勇者が魔王を倒してから、魔王の支配から逃れたモンスターたちはデルムリン島で平和に暮らしていた。そこで育った唯一の人間・ダイは今日も魔法使いになる修行をしていたが、そこにニセ勇者一行が現れ、ダイの親友であるゴールデンスライムをさらってしまい…。
パプニカの姫レオナがその従者のテムジン、バロンと共にデルムリン島を訪れた。この島でパプニカ王国の後継者になるための儀式を行うというのだ。だが、ダイが儀式の場所である地の穴に案内する途中、島にはいなかったモンスター・魔のサソリに襲われる。
毒に冒されたレオナ姫を救うべく洞窟の出口を探すダイ。一方地上では勇者を殺すために作られたというキラーマシーンが姿を現す。なんとか地上に出たダイだが、レオナを救う頼みの綱であるブラスを殺されそうになる。その時、謎の紋章がダイの額に浮かびあがる。
各地でモンスターが暴れはじめ、デルムリン島のモンスターたちも凶暴になるものが出はじめた。どうやら魔王が復活を遂げたらしい。そんな中、デルムリン島に、勇者の家庭教師を名乗るアバンと、その弟子ポップがダイを一人前の勇者にするために現れて…。
アバンの指導のもとに修行を始めるダイ。その目覚しい成長によって、初歩の剣技である大地斬を習得する。だが、次にアバンはダイに対して命がけの特訓を強いる。自らが竜に変身する呪文ドラゴラムを唱えてダイを追い詰め、新しい剣技を習得させようというのだ。
命がけの特訓により、炎や波など形のないものを斬る技、海波斬のコツをつかみはじめるダイ。だが、その時、デルムリン島の結界を破り、侵入する者がいた。かつて勇者に倒された魔王ハドラーが復活し、島に襲来したのだ。果たしてその真意とは…!?
ハドラーの圧倒的な力に、かつて勇者だったアバンと言えどもなす術がない。弟子としてアバンを援護しようとするダイだが、到底ハドラーの力には及ばない。弟子たちを守り、ハドラーを倒すために、アバンはある呪文を唱える。
アバンの決死の覚悟も通用せず、ハドラーに圧倒される。だが、アバンは自己を犠牲にした破壊呪文、メガンテの隙をうかがっていたのだ。一帯を吹き飛ばすほどの威力の呪文が発動する。はたしてアバンの命は? そしてハドラーを倒すことはできたのか?
師を失ったポップとダイは、デルムリン島を旅立つ準備をはじめる。一緒に暮らしたモンスターたちとの別れの時が迫る。一方、傷つき拠点に帰還したハドラーは、ダイを脅威と認め、大魔王バーンによって与えられた魔王軍の力で討ち取る決意を固めていた。
冒険の手始めに、ロモス王に会うべく王宮に向かう途中、魔の森をさまようダイとポップ。途中で出会った魔法銃を使う少女マァムとポップがケンカになり、魔の森から出られない。そんな中、百獣魔団・軍団長の一人クロコダインに、ハドラーよりダイ討伐の命が下る。
ダイの前にクロコダインが姿を現す。ハドラー以上の怪力と、バギ呪文の効果を備える真空のオノの前に苦戦するダイ。クロコダインに恐れをなしてポップはその場を逃げ出していたが、途中マァムに会い、共にダイの元に向かう。
アバンから教えを受け、魔弾銃を渡されたマァム。彼女の作戦により、クロコダインは斧を封じられ、手痛い反撃を受けて撤退していった。3人が無事ネイルの村に着き、ゴメちゃんと合流。5年ほど前アバンが村を訪れた時のことを語り合うマァムとダイたちだったが…。
村の長老に魔法の手ほどきを受けた後、ネイルの村を旅立つことを決めたダイたち。ポップはマァムを誘わないかとダイにもちかける。妖魔司教ザボエラが、クロコダインにダイ打倒の策を授ける。卑怯な手を嫌うクロコダインだが、ダイに敗れた雪辱を果たそうと…。
ロモスに総攻撃のために進撃するクロコダインと百獣魔団のモンスターたち。ロモス城の危機を知ったダイは、仲間たちを宿に置いたまま飛び出してします。ダイの後を追うのをこばむポップを殴りつけ、マァムもロモス城に向かう。そして残されたポップは…。
ダイの強くなる速さに驚いたクロコダインは、ザボエラより渡された“切り札”を使うことにした。魔法の筒から現れたのは、ダイの育ての親、鬼面導士のブラスだった。動揺して攻撃できないダイに対し、容赦なく魔法を使うブラス。そこにマァムが駆けつけるが…。
ダイは、クロコダインの持つ魔法の筒に再びブラスを閉じ込める作戦を考える。だが、クロコダインの放った獣王痛恨撃によって窮地に陥るダイ。そして動きを封じられてマァムも援護できない。ニセ勇者一行の魔法使いまぞっほが、その様子をポップに伝えると…。
臆病なポップがダイの窮地を救うために、勇気をふりしぼりクロコダインに立ち向かう。切り札の呪文は防がれ、クロコダインになす術なく踏みつけられるポップだが、ボロボロになりながら、ダイを救うため、そして奇跡の逆転のために、ある魔法を発動させる。
ポップの捨て身の行動に助けられ、魔王軍の卑劣なやり方に怒りに燃えるダイの額に紋章が輝く。負けるわけにはいかないクロコダインも、必殺の獣王痛恨撃の体勢に入る。剣を手にしていないダイを援護するべく、マァムはポップに回復呪文ホイミをかける!
