都会の中学に通うため、南乃島からあおぞら市へと引越してきた夏海まなつは、海で“人魚”のローラと出会います。世界を救うため、伝説の戦士・プリキュアを探しにきたというローラでしたが、人魚の国に伝わるパクトが開かないことがわかると、すぐに去ってしまいました。 家に着いたまなつは、そこで人々の悲鳴が上がるのを聞きつけます。近くの浜辺では「あとまわしの魔女」の召使い・チョンギーレが生み出した怪物・ヤラネーダによって人々の<やる気パワー>が奪われ、海にいたローラもとらえられていました。 浜辺に駆けつけたまなつは、ローラを助けようとヤラネーダに立ち向かいます。そのとき、光とともに出現した指輪によってローラの持っていたパクトの鍵が開き、まなつはメイクでチェンジし、伝説の戦士・プリキュア、 キュアサマーへと変身します。 ヤラネーダを倒し、無事人々のやる気パワーを守ったまなつでしたが、まだよく状況がのみこめません。しかしローラは笑顔でその手を取り、「私の元で戦ってもらうから!」と告げるのでした。
あおぞら中学の入学式。中学生1日目を迎えたまなつは、昨日コスメショップで出会った女の子・涼村さんごと教室で再会します。 夜、まなつはローラを今は使われていない水族館のプールへ案内します。そこで人魚の国・グランオーシャンのこと、ローラは人魚の女王になるため、プリキュアを探していることを知ります。 翌日、まなつに付いて学校にやって来たローラでしたが、退屈のあまりまなつに内緒で抜け出してしまいます。勝手な行動で騒動をおこしたローラにまなつは注意するのですが、想いがぶつかり合い、お互いそっぽをむいてしまいます。ローラは近くの川に飛び込み、街の水路にたどり着きますが、街ではヤラネーダがあばれていました。攻撃を避けながらプリキュアにふさわしい人を探すローラでしたが、トロピカルパクトは反応しません。 そこにまなつが駆けつけます。まなつは「学校もプリキュアもめいっぱいやる」と宣言し、変身すると一気にヤラネーダをやっつけました。すぐに学校へ戻り、体育館で部活紹介の続きを見るまなつにローラは「ありがとう」と小声で伝えるのでした。
さんごは、まなつたちと訪れた水族館で偶然ローラと出会います。次の日の昼休み、まなつに幼稚園の頃の話をするさんご。そのできごとから自分の好きを信じられなくなってしまった、と語ります。 放課後になり、まなつたちがクラスメイトと下校していると、街にヤラネーダがあらわれました。まなつはすぐ駆け出して行きますが、他のクラスメイトは「モンスターが出現するそばには人魚もいるらしい」と噂話を始めます。それを聞いていたさんごは「人魚は悪くない!」と告げ、まなつを追いかけます。 人々が逃げまどう中、ヤラネーダを懸命に食い止めるキュアサマーを目にしたさんごは、「逃げない」と決意します。すると指にハートクルリングが現れ、ローラの持つトロピカルパクトの輝きとともに、さんごはキュアコーラルへと変身しました。 いっしょにヤラネーダをたおし、クラスメイトの元へ戻ったまなつとさんご。2人はお互いプリキュアとしてこれからもよろしくね、と心を交わすのでした。
まなつとさんごは、図書室でプリキュアや人魚に関する伝説を調べるうち、2年生の一之瀬みのりと知り合います。ふたりはみのりが書いた小説『マーメイド物語』を読み「続きが読みたい」と伝えますが、みのりは自分の作品から目を背けます。 翌日、まなつとさんご、ローラは博物館で再びみのりに出会います。みのりはポットから飛び出していたローラの姿を目にし、ホンモノの人魚がいたことにおどろきます。そこに、あとまわしの魔女の召使い・ヌメリーがあらわれます。 ヤラネーダに苦戦するキュアサマーとキュアコーラルの姿を前に立ちすくむみのりでしたが、ローラはそんなみのりを励まし、トロピカルパクトを差し出します。ふたりを助けようと自分の足で前へ踏み出したみのりは、新たなプリキュア・キュアパパイアへと変身し、ヤラネーダをやっつけました。 まなつとさんごに迎えられたみのりは、うながされてローラの尾ひれに触れます。ホンモノの人魚に触れ、感動したみのりは、「すごくリアル…!」と嬉しそうに微笑みました。
困っていたところを助けてくれた3年生の滝沢あすかをプリキュアにスカウトするまなつたち。あすかはそっけなく取り合ってくれませんが、そこに生徒会長の白鳥百合子がやってきます。 まなつは新しい部活を作ろうと生徒会に申請していましたが、百合子は活動内容の曖昧さを指摘し、そもそも空きの部室がないので新しい部は作れないと言います。それを聞いていたあすかはまなつたちをかばうように百合子に詰め寄り、部室探しを手伝ってくれることになりました。 みのりの提案で屋上にある使われていない物置小屋を見つけたまなつたち。数日かけて小屋を片付け、不用品をリサイクルセンターに運び込みますが、そこにヌメリーがあらわれます。分裂を繰り返すヤラネーダにまなつたちが苦戦していると、学校で別れたはずのあすかが駆けつけてきました。あすかはローラに呼びかけると、キュアフラミンゴへと変身し、キュアサマーたちと呼吸をあわせてヤラネーダを倒します。 まなつたち後輩に囲まれるあすかの顔には、晴れやかな笑顔が浮かんでいました。
部室をみつけ、いよいよ新しい部活を立ち上げようとするまなつたち。しかし、肝心の活動内容が決まらず、生徒会にも申請書類を受け取ってもらえません。そんな中、学校の中庭にあおぞら中学の卒業生たちがやって来ます。彼女たちは10年前にみんなで宝物を隠したペンギンの置物を探していました。その置物は、まなつたちが部室を掃除した際にリサイクルセンターに渡したものでした。部活申請の締め切りも迫る中、街じゅうのリサイクルショップを探しまわるまなつたち。最後の一軒に向かおうとすると、ペンギンの置物型のヤラネーダが出現しました。 まなつたちはヤラネーダをたおし、ペンギンの置物を持ち帰ります。隠してあったペンダントを見つけ、よろこぶ卒業生たちの姿を見て、まなつは部活動の内容を「いま、一番大事なことをやる部」にしよう、とひらめきました。 卒業生たちの後押しもあり、生徒会に書類を受け取ってもらえたまなつたちは、ついに新しい部活「トロピカる部」を立ち上げることができました。
