新しい町へ引っ越してきた春日恭介は、真っ赤な脱ぎわら帽子をかぶった鮎川まどかに出会った。やさしくほほ笑むまどかに、恭介はひと目ぼれしてしまった。
恭介はまどかのことが気になって仕方がない。一方、まどかの妹分のひかるは、恭介のロングシュートを見て、とりこになってしまう。そんなある日、恭介とひかるは、ぶつかったはずみで唇を合わせてしまった。
勝手に出かけた妹を探しに初めて入ったディスコには、ひかるとまどかがいた。まどかの見ている前で、恭介はいきなりひかるとチークを踊るハメに。そして、ひかるは恭介の耳に次の日曜のデートの約束を囁くのだった。
「うちのお兄ちゃん、ずっとひかるちゃんとベッドのうえにいたんだよ」という、くるみの発言が、いつのまにやら尾ヒレがついて、学園中が大騒ぎに。なんとかまどかの誤解をときたい恭介だが、かぜぎみの体調とタイミングの悪さが重なって、どうもうまくいかない。
突然ひかるに呼び出された恭介は、まどかがゆうべ中年の男とホテルに入っていくのを見たと聞かされ大ショック!いたたまれなくなった恭介は、まどかの後を尾けてみた。そこで恭介の見たまどかは・・・。
中間試験を数日後に控えたある日、恭介は自分を尾けてくる男に気付いた。男は恭介に「きっとあんたの手から取り返してみせる!」と意味不明の言葉を残して去った。男の名は火野勇作、まどかとひかるの幼なじみだった。
まどかの良くない噂を耳にした恭介は、自分でもよくわからないうちにまどかの家の前へ来てしまった。誘われるままにカフェバーに行き、すっかり酔っ払ってしまった恭介は、まどかにキスを迫ってしまった・・・。
ひかるが芸能界入り!?突然の話で恭介はビックリ、勇作は何とか思いとどまるよう恭介に説得をたのむ始末。しかし話をよく聞いてみると、街でスカウトされたカメラマンにモデルを頼まれたというだけの話。ところがそのカメラマンというのが実は恭介の父だった!?
恭介、くるみ、まなみの三人が買い物に行くと、水着を買いに来ていたまどかとひかるに偶然出会った。ところが恭介が目を離したすきに、くるみがいなくなってしまった。恭介たちは必死に町中を探すのだが・・・。
恭介は朝から気が気でない。それというのも、ひかるちゃんが死ぬ夢を見たからだ。母親からの遺言で恭介には予知夢の能力があるのだ。そして、ハンドボールの試合中、ひかるが倒れた・・・。
アバカブで恭介が手伝いをしていると、まどか宛に大人の男からの電話が。楽しげに話しているまどか。そして次の日から3日間の欠席。久々に登校したまどかの左手の薬指には指輪が。アセる恭介をよそに、まどかは男の車に飛び乗ると、教会へと向かった。
まどかの両親は世界的に有名な音楽家。ある日、新聞に「鮎川夫妻帰国!アメリカ永住の準備か!?」の見出しで記事が載った。驚く恭介がアバカブのマスターに聞くと、まどかのアメリカ行きが決まったという。
待ちに待った日曜日。絶好のデート日和のはずが、地域社会の奉仕の日で、公園でゴミ拾いをする羽目に。そこへ現れたのが謎の美少女。みんなは色めき立つが、なんとそれはドレスアップして変身したひかるちゃんだった。いったい彼女に何があったのか。
「軟弱なのねあなたって・・・最低よ」七夕の朝、恭介は織姫のまどかに嫌われる夢を見る。まどかのコーチである女子プロレスラーのトレーナーにまで軽くのされた恭介は、思い立ち、勇作の指導で空手を始めるのだが・・・。
くるみとまなみに「まどかさんとひかるちゃん、どっちを選ぶの!?」と問い詰められ、答えられない恭介。一方、ひかるに恭介とのことを相談されたまどかは、ひかるのために身を引こうと決心し、恭介の父の写真展の手伝いを断るのだった。
アバカブの帰り道にまどかと恭介はUFOを目撃。しかし、そのUFOに隠された真実を知った恭介は、見たといえなくなる。おかげで、まどかは学校中でうそつき呼ばわりされてしまうのだった。
待ちに待った夏休み。心浮きっぱなしの恭介は、いい気になって同じ時刻に、ひかると市営プールへ行く約束と、まどかと図書館で勉強する約束をしてしまった。恭介は、図書館とプールをテレポートで行ったり来たりするのだが・・・。