ブラスとの別れをせず、パプニカに渡る船に乗っていたダイ。だが、レオナ姫のいるパプニカには、魔王軍の不死身の軍隊が送られていると知り、闘志を燃やす。一方ハドラーは拠点の鬼岩城に全軍団を集結させ一丸となってダイを叩こうとするが…。
モンスターに破壊されたパプニカ城の跡地で出会った剣士、それはかつてアバンに剣を教わったヒュンケルという青年だった。だが、その頃、ハドラーの拠点でも同じ名前が口にされていた。不死騎団長ヒュンケルに、大魔王バーンより直々に討伐の指令がくだったと。
最強の鎧と剣を身につけ、アバンの剣技をつかう不死騎団長ヒュンケル。強大な実力を前になす術のないダイたち。ヒュンケルは語る。魔王が討たれたために育ての親であるアンデッドモンスターを失った。その仇をうつためにアバン本人に弟子入りしたのだと。
強敵ヒュンケルに対して、ダイたちの魔法も攻撃も通じない。そして、ヒュンケルと同じように、モンスターに育てられたダイは、どうしても紋章の力を発揮することができない。暗黒闘気により動きが封じられたダイに、絶体絶命の危機が迫る!
イたちを取り逃がしたヒュンケルは、かつてハドラーの本拠地だった地底魔城でハドラーの来訪を受ける。一方捕らえられたマァムを取り戻すために、ポップとダイはヒュンケルに通じる攻撃方法を考えていた。
マァムを助けるために潜入した地底魔城で、闘技場におびきだされてしまうダイとポップ。雨雲を呼ぶ呪文と雷の呪文ライデインを組み合わせてヒュンケルを倒そうとするが、ヒュンケルが肝心の剣を抜かない。一方、マァムは牢を抜け出そうと…。
ダイとポップの連係技により大ダメージを受けたヒュンケルだが、その威力に耐えて立ち上がり、ダイの動きを封じた上、必殺のブラッディースクライドを放つ。その直後、闘技場にマァムが現れる。ヒュンケルの育ての親バルトスが残した遺言をもって…。
ダイが立ち上がり、ヒュンケルに対して、意識のないまま剣と魔法を組み合わせた攻撃を放ち鎧を破壊していく。必殺技を放とうとするヒュンケルに対して、まだ残る雨雲を見たポップは稲妻を呼べと叫ぶ。ダイはライデインと剣の合体技を決めることはできるのか!?
パプニカ城の兵士バダックの情報により信号弾をあげてレオナ姫を捜す手がかりをつかもうとするダイたち。ダイが火炎大地斬を放って火薬に引火させてしまうが、なんとか信号弾があがる。パプニカ王国の気球船に乗っていたある人物がその信号弾に気づき…。
レオナ姫とパプニカ国三賢者のうちアポロとマリンは、氷炎将軍フレイザードに襲撃され、危機に陥っていた。炎や氷の呪文は吸収され、強力な呪文で反撃されてしまう。そこにダイたちが駆けつけ、習得したばかりの魔法剣で攻撃するが…。
氷炎結界を発動させ、自分以外の者の力を低下させて猛威をふるうフレイザード。レオナは撤退を決意するが、フレイザードが彼女を禁呪で氷づけにしてしまう。姫を残し、気球で逃れることで全滅をまぬがれようとする一同。そこにフレイムの大群が襲いかかる!
かつて勇者アバンと共に戦ったという魔導師マトリフと出会った一同。事情を語り、結界を破壊する準備の傍ら、レオナ奪還のためにポップはマトリフのもとで修行し、ダイも目隠しで特訓を重ねる。だが、そうしている内にもレオナの生命力は失われていた…。
ポップも修行を終え、レオナ奪還を目指してバルジ島に上陸するダイたち。だが、結界の塔破壊のために戦力を分けるタイミングを狙い、ハドラーも超竜軍団をのぞく全軍を動かしていた。ダイの前にはザボエラと二つの軍団が、そしてポップとマァムの前には…。
妖魔軍団と魔影軍団に単身苦戦を続けるダイ。だが、そこに心強い味方、クロコダインが現れる。一方、ハドラーを前に、奮戦かなわずポップもマァムも窮地に陥っていた。クロコダインによれば、こちらにも心強い援軍が現れるはずだが…。
ポップとマァムの前に姿を現したヒュンケル。クロコダインによって、死の寸前で救われ、自分の罪を償うために、同じアバンの使徒としてダイたちに力を貸す決意をしたという。ヒュンケルとハドラーが対峙する中、ポップたちはダイと合流し…。
ハドラーの呪文に瀕死になりながら、自分の全生命力を注ぎ込んだ技・グランドクルスでハドラーに反撃するヒュンケル。その想いを胸に、ダイもレオナ救出のために塔に急ぐ。だが、その様子を眺めていたフレイザードは不敵に笑う。ダイたちを待ち受けるのは…!?