まなつたちはトロピカる部のランニングの最中、砂浜で海の妖精・くるるんを見つけます。グランオーシャンからのおつかい中になくしてしまったくるるんの荷物を探すため、みんなで砂浜を探しまわっていると、みのりが防風林にひっかかっている風呂敷包みを見つけした。 しかし、その風呂敷を狙ってあとまわしの魔女の召使い・エルダがあらわれました。キュアサマーたちがヤラネーダと戦う中、ローラは、エルダを追い払うために、勢いよく風呂敷包みを解きます。てっきりパワーアップアイテムだと思っていた包みの中身は、グランオーシャン名物のお菓子でした。あっけにとられるローラでしたが、そこに飛び込んできたキュアパパイアたちがヤラネーダをたおすと、エルダは去っていきました。 みんなでお菓子を食べている中、アクアポットに触れるくるるん。すると、ポットから泡の形をしたシャボンピクチャーが出てきました。そこには、写真のようにみんなの姿が浮かびます。ローラが海へと飛ばしたシャボンピクチャーの1つはやがてグランオーシャンまで届き、ローラたちの元気な姿が女王様にも伝わりました。
お母さんが中身を間違え、ご飯だけのお弁当を持ってきてしまったまなつ。おかずを分けてもらいながら、みんな自分でお弁当を作っていると知ったまなつは、特に上手なあすかにお弁当作りを教えてほしいと頼みます。 今一番大事なことをする“トロピカる部”の初めての部活動は<みんなでお弁当作り>。教わりながら、毎朝お弁当を作ってくれるお母さんの大変さを実感するまなつ。やがてくるるんをイメージした“くるるん弁当”が完成し、景色のいい場所で食べようと海沿いに出かけると、公園からヤラネーダの声が聞こえてきました。 すぐにプリキュアに変身し、公園であばれるヤラネーダに立ち向かうキュアサマーたちでしたが、お腹が減っていていつもの力が出せません。そこで、ローラの作戦で少しの間ヤラネーダの動きを止め、お弁当を一口食べることに。力を取り戻したサマーたちは、一気にヤラネーダをたおしました。 その夜、まなつは「明日からはわたしもお弁当を作る」とお母さんに伝え、よろこぶお母さんといっしょに笑顔で晩ごはんを囲むのでした。
あおぞら中学校で映画の撮影があると聞いたまなつたちは、校門の近くでマスクとサングラス姿の女の子を見かけます。彼女は人気急上昇中の若手俳優・山辺ゆなで、あおぞら中学校で撮影する映画で演じる役柄に戸惑ううち、ロケ地まで来てしまったのだといいます。 まなつたちトロピカる部と一緒に、役作りに打ち込むゆなでしたが、なかなかうまくいきません。しかし、シンデレラをモチーフにしたマスコット“でれらちゃん”の着ぐるみを着て新しいコスメのサンプルを配るさんごの姿に勇気をもらいます。 頑張りすぎて倒れてしまったさんごに代わり、着ぐるみ姿になったゆなは、見事にでれらちゃんになりきり、自分の殻を破ることができました。 迎えた撮影当日、準備の進む学校にヤラネーダがあらわれますが、キュアコーラルの活躍で撃退されます。後日、完成した映画を観たまなつたちは、エキストラとしてスクリーンに映る自分たちと、いきいきとした演技を見せるゆなの姿に目を輝かせるのでした。
中間テストが近づき、みんな勉強のために早く帰る中、ひとりだけ気にしていないまなつ。しかし落第点をとると部活動禁止になると知り、ようやく焦りだします。 みんなに勉強のやり方から教わっていると、公園にチョンギーレがあらわれました。強化されたゼンゼンヤラネーダに苦戦するまなつたち。チョンギーレは急に去っていきますが、まなつのやる気パワーがうばわれ、マーメイドアクアポットもなくなってしまいました。 やる気パワーをうばわれ、「プリキュア?めんどくさいなぁ…、やめま~す」というまなつを説得するローラ達ですが、まなつのやる気は戻りません。そんな中、再びあらわれたチョンギーレに立ち向かうキュアコーラル、キュアパパイア、キュアフラミンゴ。まなつはぼーっと様子を眺めるだけでしたが、みんなのやる気を守るため、懸命にたたかう3人の姿を見るうちに自力でやる気パワーを取り戻します。 街中の水路を探し回り、アクアポットを見つけ出したローラも合流すると、取り戻したやる気パワーがキュアサマーたちへ降り注ぎ、「ハートカルテットリング」が誕生します。4人でハートを重ね、新たな力「プリキュア!ミックストロピカル!」で、ゼンゼンヤラネーダを退治することができました。 一方、テストはすべて落第点でしたが、追試で合格すれば部活が続けられると知ったまなつは、リップで気合いを入れなおし新たに勉強に取り組むのでした。
追試テストに無事合格し、トロピカる部の活動に戻ったまなつは、あおぞら中学校で部活対抗のサンドアート大会を開催することに決めます。 ビーチでそれぞれの部活が作業にとりかかる中、トロピカる部は海の生き物たちをモチーフにしたサンドアートを作り始めました。一方、人前に出ることのできないローラはこっそりとその様子をシャボンピクチャーにおさめます。 翌日、どの部活も完成が見えてきた頃になって、雨が振り始めました。まなつは近くにあったパラソルを持ち出しますが、作品を守りきれません。そんな中、シャボンピクチャーの撮影中に見かけたパラセーリングの帆を使えるとローラが思いつきます。まなつに続いて、他の生徒たちもビーチへと駆け出しますが、そこにヌメリーがあらわれました。 生徒たちのやる気パワーが次々とうばわれる中、駆けつけたまつたちが変身し、サンドアートのように砂を固めゼンゼンヤラネーダの動きを止め、やっつけます。すると、ちょうどお天気も回復し、サンドアート大会も再開します。 優勝は美術部となりましたが、初めて自分たちで主催した大会が成功し、素敵な作品と思い出ができたことに、まなつたちは満足するのでした。
風紀委員長の角田正美は「学校に人魚がいる」という噂を聞き、学校中の部室を調べまわっていました。しかし、あすかが風紀委員会の部屋に乗り込むと、正美は「人魚なんているわけがない」と言います。風紀委員は噂を確かめるふりをして、校則違反の持ち物を取り締まっていました。 しかし、あすかの必死な様子を見て、隠し事があるのではないかと考えた正美が再びトロピカる部にやって来ます。アクアポットの外に出ていたローラとくるるんはあわてて隠れますが、風紀委員にアクアポットを没収されてしまい、さらに街にはゼンゼンヤラネーダがあらわれました。 まなつたちは街に向かい、ローラはくるるんとともに風紀委員会の部屋に忍び込みます。途中、正美に見つかりそうになりますが、誰かが没収され部屋にあった制服を着て、尾ひれを足のようにして立つことで、なんとか切り抜けることができました。 ゼンゼンヤラネーダをやっつけた翌日、またまた正美がトロピカる部の元へやって来ます。しかしみのりが先回りして先生に許可を取っていたため、アクアポットは没収されずに済み、正美たち風紀委員も去っていきました。
