インターネットが盛んになって、
SNSで死んだ芸能人の投稿を日々見られるようになったときに、死がなくなってしまったような気がした。

そのあと、意識のアップロードについての研究を知った時、デジタルネイチャーの概念を知った時、人工生命の研究者に話を聞いた時、不死についての本質的な問いにたくさん触れた。

さらにこの一年ぐらいで自分の観念や概念に気づき、体が変化していくにつれて、その本質的な問いに体感が伴ってきた。

パンテオンはSFというよりは、誠実に描かれた未来予測という感じがした。シーズン2まで一気見した。

ケン・リュウの「神々」シリーズのアニメ化作品。

人の意識をネットワーク上にアップロードする、
という擦られ倒されてるネタですが、本作の白眉は舞台が限りなく現代に近い近未来って事。

当然の様に政治の道具にされ、人なのか？神なのか？という議論にもなり、ネットワーク上ではUI（Upload Intelligence）同士で争いが起こる。
まさにネットワークに世界が振り回されるポリティカル・サスペンスSF。

そのうえで現実とネットワークに引き裂かれた人達のドラマや、カギを握る人物の出生のドラマなど、とにかく面白い。

もっと評価されて良いと思うんだけど、日本だとSFは厳しいのかな…

Filmarks登録申請送ってたけど、やっと登録されてた。感想忘れたけど、一気見した記憶