恭介、まどか、勇作、ひかるの4人は島へ海水浴にでかけた。そこでは伝説のビッグ・マンデーがあるせいか、客の姿は殆どなかった。その夜、恭介達は、宿のおじいさんに琴という幽霊の話を聞いたのだが・・・。
恭介、まどか、ひかる、勇作の4人は、夏休みを利用して南の島にやって来た。昼食後、ボートレースをやることになり、ペアを組み、沖合いの小さな島を目指しヨーイ・ドン!ところが、ボートが潮に流されて離れ離れに・・・。
学校主催のテニス・スクールに参加した恭介は、殆どテニスなどやったことがないのに、くるみのパワーで上級のAクラスに編入され、その上先輩の北方に試合を挑まれてしまう羽目に。恭介はまどかの力を借りてひそかに特訓をするが・・・。
テニスの練習をサボって湖畔を散歩していた恭介は、久美子という可愛い女の子と知りあう。やけに積極的な彼女は恭介を山に誘うが、そんな時、突然の雷雨が二人を襲う。二人は山小屋へ逃げ込むのだが・・・。
新学期を前に宿題に大わらわの恭介だが、早朝男とホテルから出てくるまどかを目撃し、ショックを隠せない。そんなところに、アバカブでアルバイトをしている女子大生のユカリが妖しいモーションをかけてきた。
クラス対抗校内駅伝マラソンにアンカーで出場することになった恭介。同じく選手に選ばれながら「出ない」と言い張るまどかと口論するうち、恭介は、絶対優勝してみせると豪語してしまうのだが・・・。
恭介の家でいとこの一弥を預かることになった。5歳の一弥は、まさに恭介とうり二つ。ワンパク盛りでませた子供だ。おまけに人の心が読めるテレパシストで、恭介が頭の中で考えたことを次々と喋るものだから・・・。
優柔不断と皆から非難を浴びた恭介は、鏡を見ながら、強い決断力が欲しいと念じた。すると、その時から恭介は大変身。禁じていた超能力パワーをフルに使い、女の子に大モテ。まったく別人の様になってしまった。
まどかとケンカした恭介の前に、テレパシストのいとこ・一弥くん登場。突然頭をぶつけられたと思ったら、いつの間にか恭介の姿は一弥の格好に。なんと一弥は、恭介と自分の精神を入れかえてしまったのだ。
まどかがケガをした。見舞いの帰り道、まどかを探しているスケバン達に出くわした恭介は、ケガの原因がケンカだと思い込んでしまう。けなげにも、恭介はまどかを不良の手から守る決心をするのだが・・・。
突如、ハデハデのファッションに大変身して、カッコイイ男の子を探すのだと大はりきりのまなみちゃん。ところが、そんなまなみを見たスケバンが、シマを荒らすとはいい度胸だと詰め寄ってきたものだから・・・。
言うことを聞かず暴れるジンゴロをパワーで押さえながら、くるみとまなみが帰ってきた。どうも最近ジンゴロの様子がおかしい。もしかしたら発情期?と思った恭介達はジンゴロのお見合い作戦を開始するが・・・。
秘かにあこがれていたサッカー部の速水純とデートが決まったくるみ。しかし速水は、一方でまどかに執拗にラブ・レターを出していたのだ。それを知った恭介は、彼の本心を聞きだそうとするのだが・・・。
登校途中のまどかの前に現われた勇作。突然、まっ赤な薔薇の花束を差し出し、愛の告白をしたものだから、学校中が朝から大パニックに。周りから質問攻めに合う恭介達はどうする?
恭介の誕生日だというのに、まどかを初めみんなは知らんぷり。しょげかえる恭介。しかし、みんなは共謀して恭介を驚かそうと計画し、裏でこっそり準備していたのだった。
山にきのこ狩りに来たひかるや恭介たちはオリエンテーリングもかねての強行軍。少々バテ気味のところへ面白い話を耳にする。この山には、食べると思っていることをすべてしゃべってしまうきのこが生えているというのだ。その名も「ホンネきのこ」。
まどかが激流に流されていく!恭介は河に飛び込み、必死で泳ぐ。ようやくまどかを助けた恭介は山小屋で火を起こすが、まどかは気を失ったままだ。びしょぬれのまどかの寝顔は可憐、じゃなくて血の気がひいて真っ青。恭介は「まどかに風邪ひかせちゃいけない」と言い訳しながら、まどかのシャツに手を・・・。
パンティが盗まれちゃったァ!と悲鳴けたたましい女子寮のベランダ。にっくき犯人は、なんと恭介だった。が、その目はトロントして催眠術にかけられているよう。背後にひそむ陰謀の魔手は?下着を持った恭介の後をつけてみれば・・・?