お昼休みの放送で人魚の話を聞いたまなつたちは、放送委員を訪れます。放送委員の小森いずみと林田ゆきえはよろこびますが、普段はあまり生徒たちにトークを聞いてもらず悩んでいると言います。すると、まなつは「トロピカる部で出演したい」と申し出ました。 翌日の放送中、パーソナリティのいずみが急な腹痛で保健室へ。放送を見学していたまなつたちがいきなりトーク出演することになってしまいます。ドタバタ続きでゆきえが頭を抱える中、飛び入りゲストとして人魚のローラが参加し、なんとか放送は持ち直します。しかし、放送の終わりがけに、商店街でゼンゼンヤラネーダが出現し、まなつたちは駆けつけることに。 放送のエンディングトークでは、残ったローラがアカペラの歌を披露し、学校中がその歌声に聴き入ります。歌い終えたローラは先に向かったキュアサマーたちと合流し、ヤラネーダを退治します。 放課後、学校はローラの歌声の話題でもちきりでした。いずみやゆきえにローラの正体をたずねられ、戸惑うさんごたちをよそに、ポットの中のローラは得意げにほほ笑むのでした。
桜川先生の提案で、トロピカる部は保育士体験に参加することになりました。 保育園で園児たちと遊ぶまなつたちでしたが、その中に1人、昆虫図鑑を読み続ける男の子・ワタルがいました。ワタルはローラにその熱心さをほめられると、庭にいるアゲハチョウのサナギを見せてくれます。さらに、園児たちとお人形遊びをしていたさんごは、自由帳にたくさん虫の絵を描いていたルリという女の子を見つけます。 そんな中、保育園にゼンゼンヤラネーダがあらわれました。園児たちが避難する中、ワタルがこっそりと庭へ向かうと、そこには同じくサナギを心配したルリがいました。2人を守ろうとローラが駆け寄ります。プリキュアを励ますローラを見て、やがてワタルもルリもプリキュアを応援し始めます。キュアサマーたちは応援に勇気をもらい、一気にゼンゼンヤラネーダを退治しました。 体験が終わり、ローラは仲良くなったワタル、ルリと「プリキュアのことは、私たちだけの秘密ね」と約束を交わし、保育園を後にしました。
応援部を手伝うため、部室で横断幕を作っていたみのりは、突然アクアポットに吸い込まれてしまいます。助けようと飛び込んだローラといっしょにポットから出てくると、なんとお互いの姿が入れ替わっていました。元に戻す方法がわからないみのりとローラは、ひとまずお互いの姿を楽しんでみることにしました。部活後に、2人の入れ替わりを知ったまなつたちもおどろきますが、その日は2人ともみのりの家へ帰ることになりました。 翌朝も入れ替わりは解けず、そのまま登校する2人でしたが、その途中にゼンゼンヤラネーダがあらわれます。しかし、ローラ(みのりの体)ではみのりのハートクルリングは反応せず、変身できません。目の前でピンチになっている仲間の姿を見て、自分が変身しなきゃ、と強く思うみのり(ローラの体)。2人が視線を交わすと、ようやく入れ替わりが解け、みのりはキュアパパイアに変身することができました。 数日後、応援団の一員としてみのりがドラで大きな音を鳴らしていると、まなつに「大胆になった?」と聞かれます。自覚のないみのりでしたが、「私のおかげね」と言うローラに、ほほえみを返すのでした。
夏休みが近づき、夏の計画を話し合うまなつたち。ところが、ローラだけはいつもと違う様子を見せます。 翌日、ローラはこっそりとアクアポットを抜け出し、ひとり図書室へ向かいます。図書室で『人魚姫』を読んでいると、それを見かけたみのりに「人間になりたいって思ってる?」とたずねられますが、ローラはそうではないと否定をします。 その夜、まなつの家で話をするまなつとローラに、まなつの母・碧が「ネイル」の塗り方を教えてくれます。 さらに次の日、まなつたちはさんごのショップに集まり、5人お揃いで色違いのネイルを塗ります。しかしそのとき、海辺にゼンゼンヤラネーダがあらわれました。急いで駆けつけたまなつたちでしたが、漁船型のゼンゼンヤラネーダが放った網にローラとアクアポットが捕らえられ、海へとさらわれてしまいました。 まなつたちは、波間に浮かんでいたシャボンピクチャーを頼りに、ローラを追いかけます。夏休みが近づき、夏の計画を話し合うまなつたち。ところが、ローラだけはいつもと違う様子を見せます。 翌日、ローラはこっそりとアクアポットを抜け出し、ひとり図書室へ向かいます。図書室で『人魚姫』を読んでいると、それを見かけたみのりに「人間になりたいって思ってる?」とたずねられますが、ローラはそうではないと否定をします。 その夜、まなつの家で話をするまなつとローラに、まなつの母・碧が「ネイル」の塗り方を教えてくれます。 さらに次の日、まなつたちはさんごのショップに集まり、5人お揃いで色違いのネイルを塗ります。しかしそのとき、海辺にゼンゼンヤラネーダがあらわれました。急いで駆けつけたまなつたちでしたが、漁船型のゼンゼンヤラネーダが放った網にローラとアクアポットが捕らえられ、海へとさらわれてしまいました。 まなつたちは、波間に浮かんでいたシャボンピクチャーを頼りに、ローラを追いかけます。まなつたちは、波間に浮かぶシャボンピクチャーを頼りに、ローラを追いかけます。 一方、あとまわしの魔女の屋敷に捕らえられたローラは、魔女に取り引きを持ちかけられたのです。
連れ去られたローラを探し海の中を進むまなつたちは、その途中、ゼンゼンヤラネーダに襲われた船でチョンギーレたちとたたかいます。しかし、ローラがいないため、やる気パワーを取り戻すこともできないまま、どんどん追い詰められていきます。 一方、あとまわしの魔女の屋敷を懸命に脱出し気を失ってしまったローラは、人魚の国・グランオーシャンで目を覚まします。人魚の女王にまなつたちのいる人間の世界へ戻ることを告げると、貝殻の形をした化石を渡されます。 地上を目指し海中を泳いでいたローラは、傷だらけになったサマーをみつけます。さらに船上には、倒れたさんご、みのり、あすかの姿がありました。 4人の仲間を想い、怒りに燃えるローラ。その心に反応するかのように指にハートクルリングが現れ、マーメイドアクアパクトが変化すると、ローラは新たなプリキュア・キュアラメールへと変身します。ラメールはやる気パワーをみんなの元へと戻し、再び変身したサマーたちと一気にゼンゼンヤラネーダたちを退治しました。 あおぞら市へ戻ったまなつたち。そこには、2本の足で立つ人間の姿になったローラがいました。驚きながらも「ニンゲンになれた…!」と喜ぶローラを、みんなであたたかく迎えるのでした。