ダイたちに加えて、クロコダイン、ヒュンケルが合流。氷炎将軍フレイザードに立ち向かう。だが、フレイザードは、自らの身体を爆発させた後、その硬い岩石のような体を操って攻撃をしかけてきた。ダイたちは弾丸のような無数の岩石に傷だらけになっていく。
フレイザードを倒すためには、見えない悪を斬る空裂斬しかない。ダイの空裂斬は完全に成功しないながらも、わずかながらフレイザードの核をかすめつつあった。一方、ヒュンケルに倒されたはずのハドラーは、ミストバーンの暗黒闘気により復活を遂げていた…。
ダイに魔力の核を破壊され、体を保つことができないフレイザード。そこにミストバーンが現れ、魔影軍団最強の鎧を与える。最強の鎧と一体になったフレイザードは、呪文もきかない強力な体で暴れはじめるが、ダイは負ける気がしないとフレイザードに向かう。
勝利の宴の後、ヒュンケルたちは鬼岩城に偵察に向かう。レオナ姫を救出した際に壊れた魔弾銃はもう修理ができない。そして、レオナの回復呪文の力や、ポップが魔法の腕をあげているの見て、マァムは考えごとをしていた。
ハドラーの前に、大魔王バーン直属の殺し屋・キルバーンが現れる。本拠地をバーンの力で移動させるのだという。そのやりとりの中、魔竜軍団の竜騎将バランがハドラーにダイとの直接対決を求める。一方、マァムは武術の修行するためにダイたちと別れることに。
新たな装備を探すダイとポップ。だが、ダイがドラゴンの騎士だと悟ったマトリフは、ダイの力になれよと、とっておきの装備をポップに与える。その後、レオナも城を抜け出し、3人で買物のためにベンガーナ王国に向かうことに。
買物のために訪れていたベンガーナ。たくさんの人でにぎわう街に、突如ドラゴンの軍団が出現し、大暴れをはじめる。ドラゴンの被害から人々をかばいながら戦うダイたちだが、ヒドラに挑んだダイの剣が折れてしまう。
竜の紋章の力を発動させ、ヒドラを倒したダイに対し、周囲の人間は恐れを抱いていた。ダイの力を見極めたキルバーンは去り、静寂が戻る中、竜の騎士の伝説を知るナバラとメルルがダイに話しかける、彼女たちの故郷・テランにその秘密を解く鍵があるという。
ダイの前に超竜軍団長、竜騎士バランが現れ、人間を滅ぼすのに力を貸せと迫る。竜の騎士とは、魔族、竜、人間の力を持ち、過ちを犯した種族を滅ぼす役目の者。バランはその力でダイたちを圧倒し、ダイを連れ去ろうとする。バランの語るさらに衝撃の事実とは…!?
父と知りながら、バランに向かうダイ。それを遠くから見つめる大魔王バーンとその配下。アバンストラッシュも通じないバランに対して、ライデインと剣の合わせ技ライデインストラッシュを放つが、バランはさらにそれを上回る技を放とうと…。
ダイを回復させる間、助っ人として現れたクロコダインが奮戦。だが、その攻撃はバランの竜闘気により全て防がれてしまう。視力を奪われたクロコダインを見て、みかねたポップがバランに向かおうとするが、それを制止するクロコダイン。
ダイを支える力を奪うために、ダイの紋章の力を利用するバラン。ダイの思い出を全て消してしおうとする。だが、これまで出会った人々との絆がダイに力を与え、バランに匹敵するまでにその力が高められ…。
ダイの大冒険は間違いなく★5の作品。
小さい頃に擦り切れるほど読んだ。
ダイの魅力もさることながら、ポップやハドラーが成長し、バランとの親子関係に涙する。最終バトルでは涙せずにはいられない。胸熱の少…
主題歌とBGMはよく覚えている。
中学生になってから友人宅にあったコミックスを読んでどハマりし、今でも好きな漫画TOP5にランクイン。
中高生のテスト期間で無性に漫画を読み返したくなる現象は何だった…
2020年に新たなダイがやるってことでゴリ押しされ観ろ圧がすごかったり
友達が大好きだったり
やってるゲームがダイとのコラボをしだしたのでこっちを観てみました。
46話。長かった。
色々熱く語られた…
未だに名シーン集を見直すくらい、演出が神がかってる。特にすぎやまBGMの使い方。
20年版と比べてテンポは悪い。が、その分心情描写が丁寧に描かれており、キャラの魅力はこちらの方が感じやすい。
また…
(C)三条陸、稲田浩司/集英社・SQUARE ENIX・東映アニメーション