイプの成田凌だった。
スーツ来た瞬間に "素敵男子感
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

2021年19本目。

素晴らしい終わり方ではないでしょうか!?
TV版と新劇の映画シリーズだけを見た程度の知識量と熱量で臨んだ自分としては大満足の出来だった。
エヴァンゲリオンの映画でちょっと泣くと
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半径1メートルの君(2021年製作の映画)

3.5

2021年18本目。

良かった。
オムニバスで一つ一つが短くて、見やすかった。

それぞれのお話が監督や脚本家、そして俳優の演技の個性が出ていて、違うテイストの作品を同時にいくつも楽しめてお得感笑
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.0

2021年17本目。

イソだ!!ってのが最初の感想笑
梨泰院クラスを見て、イソのキャラクター性に虜になったので嬉しいサプライズ。結構今人気の女優さんなんだな。
そして、今度はパラサイトのお兄ちゃんも
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.0

2021年16本目。

今泉監督の映画は自分には難しすぎることが多いので、この映画が「今泉映画」と後から知って驚いた。
それぐらいには、結構自分には分かりやすかった。

原作が劔氏によるエッセイらしい
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

2021年15本目。

役所広司が模範囚の佇まいで行進をする序盤のシーンで心掴まれた。
あと、大きな迫力のある声と表情と九州の方言ね。
"The 九州男児" と言わんばかりの彼の真っ直ぐな人間性が結構
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.5

2021年14本目。

個人的には「芳根京子が殺人鬼を演じる」という背景だけで、えげつない引きがある映画で、「芳根京子映画だなぁ」とか思ってた。
そしたら、我門さん映画だった笑
我門さんだけ急に役名だ
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.0

2021年13本目。

2020年に YouTube かなんかで、たまたま予告映像に巡り合い、その時点から結構ワクワクしてた映画の一つ。
自分の直感は間違っていなかった。
良い・悪いは置いといて、「好
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.5

2021年12本目。

痛くて可愛い17歳。

自分の何もかもが嫌になったり、周りのすべてが羨ましく妬ましく感じるようなティーンの心。
10代のときに比べたら振れ幅は小さいけど、現在に至るまでもふとし
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名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.5

2021年11本目。

「ラスト○分、あなたは騙される!!」の類のプロモーションは大体作品側が被害者になることが多い。
そこは受け手が「予め寛大に受け止めてあげる」という前提の上で、個人的にはこの映画
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心の傷を癒すということ《劇場版》(2021年製作の映画)

4.0

2021年10本目。

「最近精神科に通っている」

そんな事を言うと、周囲はどう思うだろうか。
心はかんたんに傷つきやすいのに、人間の心はとても複雑なのに、
心を治すことに関しては専門家の力を借りる
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

2021年9本目。

栄枯盛衰。
時代の変化とともに形を変えられなかったものの哀愁と切なさを感じた。

マフィア映画や極道映画を "昔の話"・"別世界の話" といったエンタメとして、楽しむ感覚とはちょ
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.0

2021年8本目。

設定や展開に凄く既視感あるなーって思ったら「ディスタービア」という映画だった。
少年少女の年齢層や結末はちょっと違うけど。

ITやスタンドバイミーという言葉がレビューでちらほら
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.5

2021年7本目。

特に予定もない日曜の夕方には、こういう映画見たかった!
そんな感じに良い意味で予想通りで、期待を裏切らない映画のテイスト。

「マイ・インターン」が有名だけど、手法は何だか似てい
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

2021年6本目。

2021年の現在時点の社会の状況や、自分の年齢、置かれている状況、心理的状態、抱えている問題、全てを考慮した上で「今一番自分に必要な映画」だった。
自宅のベッドでズビズビ泣いてし
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持たざるものが全てを奪う HACKER(2016年製作の映画)

3.0

2021年5本目。

エンジニア仲間におすすめされて見ることに。
実話に基づく話らしく、どこまで脚色しているんだろうか?

大義を持った攻撃だろうけど、やっぱり基本的に犯罪。
ホワイトハッカーになろう
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.5

2021年4本目。

肩に変な力入れずに見れて良い映画だったな。
なんかストーリー展開や物語の背景とかに、良い意味の違和感を感じていたんだけど、原作が海外なのね。
8(7)人の出会いのきっかけの話とか
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

2021年3本目。

「あの人ともっと話しておけばよかった」
そんな風に思える青春の刹那のきらめきが詰まった映画だ。
少しのきっかけで、クラスの端っこともう一方の端っこの一番遠い二人が相手のために命を
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.5

2021年2本目。

映画チンピラとコンテンツ全部見東大生が YouTube で推していたので見ることに。影響受けやすいね笑

なんかどこか寂しくなったり、懐かしくなる映画だったなぁ。
個人的には手放
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

2021年1本目。

1/1のファーストデイを活用しようと思うと、この映画ぐらいしかなかった笑
そんな感じの消去法的手法で見ることに。
もちろん、「新感染」は見ていたので高速で動くゾンビとマブリーの存
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.5

2020年250本目。

2020年はこれで締めかな。
年の瀬に意図せずズシリと来る映画を連続で見てしまい、最後は「軽い気持ちで見れる映画が見たい」と思い、なんとなくキャッチーな感じのこの映画を選んだ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

2.0

2020年249本目。

年の瀬にキツイ映画を見たな。
評価を低めにしているのは、結構自分には耐え難い描写と内容だったから。
作品自体の出来自体の評価ではないし、真摯に向き合うべき題材だったことには変
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

3.0

2020年248本目。

何も前知識を入れない状態で、キービジュアルと Netfilix のレコメンドだけを頼りにたどり着いた映画。
アンジーが監督やっている映画なのね。すごい。
彼女に強いインスピレ
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.5

2020年247本目。

西野さんすごいよ。
ただただそう思う映画だった。
映画終わったあとに拍手が発生するという体験もできた。

「西野亮廣原作」という事実が皆の頭にあるのもあり、ハードルが上がって
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

2.5

2020年246本目。

個人的には気難しい映画を引いてしまったなという感覚笑
感情ぐちゃぐちゃな人間が傷つけ合いながら前に進む・・・と思いきや、そんなに前進していない感じ。
類似作品に「オーバー・フ
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.0

2020年245本目。

自分が作品と触れる中で出てきた数々の疑問を丁寧に答えてくれるような映画ではなかった。
解釈をたくさん委ねられたし、AにもBにもCにも捉えられるという点では奥行きがある映画だな
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わさび(2016年製作の映画)

3.5

2020年244本目。

芳根京子良い。
「山」に「葵」と書いて「あおいちゃん」。
そんな女の子を取り巻く難しい環境と、その環境の中で「自分」をしっかり持って立ち向かっていくスーパーヒロインとして輝い
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