人間の姿になりあおぞら中学校へ初登校したローラは、転入生として全校生徒に紹介されます。ところが、「華麗な学校デビュー」を目指して教室の席についたものの、人間の学校に戸惑うばかりで、なかなか思い通りにいきません。 その日の放課後、トロピカる部に水泳部の部長がやってきました。部長は「泳ぎが得意」と言っていたローラを、地区予選のメドレーリレー選手の選考会に誘います。 よろこんで参加するローラでしたが、そのとき、プールにヌメリーがあらわれます。着替えのため遅れてプールに到着したローラは、すでにキュアサマーたちが戦っていることに驚きつつもキュアラメールに変身し、ゼンゼンヤラネーダを退治しました。 そのあと、無事に始まった選考会。ローラは見事な飛び込みを決めますが、慣れない人間の足ではうまく泳げませんでした。まなつたちは落ち込むローラを励まし、トロピカる部に迎え入れるのでした。
学校新聞の「怪談・七不思議大調査キャンペーン」に参加したまなつたちは、学校の裏山にある古いお屋敷を調査することに。トロピカる部の中で一番オバケが苦手なまなつが2階に登ると、突然、人形が語りかけてきました。 人形に「毎日食べ物をお供えするように」と要求されたまなつは、それから毎日こっそりと食べ物を持ってお屋敷を訪れました。人形の声の主はお屋敷に隠れていたエルダだったのですが、お互いの正体に気づかないまま、2人は色々なお話をしました。そして、まなつは人形と仲良くなってきた頃、「もうすぐお屋敷はとり壊しになる」というみのりの言葉を思い出しました。 やがてチョンギーレとヌメリーが帰りの遅いエルダを探しにあらわれます。そこに居合わせた他のトロピカる部のメンバーとたたかいが始まりますが、まなつはお屋敷を守ろうと止めに入ります。エルダは食べ物を持ってきてくれた人間がキュアサマーだと知り驚きますが、お屋敷を必死に守るサマーの姿を見たエルダは「おなかが痛い!」と叫び出し、チョンギーレとヌメリーとともに去っていきました。 数日後、お屋敷はとり壊され、人形は行方不明になっていました。しかし、あとまわしの魔女の屋敷に帰ったエルダの部屋には、まなつに語りかけた人形が置かれていたのでした。
まなつが購買の抽選で引き当てた“プレミアムトロピカルメロンパン”が部室からなくなってしまいました。それを知ったみのりは、まなつ以外の部員の誰かが持ち去ったと推理しますが、誰も自分が犯人だとは認めず、部室にはギスギスしたムードが流れます。 そんな中、ゼンゼンヤラネーダがあらわれ、まなつたちは犯人探しを中断してプリキュアへ変身します。しかし、気持ちがバラバラでいつものようなチームワークがとれません。 苦戦が続く最中、突然ラメールがメロンパンを食べたことを告白します。アクアポットの中に残っていた包み紙を見つけ、くるるんがアクアポット冷蔵庫にしまったものを、自分あてだと思って食べてしまったと気付いたのです。おかげでみんなのわだかまりも解け、力を合わせてゼンゼンヤラネーダを退治することができました。 その後、まなつたちがコスメショップに集まっていると、さんごの母・みゆきが隣町のパン屋で限定味のトロピカルメロンパンを買ってきてくれました。まなつたちはみんなで仲良くほお張るのでした。
明日から夏休み。まなつの「合宿をしたい」という言葉をきっかけに、トロピカる部はまなつのふるさと・南乃島で合宿を行うことになりました。 みんなで合宿のしおりを作り、スケジュールを計画する中、まなつは宝物が隠されているという洞窟や秘密のビーチ、島のお祭りなど、南乃島のオススメをたくさん披露します。 翌朝、広場で待ち合わせるまなつたちでしたが、バカンス気分な街のやる気パワーを狙ってチョンギーレがあらわれました。 さらに、まなつのトランクがゼッタイヤラネーダになってしまったのです。フェリーの出発時刻がせまる中、苦戦するキュアサマーたちでしたが、チームワークを活かしてなんとか退治することができました。 出発直前、乗り場に着いたまなつたちは、まなつの母・碧と合流し、無事フェリーに乗り込みます。南乃島に到着すると、まなつの父・大洋が出迎えてくれました。
南乃島での合宿初日。まなつたちは森を抜けて秘密のビーチへ!遊びまわった後、南乃島の歴史を学ぶため、島の長老・とみ婆の元を訪れます。とみ婆によると、かつて森には人魚がいて、北の浜の洞窟には人魚の宝が隠されているといいます。 さっそく洞窟を探索するまなつたち。ところが途中でローラがはぐれてしまい、さらに宝を狙って来たヌメリーと出くわします。ヌメリーは今までもよりも強いゼッタイヤラネーダを出現させ、サマーたちは苦戦します。一方、ローラは懐かしい香りとマーメイドアクアパクトに導かれ、洞窟に眠っていた練り香水のブレスレットを発見しました。ラメールはサマーたちと合流し、ブレスレットの力でパワーアップした技でゼッタイヤラネーダを退治します。 しかし、ヌメリーが破った岩肌から海水が流れ込み、洞窟が崩れ始めました。サマーたちが天井の抜け穴から脱出すると、そこは北の浜と洞窟でつながっていた森の中でした。遅れて人魚の姿になったローラが洞窟の穴から空高く飛び出します。 その様子を離れた場所で目にしたとみ婆は、幼い頃から夢見ていた「森の人魚」の姿に感動の涙を流すのでした。
南乃島の海でスキューバダイビングを楽しむトロピカる部。人間の姿では上手く泳げないためビーチに残るローラに、「またあとで泳ごう」と声をかけるまなつですが、乗り気ではないローラ。 南乃島での合宿も残りわずか。この日は島のお祭り、「南乃まつり」の日でした。はずれにある“はての島”に渡り、願い事を書いた石を海に投げ込むと、願いがかなうといいます。浴衣姿でお祭りに参加したまなつたちは、とみ婆から石を受け取りますが、ローラは自分の願い事を内緒にしたまま、すぐに石を投げ込んでしまいました。 そこに、ゼッタイヤラネーダがあらわれます。それはローラの投げ込んだ石が変化したものでした。ヤラネーダの背中に書かれた願い事をみんなに見られたくないラメールはものすごい勢いで攻撃を繰り出し、あっという間にヤラネーダを退治してしまいました。 夜になり、まなつたちも海に石を投げ込むと、満天の星空が広がります。ローラは自分の願い事をみんなが見てしまったことを知り、恥ずかしがります。しかし次の日、まなつが海に連れ出してくれたおかげで「バタ足で泳げるようになる」という願いをかなえることができました。
