takanoひねもすのたりさんの映画レビュー・感想・評価 - 40ページ目

takanoひねもすのたり

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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.8

男前なコング先輩が大暴れ。
かっこいいですコング先輩!
中盤ちょいダレますが後半のコング先輩対トカゲ対決は胸熱でした。
戦いを終えて去っていくコング先輩の背中が渋い…!

主演のトムヒの影の薄さよ。
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操り人間(2011年製作の映画)

2.8

妹の死から立ち直ろうと心機一転、カサダガという街に引越したリリー。住まいも仕事も学校もお世話してくれる人がいて順調の筈がとんだ目に合う話。

拉致った女性をマリオネットに魔改造する変態さんは良いんです
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否定と肯定(2016年製作の映画)

3.5

ホロコースト否定論者アーヴィングの著書を批判した歴史学者が名誉毀損で起訴された。裁判に勝つためにはホロコースト否定論を崩さねばならない…という実話を元にした法廷ドラマ。
映画では時間の経過がさらりと流
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.5

久しぶりにあまり回数を観ていないほうを観ようとしてディレクターズカット版を引っ張り出す。
でもスパイダーウォークが出てきて、これいつも観てる方だと気がついた 笑

傑作です。
悪魔祓い物に惹かれる切っ
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

優秀過ぎて疎まれてロンドンから田舎のサンドフォードへ左遷されられたエンジェル刑事。ほとんど犯罪など起こらなそうな田舎町と思われたがある事故からこの町の裏の顔に気がついてゆく…という話。

・小ボケの連
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ネヴァーレイク(2013年製作の映画)

2.8

トスカーナで湖の遺物を研究している父親に会いに来たジェニー。森を散策中に見つけた湖は、死者の魂に守られているというどこか不気味な場所だった…というイタリア産ホラー。

湖にまつわる古代呪術が絡み、常軌
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ソムニア 悪夢の少年(2016年製作の映画)

3.0

息子ショーンを失くした夫婦は家族として立ち直るためコーディを養子に迎えたが、少年は夢を具現化する力があり、それと同時に「キャンカー」という化物を恐れていた…という話。

ちびっ子の舌足らずな英語は普通
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シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺/二人椀久(2018年製作の映画)

4.0

お正月にEテレで「玉三郎かぶき女方考」をみて興味がわいて劇場へ。

京鹿子娘五人道成寺、舞踏。
僧の安珍に恋した清姫がストーカー化し蛇となり道明寺の鐘ごと焼き殺した話の後日譚。鐘供養に白拍子花子が現れ
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.3

人付き合いの悪い独居老人にどっきりを仕掛け観察し始めたショーンとイーサン。
やがて老人の不審な行動に奇妙さを覚えていく…というPOVのスリラー。

ショーンとイーサンは不法侵入に器物破損に盗撮に脅かし
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悪魔祓い、聖なる儀式(2016年製作の映画)

3.0

シリチア島の実在のエクソシストであるカタルド神父に密着した悪魔祓いのドキュメンタリー。2018初劇場鑑賞。

ナレーションがなく、淡々と対象を追った内容。オカルト的な興味本位で観るには単調すぎるかも知
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クリープ 2(2017年製作の映画)

3.0

面倒くさいおっさんのメモリービデオ撮影POV「クリープ」の続編。
今回はちょっとスランプに陥って更に面倒くさくなったおっさんとYouTuberお姉さんサラ。

サラ姉さんかなり肝が座ってます。
変わり
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封印映像29 池のほとりの蓮美さん(2017年製作の映画)

2.0

・恋人達の晩餐
ゆきぽんってそっちかー。

・池のほとりの蓮美さん
ケンちゃんの腕の壊疽が雑www
蓮の実モチーフなのね。ジェイソンかと思った。
そして田中さん毎度有能。

ホルテンさんのはじめての冒険(2007年製作の映画)

3.4

運転士ホルテンさんの定年退職前後のお話。

ちょっとしたハプニングにくすっと笑い、小さな別れにちょっと切なくなる静かな静かな作品。
ベント・ハーメル監督らしい地味なおかしさと心がほっとするエピソードの
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.2

底冷えするクソ寒さの反動で鬱い映画を観たくなり久しぶりに再鑑賞。
タイトル通りの夢も希望も消え去る話です。
ドラッグに溺れていくハリー、マリオン、タイロン、サラ。彼ら4人が絶好調から一転して崩壊してゆ
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THE ROOM ザ・ルーム(2006年製作の映画)

1.1

ベルギー産低予算シチュエーションスリラー。
突然現れた「部屋」に次々吸い込まれていく家族を描く。

メインは複雑な家庭環境のある一家。父親はDV親父、兄はダウン症で半身不随、彼の世話をやく妹は誰の子か
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DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

4.0

映画「エイリアン」のデザインで知られる画家H.R.ギーガーのドキュメンタリー。

「見たいものは見た、やりたいことはやった、悔いはない」と言う氏が印象的だった。

オバノンの話(エイリアンに携わること
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プリシラ(1994年製作の映画)

4.2

気分をアゲたくて大好きな映画を引っ張り出して来た。

ド派手な衣装のドラァグクイーン達が砂漠を行くロードムービー。
堂々とした彼女達の姿に笑えて元気になれる。
ベタな音楽も良い。

ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

3.2

悲哀物の怪談。

ヒロインのコンスタンス・ルソーの華奢さ。細くて骨格のバランスが絶妙。眼振と銀板の中の焦点の合わない目が印象的だった。

海外作品でも安定の黒沢監督カラー。
不穏さと居心地の悪さは同等
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フューリー(1978年製作の映画)