「だましたね」とひかるのパンチが恭介の顎に飛ぶ。「こいつの事信じてたのかい、バカな奴」とまどか。実は校内ビデオコンクール出品作「スケバン婦警さん」の撮影風景。
アバカブからの帰り、恭介とまどかは、不良少女達に追われて傷を負ったお竜と会った。まどかは昔、スケバングループにからまれている所をお竜に助けてもらった事があった。翌日、お竜がスケバングループにつかまったと聞き、まどかは一人助けに向う。
必ずカップルで出席!と言われたクリスマスパーティ。恭介は例によってひかるとまどかのどちらを誘うか悩んでいたのだが、なりゆきでひかるとパーティーへ。当日、パーティーもたけなわ、偶然テレビを見た恭介、そこには一人街を歩くまどかの姿が、あわてて会場を飛び出した恭介は階段で足をすべらせタイムスリップ・・・。
元旦。恭介が目覚めると、そこにはバニーガール姿のまどかが!なんて思ったら夢で、今日はまだ12月31日。これも予知夢か?とボーッとしていると、今度はくるみに催眠術をかけられさんざんの恭介は、その日に会ったまどかに試しでやってみた催眠術が本当にかかってしまったから大変。
迫りくる大怪獣ジンゴロ。迎え撃つのはTAP・GUNのメンバー。リーダーはまどか、そして小松、八田、勇作も。しかしTAP・GUNの攻撃も歯がたたない。その時、光と共に現れたのは、ブラック・ファイターこと恭介であった。
車道にとび出したひかるに、車が迫る。あぶない!目を閉じる恭介。ところが目をあけてみると、車をはじめすべてのものが止っている。戸惑う恭介の前に、おじいちゃんが現われ、時計をくれた。その時計というのは、時間を自由自在に止めることができるというのだ。
ある日の帰り道、恭介とまどかの前に、一人の美少女が現れ、まどかに花束と手紙を渡していった。不良にからまれているその少女を、まどかが助けた事があった。それ以来その少女すみれは、まどかの事が好きになってしまったのだ。
一弥がロックグループを作ろうと言い出し、ひかると二人で勝手に、音楽フェスティバルに申し込んでしまった。最初はしぶっていた恭介も、参加することになってメンバーのまどか、勇作たちも練習を始めた。バンド名も“ピッカルズ”と決まった。
一弥とむりやり入れ替わられてしまった恭介、せっかくのバレンタインデーだというのに、歯医者に連れて行かれたり、まどかとの約束を破らなければならなくなったりと、惨々な目にあって・・・。
ひかるに頼まれて仕方無しに始めた“愛の交換日記”に恭介はうんざり。同級生にひやかされるわ、憧れのまどかに冷たい態度をとられるわで気分は暗闇。そんなある日ひかるがまどかたちの前で交換日記を朗読すると言う。恭介はひかるの風邪が悪化して声がでなくなればいいのにとつい思ってしまう。すると・・・。
スキー場にやってきた恭介とまどかたち。白銀を駆け抜けるまどかを追ってはしゃぐ恭介だったが、ふたりで乗ったゴンドラが突然動かなくなった。外は吹雪になるし、夜は更けて寒いしで恭介とまどかは真っ青。
まどかに好きな人がいて、しかも6年前にファーストキスをしていたと知った恭介はショック。落ち込んでいるところを、爺ちゃんの仕業で6年前にタイムスリップする。そこで目撃したのは、まどかが知らない男とキスをしている現場だった。
6年前の世界にタイムスリップしたままの恭介。そこへまどかまでがタイムスリップで現われる。あぜんとなる二人の前を6年前のひかるたちが通り過ぎていく。困惑するまどかに恭介は自分が超能力者であることを打ち明ける。
とある街に引っ越してきた春日恭介15歳、長い階段の先で出会った黒髪の美少女鮎川まどかに一目惚れするが、、、な超能力ありのちょっと不思議なラブコメの金字塔。
今ではコンプラアウトな表現が多いがそれは…
嗚呼😭😭💕何から何まで大好き👒🐱
「春日恭介15歳、青春、してます」という台詞で始まるこのアニメ(ここで掴まれた)。そのあとのOPが痺れるほどかっこよくて、何回見たことか🥹🏍️ 鮎川がとんでもなく魅…
1話から感想溜めていって最後にまとめようと思ったんやけど、全48話は無理やな。笑
今の倫理観とかけ離れている表現が多く、「現代では不適切と思われる表現がありますが、オリジナルを尊重して当時のまま放送…
学生時代に戻った気分で見てます。あまり覚えてないけどオープニングとエンディングの曲なかなか良いなあ。階段を登って行ってそこに鮎川まどかがいる設定覚えてる。何かが始まりそうないい雰囲気のスタート。雰…
>>続きを読むちょっと背伸びした恋の切なさと甘さを感じた青春アニメ。なかなか前に進めそうで進まない3人の関係にドキドキする。あるようなないような主人公の超能力者設定がまた絶妙だった。
お互いがお互いを好きだけど…
主人公が超能力者でクール系と元気系のヒロインと三角関係になるって作品だったと思う。
主人公のタイプは全く違うが構成としては俺ガイルに近かったのかも?
あらためて観ようという気にはならないが
当時…
第43話『傷心のひかる! 追いかけて冬海岸 』(絵コンテ・演出 森川滋)
-新聞をコラージュしたような背景で雑踏を表現したり、副題のようなインサートカットがあったりと80年代的なノルタルジーを感じ…