あおぞら中学に入っていたテレビの取材を邪魔してしまったトロピカる部。取材を邪魔された生徒会長の百合子は「トロピカる部の活動停止を話し合う」と言い出しますが、テレビの司会者からクイズ番組への出演を持ちかけられます。そこで、部活停止をかけてトロピカる部と生徒会チームで対決することになりました。 番組が進み、最終問題で早押しに正解すればトロピカる部が生徒会チームを逆転可能でしたが、解答ボタンが見当たりません。ボタンは、「世界のボタン展」を開催している博物館にありました。それを知ったあすかと百合子は博物館めがけて駆け出します。 博物館に到着し、ほぼ同時にボタンを押すあすかと百合子。しかし、ヌメリーがあらわれ、百合子や番組スタッフたちのやる気パワーをうばいます。まなつたちがゼッタイヤラネーダを退治し、映像を確認すると、先にタッチしていたのはあすかでした。クイズ大会に優勝したトロピカる部は、部活停止の危機をまぬがれることができました。
授業参観を前に、生徒よりも緊張している1年5組担任の桜川先生。まなつが理由を聞いてみると、桜川先生の父親も授業参観に来るつもりなのだといいます。先生の話から「教師としての実力を確かめに来るのかも」と思ったまなつたちは、桜川先生が立派な仕事ぶりを見せられるように協力しようとクラスメイトたちに呼びかけます。 参観日当日、キリッとした表情であらわれたものの、教室に入っていきなり転んでしまう桜川先生。生徒たちにもり立てられつつ授業は続きましたが、そこにヌメリーとエルダがあらわれました。ゼッタイヤラネーダはまなつたちがすぐに退治し、なんとか授業は再開しましたが、良いところを見せられなかった桜川先生は、父親に「まだ教師を続けたい」と伝えます。しかし、父親があおぞら市に来た目的は地元の仲間と応援しているアイドルのライブで、あおぞら中にはついでに立ち寄っただけだったのです。父親から一生けんめいな様子をほめられた桜川先生は、ほっと胸をなでおろすのでした。
天文部を作ろうとチラシを配っていた1年生の仲川詩織から「50年に1度のすごい流星群がもうすぐやってくる」と聞いたまなつは、「流星群を学校のみんなでみる会」を開催しようと思いつきます。トロピカる部のみんなで学校中に呼びかけることにしました。少しずつ学校中の関心も高まっていきますが、くもりになりそうな当日のお天気が気がかりでした。 当日の夕方、空はやはりくもり模様でしたが、校庭では男の人たちが太鼓を鳴らしていました。彼らはあすかの父・晴瑠也と集まったあおぞら中のOBで、30年前、野球部が初めて全国大会に出場したときに晴れを呼び寄せた“炎の晴れ男”たちだといいます。 やがて他の生徒やその家族たちも学校に集まり始めますが、そのやる気パワーを狙ってヌメリーがあらわれます。キュアサマーたちが太鼓を打ち続ける晴瑠也たちを守り抜き、ゼッタイヤラネーダを退治すると、空はみごとに晴れ渡っていました。 詩織や他の生徒からトロピカる部への称賛の声が寄せられる中、まなつたちが見上げる空には、次々と流星が流れていくのでした。
あおぞら水族館で新しく始まる「イルカのふれあいコーナー」の話をお母さんから聞いたまなつは、さっそくトロピカる部のみんなと水族館に出かけます。ところが会場は予想以上の大行列で、なかなか参加できそうにありません。他の場所を見てまわる最中、元気のないお客さんが多いことに気づいたまなつたちは、「夜の水族館ナイトツアー」に参加して調べてみることにしました。 みんなで館内を調べまわる中、人魚に戻りジンベイザメの水槽の中を探すローラが隠れていたヌメリーを発見します。逃げるヌメリーをイルカショーのステージまで追い詰めたローラでしたが、そこにゼッタイヤラネーダがあらわれます。なんとイルカショーのボールがゼッタイヤラネーダだったのです。プールで暴れるヤラネーダに苦戦するキュアサマーたちでしたが、イルカたちのアシストのおかげで退治することができました。 数日後、まなつたちはようやく「イルカのふれあいコーナー」に参加することができました。ヤラネーダとのたたかいで仲良くなっていたイルカたちは、大よろこびでみんなを迎えてくれているようでした。
文化祭の出し物として、トロピカる部は「あおぞらメイク教室」を開催することになりました。メイク教室で使うドレッサーは、みんなで手作りすることになり、大忙しです。学校中で準備が進む中、ローラはみのりのクラスメイトに、1年生のころのみのりのことをたずねます。しかし、かつてみのりが文芸部をやめてしまった原因はわかりません。 文化祭当日、メイク教室には大勢のお客さんが集まっていました。そんな中、まなつとローラがクラスの出し物に参加する時間と、校内に生放送される取材の時間が被ってしまったのです。メイク教室の接客でさんごとあすかも手が離せません。そんなとき、人前に出るのは苦手と言っていたみのりがばっちりとメイクをきめて対応します。しかし、取材が終わった頃、文化祭にゼッタイヤラネーダがあらわれました。 ヤラネーダを退治したあと、ローラはみのりに文芸部をやめた理由をききます。みのりが部をやめたのは、自分が書いた作品に自信をなくしたからでした。しかしみのりは、まなつたちのおかげで本を読むこと以外にも楽しいことがたくさんあるとわかった、と打ち明け、みんなにとびきりの笑顔を向けるのでした。
ある日、まなつは不思議な夢を見ます。その夢は見たことのない“伝説のプリキュア”と出会う…というものでした。 次の日の登校中、街のあちこちの水辺からヤラネーダが出現しました。まなつたちはプリキュアに変身して立ち向かいますが、次から次へとヤラネーダが現れます。学校を襲うヤラネーダを相手にひとりでたたかっていたサマーは追い詰められ、やる気パワーを奪われてしまいます。しかし、助けに向かおうとするラメールたち4人のやる気パワーがローラの手鏡に集まり、みんなで作ったドレッサーの鏡を通じてまなつにやる気パワーを与えました。 合流したサマーたちの前には、今までより強い超ゼッタイヤラネーダが現れ、大ピンチに!すると、夢の中で出会った“伝説のプリキュア”があらわれ、サマーたちに大地のリングをさずけます。そのリングと姿を変えたドレッサーで、5人は新たな技「ランドビートダイナミック」を放ち、ようやく超ゼッタイヤラネーダをたおすことができました。 いつも通りの日常を取り戻したまなつたちは、ヤラネーダがどんどん強くなっていることに気を引き締め、これからも力を合わせてトロピカっていくことをちかいました。