3.2

超能力者の息子を拉致された父親が息子を奪還するため頑張る話。
なのだけど途中から、もう息子ほっといていいんじゃない?と思ってた…物語上そうはいきませんが 笑

少女が超能力で過去の出来事を知るシーンや
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ヘレナ(2012年製作の映画)

3.0

私の歯を返してぇえ〜なオカルトホラー。

引越した家が曰く付きという定番物だけれど、映像がグレイがかったトーンで陰鬱な雰囲気を醸し出していてきれいなのと、繋がらない謎(2つの事件の繋り)が最後まで引っ
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.8

滑り込みで観てきました。
ホドロフスキーの自伝的作品「リアリティのダンス」の続編。
無修正版で鑑賞。
青年期の詩人として生きる彼を描いています。

88歳にして尚衰えない奔放なイマジネーション。
豊か
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アサイラム・バスターズ(2015年製作の映画)

2.8

山の中の廃墟になった病院の解体工事事前調査にきた一行が幽霊なんだか異形の化物なんだかに襲われる話。
雰囲気で察して!という系です。
結局何がなんだか分からんオチ。
荒廃した廃病院は好物ですし、何かよく
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.2

「森には怪物がいるから決して森に入ってはいけない」という掟がある村。
しかし、村の若者ルシアス(ホアキン・フェニックス)が、 禁断の森を抜けたいと許可を願いでたことから、 村に怪事件が続発するように
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愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

3.4

モデルであり恋人でもあったジョージ・ダイアとの関係を通して画家フランシス・ベーコンを描いた作品。

ジョージ・ダイアは60年代後半にベーコンの恋人だった人で、整った男らしい顔立ちに反して内向的でアルコ
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デス・オブ・ザ・ワールド(2013年製作の映画)

2.8

終末世界を舞台にしたサバイバルホラー。
暴徒と化す人間が恐ろしいという話。

物語が平坦としておりひたすら地味。
また人物描写に深みがないため、いまいち没入しにくい。
荒廃した風景と寂寥感、もう望みな
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封印映像28 幽霊アプリ(2017年製作の映画)

2.0

「今日は予定がある」と言って逃げる霊能者ジョン氏www

ザ・ハロウ 侵蝕(2015年製作の映画)

2.8

王道モンスターパニックにダークファンタジーを足した感じのホラー。

前半から中盤は少したるかったかも。
妖精が鉄を苦手にするとか、火が苦手とか、取り替え子の伝説などの解説はスルーされています。
取り替
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脣痕(2004年製作の映画)

2.5

李氏朝鮮時代の対立するエリート同士(男)の恋愛。
儒教の国なので同性愛に対しては反発が強いイメージがあった韓国。
だけど「王の男」がヒットしたりと段々変わってきているのかな。

「脣痕」はベタなBL。
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ユメ十夜(2007年製作の映画)

3.1

夏目漱石の短篇集「夢十夜」を11人の監督で映像化したオムニバス作品。
夢の話なのでシュールな話ばかりです。

原作のイメージに一番近いと思ったのは第2夜(監督、市川崑)モノクロの画面に脇差しのみが赤い
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肉体の悪魔(1947年製作の映画)

3.0

第一次世界大戦下、17歳のフランソワと年上の看護婦見習いマルトとの恋愛物。
マルトは婚約者がおり作中で結婚し人妻となりますが一旦別れたフランソワと燃え上がり不倫関係に陥りやがては妊娠してしまうという話
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Red White & Blue(原題)(2010年製作の映画)

3.5

「The Room 閉ざされた森」で気になって続けてサイモン・ラムリー監督の作品鑑賞。
こちらも激しく鬱い作品でした。

ヒロインはビッチのエリカ。ふて腐れた表情で男漁りする女子。そんな彼女を何故か気
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THE ROOM 閉ざされた森(2006年製作の映画)

3.8

精神を病んでおり暴力的な衝動や幻覚を薬で抑えていた青年が母の介護に必死になるあまり更に精神が壊れ、やがて家族が崩壊していく様を描いたシチュエーションスリラー。

精神疾患を抱えた青年ジェームズを演じた
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スクワーム(1976年製作の映画)

3.2

長虫系が苦手な自分にはのっけからゴカイのどアップで悲鳴が出そうになった昆虫パニックホラー。
高電圧で凶暴化したゴカイが大群で襲ってくる話。

観る直前に一応ゴカイの画像検索してみる。
更にハードルあげ
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八つ墓村(1996年製作の映画)

3.0

数年振り再鑑賞。
登場から浅野ゆう子の前髪が気にかかる。
(くるんと毛先を巻いた前髪)
あの前髪にしない方が良かったなあ…いかにも90年代で違和感が半端ない。

32人殺しの場面は野村芳太郎版の山崎努
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イグジステンズ(1999年製作の映画)

3.1

ぐちゃぐちゃネロネロなクローネンバーグ監督作。
ゲームのVRを題材にした映画。再鑑賞。

ゲーム機、中華料理店のスペシャルメニューや突然変異体の解体や武器がクローネンバーグ節炸裂してました。
まだI字
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エクトプラズム 怨霊の棲む家(2009年製作の映画)

3.2

実話を題材にした家系オカルトホラー。

癌治療のため病院近くの古い家に引っ越したキャンベル一家が体験する超常現象の話。

結末の死体の感じがちょっとアレなのを除けば、概ね好物だらけの作品。
音での驚か
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