主人公が最強のアンデット（スケルトン）の魔法使いとしてプレーしていたオンラインゲームがサービス終了を迎えるにあたり、ギルドを作っていた他のプレーヤーがゲームから去っていく中、サービス終了の瞬間までいた結果ゲームの世界には似ているものの少し様子の異なる世界に転移してしまうお話。
ゲームの世界に転移してしまうことになっても、主人公は元々ゲームの世界に入り浸っており、現実世界への執着がなく、回帰を望んでいるわけでもない。とりあえず、今いる世界がどんな世界で、自分以外に転移したプレーヤーがいないか探すということが目的となっている。ただ、主人公は闇属性のアンデットキャラなので、中身は人間でも成り行き上、一部で人間に害をなす存在として振る舞わなければならなくなってしまっている。また、主人公がやりこんでいたことと去っていった他のプレーヤーからレアアイテムなどをもらっていたこともあり、俺Tueeeの無双状態なのだが、どちらかというとダークサイドにいるため、ストーリーは退廃的で他のなろう系とは趣が異なる。
ただ、主人公のメタ視点からの思考が強いためやっぱり「なろう系」。
日野さんの心の声とキャラの肉声が同一人物の方が演じているとは思えない切り替えが見事なお芝居も素晴らしい。