3年生の引退が近づき、生徒会選挙が開催されます。現副会長の一条里香、風紀委員長の角田正美、そしてローラが次期会長に立候補し、選挙戦がはじまりました。最初は生徒たちを戸惑わせていたローラでしたが、負けじと最有力候補の里香に対抗していきます。 最終演説で逆転を狙うローラは、トロピカる部のみんなと「どんな学校にしたいのか」を考えながらアイデアを練り上げます。しかし演説の直前、街に超ゼッタイヤラネーダがあらわれました。まなつたちはローラを残し、街へと向かいます。 しかし、ローラは4人のことがどうしても気になり、演説の途中でステージを駆け下りていってしまいます。そして、苦戦していたサマーたちと合流すると、5人で一気に超ゼッタイヤラネーダを退治しました。 みんなが学校に戻ると、選挙はすでに終了し、里香が次の生徒会長に決まっていました。ローラは悔しがりますが、すぐに「女王になるためのいい練習になった」と切り替え、前を向くのでした。
3年生の修学旅行で同級生たちと寝台列車に乗っているあすか。ふと自分の荷物に目をやると、アクアポットで忍び込んだローラとくるるんに気付きます。さらに、ヌメリーがあらわれますが、あすかは停車した駅に置き去りにしてなんとかその場をしのぎます。 列車に戻ったあすかは、百合子とダブルスを組んでいたテニス部での出来事をローラに話します。しかし、そこに無人列車が変化した超ゼッタイヤラネーダとヌメリーが追いかけてきます。 あすかと百合子は避難誘導にあたりますが、生徒たちのやる気パワーはうばわれてしまいました。あすかはキュアフラミンゴに変身し、ラメールと一緒にヤラネーダとヌメリーに立ち向かいます。やがてローラを追いかけてきたサマー、コーラル、パパイアも合流し、ヤラネーダを退治することができました。 あすかは、まなつたちが届けてくれた忘れ物のまくらを受け取ります。ところが、寝台に置いたまくらに目をやると、まなつたちと帰ったはずのくるるんがすやすやと眠っていたのでした。
さんごは、モデルの代役を探していたデザイナー・コニーの目にとまり、ファッションショーに出演することになりました。 ショーの当日、リハーサルでランウェイを歩くさんごでしたが、緊張で足を滑らせ、転落してしまいます。プロの現場に自分は場違いかもしれないと不安になっていると、「遅れていたステージ演出用の風船が届いた」という報告がスタッフから入ります。 ショーの開幕直前に、控室ではコニーやスタッフ、モデルたちが力を合わせて風船をふくらませ始めます。さんごもそこに加わるうち、みんながショーを成功させたい気持ちでひとつになっていることに気づきます。 一方、ランウェイにはヌメリーの放った超ゼッタイヤラネーダがあらわれ、サマーたちが立ち向かっていました。控室からかけつけたさんごはキュアコーラルに変身しランウェイを駆け抜けます。サマーたちと合流し突破口を開き、無事に大好きなステージを守り切ります。 ショーが開幕し、ステージにあらわれたさんごは、まなつが声援をおくる中、ランウェイの上で見事にポーズを決めるのでした。
今回は、トロピカった物語を豪華10本立てでお届け! あとまわしの魔女の屋敷を想像したまなつがおそろしい事実に気づいてしまう「トロピカれ! 恐怖のあとまわし屋敷!」 今度はさんごとあすかが入れ替わって大さわぎが巻き起こる「入れ替わってトロピカれ!」 くるるんも変身!?「トロピカれ! 新しいプリキュア、誕生!?」 あのプリキュアも登場!?の「トロピカれ! 伝説のハートキャッチ!」 可愛いくて強そうでかっこいい新しい技の名前を考えたらすごいことになっちゃう「トロピカれ! 新しい技!」 ……などなど。 最後のお話は、シャボンピクチャーに写った謎の影!その秘密をめぐる「トロピカれ! 恐怖のシャボンピクチャー!」 などなど。 ……なんと! お話は全部で10本じゃなくて11本あったのでした!おしまい!
まなつたちは学校で、イベントでビデオ展示するためのメッセージ映像の撮影に参加します。。問いかけは、イベントのテーマ「大人になったら、何になる?」というものでしたが、まなつには良い答えが浮かびません。 次の日、バトラーにしかられ、魔女の屋敷を家出してきたエルダがショッピングモールにあらわれます。子どもたちの「大人になったら、何になる?」の映像が流れる中、エルダは展示されていたおもちゃを超ゼッタイヤラネーダに変化させます。 駆けつけたキュアサマーに「ずっと子どものままが楽しいに決まってる」と言うエルダでしたが、「大人になったら、そのときのわたしがいちばんなりたいものになる」と宣言するまなつの映像にひるみます。そのスキをついて、サマーたちはヤラネーダを退治することができました。 エルダが去った後、みんなの映像を見ていたまなつは、ローラの夢に「どんな女王になってもずっと友達でいること」を追加するように提案し、みんなと笑い合うのでした。
トロピカる部が主催となり、学校でハロウィンパーティーが開催されることになりました。その準備中、校内に突然ヤラネーダが出現します。仮装大会の衣装探しでローラが外出していたため、キュアサマーがアクアポットを使い、「やる気パワー、カムバック!」をします。 ……ところが、生徒たちのやる気は回復しません。アクアポットに入ったままのやる気パワーを振りかけると一時的にやる気が戻るものの、別の人のやる気が戻ってしまったりでうまくいきません。パーティーに招待した子どもたちがやってくる時間が迫る中、さらに超ゼッタイヤラネーダがあらわれます。またひとりで突っ走ってみんなに迷惑をかけてしまうかもと不安になっていたまなつでしたが、ローラたちの言葉に「今一番大事なことをやろう」と立ち上がり、力を合わせてヤラネーダを退治することができました。 生徒たちのやる気も戻り、パーティーは無事に開催されます。楽しそうな子どもたちや、仮装大会で優勝するローラの姿を見て、まなつはいつもと変わらない笑顔を取り戻していました。
人魚の女王様からローラに「グランオーシャンに遊びに来なさい」と誘いが届きます。海の中の渦を通り抜け、お城にたどり着いたまなつたちは、女王様から「グランオーシャンのどこかにある海のリングを探してほしい」と頼まれました。 海のリングを探すさなか、まなつは伝説のプリキュアが再び夢に出てきたことを思い出します。それを報告しようと城に戻ったまなつたちですが、リングの手がかりがないと知った女王は、大地のリングとトロピカルパクトを差し出すように求めます。 女王様の様子がおかしいと気づいたローラが姿を明かすように詰めよると、女王に化けていたヌメリーが姿を現しました。変身するまなつたちでしたが、生きたタコが変化した超ゼッタイヤラネーダの前に苦戦します。しかし、プリキュアのあきらめない強い想いに反応し、広場のモニュメントから海のリングが出現します。すると、ここぞと待ち伏せしていたバトラーに海のリングを奪われてしまいます。さらに、グランオーシャンを守っていた魔法が解け、周囲の渦が一気に水流となって押し寄せ、まなつたちをのみ込んでしまいました―
海のリングをうばわれたまなつたちは、本物の女王さま達を助けようとお城の中でさまよううち、人魚たちの記憶が収められた部屋を発見します。 なんとか女王さまを助けだしたまなつたちですが、そこでローラは女王さまに問いただします。それは、記憶の間に封じられていた、幼い頃のローラとまなつの思い出でした。人魚の国のおきてによって、人間とかかわった人魚はその記憶を消されてしまうのでした。みんなのことを忘れなくない、とローラはうったえますが、超ゼッタイヤラネーダがあおぞら市をおそっていることを知り、みんなと地上へ向かいます。 タコのヤラネーダに苦戦するキュアサマーたちでしたが、5人の強い気持ちにドレッサーが反応し、伝説のプリキュアから海のリングの力を授かります。5人は海のリングを使って生き物の超ゼッタイヤラネーダを退治することができました。その夜、まなつは幼い頃に約束した花かんむりを手渡しながら「たとえ忘れても、わたしが思い出せてあげる!」とローラを勇気づけるのでした。
あすかは父・晴瑠也から進路について聞かれます。もともとはスポーツ推薦で進学し、テニスを続けたいと考えていましたが、退部したいまでは目指すことはできません。 あおぞら市の図書館で文武両道の高校・フェニックス学院の生徒を見かけ、行ってみようと思い立ったまなつたちは、そこでテニス部の体験入部に参加していた百合子と出会いました。すると、百合子は、あすかと試合をさせてほしいとコーチに申し出ます。 最初こそ百合子に押されたものの、すぐにカンを取り戻して逆転してくあすか。激しいラリーが続く中、あすかと百合子はお互いの気持ちをぶつけ合います。しかし、試合の終盤に差し掛かったところで、近くの浜辺に超ゼッタイヤラネーダがあらわれました。「わたしたちにまかせて」と駆け出していくまなつたちでしたが、あすかはすぐに試合を止めて追いかけ、5人でいっしょにヤラネーダを退治しました。 後日、あすかはフェニックス学院への推薦入学が決まった百合子と顔を合わせます。百合子との試合のおかげで覚悟を決めることができたあすかは「待ってろよ」とつぶやき微笑みます。
山辺ゆなが審査員をつとめるモデルオーディションに自分から応募したさんご。トロピカる部のみんなの応援を励みに一次審査、二次審査を突破し、面接と最終審査が行われる会場にやってきました。控室で手際よくメイクを済ませていくさんごでしたが、緊張していた隣の参加者のメイクを引き受けたのをきっかけに、他の参加者から頼まれたメイクもすべて引き受けます。 面接も突破したさんごは、会場の外で待つまなつたちに報告しますが、そこにあらわれたゆなに声をかけられます。ゆなは、面接でさんごが迷っていたことに気づいていました。そんな中、街に超ゼッタイヤラネーダがあらわれます。さんごは自分の出番を後ろにずらしてもらい、みんなと合流してヤラネーダを退治しました。 会場に戻ったさんごは、審査員にオーディションを辞退したいと伝えます。人前に出るよりも、誰かをかわいくしたり、かわいいと思ったものをみんなに伝えたい。オーディションに参加して、自分の「本当の好き」を見つけたさんごは、部室でとびっきりの笑顔を見せるのでした。
部活合同で3年生たちを送る会「トロピカ卒業フェスティバル」の準備が進む中、トロピカる部では演劇をおこなうことになりました。まなつはみのりが書いた『マーメイド物語』を演劇にしようと提案しますが、みのりは何かひっかかるようで、「少し考えさせて…」と答えます。みんなの提案を受け、『マーメイド物語』の書き直しを始めてみるみのりでしたが、作業は思うように進みません。 物語に登場する「伝説のパパイア」をみつけたらきっと楽しく書けるようになる、というまなつの思いつきで、トロピカる部はパパイア農園を訪れます。そこで、実はみのりはパパイアを食べたことがないとわかります。。 みのりは農園でふるまわれたパパイア料理をみんなと一緒に食べながら、どうしてこんなにおいしいのかを考えていましたが、そこにエルダがあらわれます。まなつたちと出会ってからのことを思い出しながら、エビの超ゼッタイヤラネーダとたたかうパパイア。実体験をせずに知識だけで頭でっかちになっていた自分は、みんなと経験してきた「トロピカる気持ち」で変わることができた。今日みんなと食べたこのパパイアが自分にとっての「伝説のパパイア」だと気づいたみのりは、「わたしたちの物語を書かせてほしい」とまなつたちに申し出るのでした。
「トロピカ卒業フェスティバル」で披露するお芝居の内容を話し合うまなつたち。 タイトルはなかなか決まりませんが、みのりの「実際にあったことを盛り込みたい」という提案から、まずはまなつとローラが出会った時のことを話します。続けてさんご、みのり、あすか、そしてくるるんとの出会いや、ローラがキュアラメールに変身したときのことをみんなで思い出しながら、みのりはお芝居に使えそうな部分を書きとめていきます。 にぎやかに話しながら劇中の舞台や配役についてアイデアを出していくまなつたち。もしすべてのアイデアを盛り込むと、上演時間は72時間、なんと3日間もかかる計算になりました。「1年前はみんな知らないどうしだったのに」とみんなで笑い合う中、まなつはまだ決まっていなかったタイトルを思いつきます。 お芝居のタイトルは『トロピカる物語』。そして、いよいよ「トロフェス」まで日がせまっていきます。
「トロピカ卒業フェスティバル」の準備のため、土曜日の学校にやってきたまなつとローラ。学校じゅうが準備でにぎわう中、演劇の準備をするトロピカる部。みのりの書く台本も完成間近。5人で練習にはげみます。 翌日、発声練習の時間に桜川先生と学校の異変に気づいたまなつたちは街に駆けつけます。最初にあらわれたコバンザメの超ゼッタイヤラネーダはすぐに退治できましたが、後から姿を見せた巨大なクジラの超ゼッタイヤラネーダは圧倒的な力で街中からやる気パワーをうばっていきます。さらに、バトラーによってアクアポットをこわされ、まなつがヤラネーダにのみ込まれてしまいました。 やる気パワーを失って倒れる人々の中で立ちつくすラメールたち。一方、魔女の屋敷に向かうヤラネーダのお腹の中で気を失っていたまなつは、ふたたび夢の中で伝説のプリキュアと出会います。
クジラの超ゼッタイヤラネーダにのみ込まれたまなつを追って、ローラたちは深海にある「あとまわし魔女の屋敷」へと向かいました。一方まなつは、ヤラネーダの腹の中で、ふたたび伝説のプリキュアの夢を見ます。 アクアポットを修理するため、グランオーシャンに到着したローラは、人魚の女王の昔話を聞きます。かつて、ならず者によってやる気パワーを秘めた杯がうばわれたとき、杯を取り戻し、南乃島の洞窟にブレスレットとともに隠したのがいまの女王でした。 魔女の屋敷では、まなつがコーラルたちと合流してクジラのヤラネーダに立ち向かいます。途中でラメールも加わり、ようやく退治できました。まなつは、あとまわしの魔女と話し合おうと提案します。 魔女の居室では、愚者の棺が開放される寸前。愚者の棺が世界を滅ぼす存在だとバトラーが明かすと、何も知らなかったチョンギーレたちも止めようとします。しかしバトラーはチョンギーレを超ゼッタイヤラネーダに変えてしまいました。
超ゼッタイヤラネーダになったチョンギーレに圧倒され、地下に脱出したまなつたち。そこでローラは、伝説のプリキュアと魔女の物語を語り始めます。 遥か昔のお話——かつて「破壊の魔女」と呼ばれていた魔女は、人間の少女・アウネーテに出会い、助けられます。しかし、やがてアウネーテは世界の危機を救うため、キュアオアシスとなり、破壊をつづける魔女と対面します。魔女の正体を知ったオアシスは涙を流しながら、戦います。しかし「決着は明日にしよう」と言い残し魔女は去っていきました。そして、いつまでたっても決着をあとまわしにし、長い時間がたちました。やがて魔女は何をあとまわしにしていたのかを忘れ、「あとまわしの魔女」となったのです。 チョンギーレヤラネーダをたおしたサマーたちですが、魔女の力の前に追いつめられます。記憶を取り戻しひどく暴れる魔女に、サマーは「あなたの一番大事なことは、破壊じゃなくて…仲良しになること!」だと伝えます。そして、キュアオアシスがサマーの体にやどってあらわれ、魔女と再会を果たします。ようやくアウネーテとともだちになれた魔女は、穏やかな笑顔で泡となって海に消えていきました。 その様子を見守っていたサマーたちでしたが、残されたバトラーが愚者の棺の力を取り込み、巨大なドラゴンとなっておそいかかってきました。
巨大なドラゴンのようになったバトラーは、かつての魔女のしもべ・コワスンダーをひきいてまなつたちにおそいかかります。 すると、チョンギーレたちがコワスンダーを引き止め、プリキュアをサポートしてくれたのです。その間にバトラーに立ち向かったサマーたちは、ピンチに追い込まれながらも、みんなのトロピカった日常を取り戻すため、「今一番大事なことをやろう」と決意します。そして、5人の想い、大地リングと海リングの力を合わせた「スーパートロピカルパラダイス」を放ち、バトラーをやっつけることができました。しかし、バトラーは最後に自らのやる気パワーをささげ、愚者の棺を開放してしまったのです。 黒いオーラを吐き出し続ける棺の前になすすべのないサマーたち。そのとき、グランオーシャンが海の底にあらわれます。ラメールが修理の済んだアクアポットで、奪われたすべてのやる気パワーを取り戻すと、愚者の棺は砕け散りました。世界は破滅の危機から救われ、人々にやる気パワーが戻りました。 学校に戻り、ふたたび「トロフェス」の準備にとりかかるまなつたち。当日を前にみんなで部室に泊まり込むことになったその夜、ローラのもとに人魚の女王から大切なメッセージが届きます。
次期女王に指名されたローラでしたが、女王になるためにグランオーシャンへ戻るかどうかを明日の夜までに決めなければなりません。まなつは「ローラが今、一番大事だと思うことをやってほしい」と語ります。 トロフェス当日、いよいよトロピカる部の劇が開幕しました。ところが劇のラストシーンで、別れを告げたローラを前に、まなつは「いかないで!」と一緒にいたい気持ちが溢れでてしまいます。劇のセリフにはないまなつの素直な気持ちにこたえるように「ありがとう」と伝えるローラ。そして、5人そろって笑顔で「なかよしのうた」を歌い、会場いっぱいの拍手を受けながら終幕をむかえます。そして、ローラが大勢の観客の前で人魚の姿に戻って見せると、会場は大盛り上がりの声に包まれました。 翌日、あすかの卒業を祝うまなつたちですが、すでにローラと過ごした記憶は失われていました。一方、グランオーシャンに帰ったローラは再び人間の世界へ向かいます。あおぞら市の海岸で再び出会ったまなつとローラ。記憶がないはずのお互いの名前が自然とこぼれます。すると、アクアポットからシャボンピクチャーが溢れてきました。その光景に2人はいっしょにほほえむのでした。「トロピカってる!!」
見る前からキュアコーラルとキュアラメールのビジュがめっちゃ好みで気になってた
さんごちゃん推し、かわいい、、
あすかも変身前変身後どっちもかっこよくて好み
ローラの自己肯定感高い感じも良い
くるるん…
だいたいずっと同じような話で、途中見るのしんどかったけど、最後5話ぐらいに全てが詰まってた。しんみりするところもあったけど、なんだかんだトロプリのテンションでやりきってくれた感があってよかった。
…
ヒープリでプリキュアにハマったので
リアタイ当時はヒープリと比較してばっかでちょっとキツかった
プリキュアヲタクなら誰でもローラ追加戦士を予想できるのだろうが、まだプリキュア2年生だった自分はロー…
始まった時は1年中夏テーマでやるの!?と驚いたけど、登場人物みんなボケてて 笑いながら観れる作品だった!
(そして何かありそうで何もなかったくるるん…)
敵サイドはヌメリーさん推しだけど
チョンギ…