女子的生活のネタバレレビュー・内容・結末

「女子的生活」に投稿されたネタバレ・内容・結末

LGBTの人の悩みや楽しみ、自分らしさや葛藤などを描いた物語で、主人公を演じる志尊淳さんの演技が素晴らしく、演出も面白くていいドラマだなと、思います。
町田啓太さんもとてもストレートな役で、こんな奴が友達居たら楽しいだろうなぁと思いました。
志尊さんと町田さんが2人で並んで歩くシーンがあるのですが、ホントのカップルでない?と思わず思わされてしまうほど、2人ともハマり役でした!後、他の周りの方の物語も面白味があり、クスクスしながら、でも、もし自分がジェンダーだったらなど考えさせられる現代社会の問題に訴える作品です!オモローい
大好きな街、神戸が舞台。神戸女子のご当地気質みたいなものをすごくよく描いているなーサイコーってなりました!

くっだらないものには、美しいネイルの施された、いい匂いのする、手入れの行き届いたスベスベの滑らかな手で往復ビンタくれる。
それが神戸女子クオリティだと思うの。
いい意味でのプライド。

それは、ミキにも、ともだちのかおりにも、恋人のゆいにも、そして最終話のお嬢にも共通する。

他方、男たちは、どこか頼りなく、無神経で、暴力的だったり、臆病なくせにそれを隠すためにえらそうにふるまったり、対照的に描かれている。
この手法、ちょっとずるい?


いろんな常識が秒の速度で上書きされていく現代で、とは言え積み重ねてきた自分を一度にひっくり返すことなんて不可能で、旧い因習や価値観に縛られながら、誰もが進んでそうしているわけじゃない。

ミキと、その父や兄は、分かちあえない苦しみを抱きながら生きているけど、ぶつかり合って深く傷付けあいながら、そのうち角が削れて丸い関係になっていく予感。

そして、堂々と土足で踏み込んでくるのに、本当に大切なところは守ってくれる後藤。(町田くんいい役もらってるし、絶妙の匙加減で演じてる)

ミキは「恥ずかしいのだけはダメー!」と逃げ出してしまうけど。

スマートでない、泥臭い、ダサい。後藤の真っ直ぐな思いが、ミキを守る目的であからさまに表出されるとき、照れと、喜びを感じずにいられない自分を持て余して、「恥ずかしい」と丸めて逃げ出すミキがいじらしい。

めちゃくちゃ魅力的な小悪魔を演じた小芝風花ちゃん。
もしかして、彼女とだったら恋愛関係になれるかもと思うほど、ゆいのキャラは卓越している。
ミキでなくても、心やられる。

言わずもがなの志尊淳さんのまろやかで美しく芯のある存在感。

ご病気と聞いているけど、早く元気になって、また素晴らしい演技を見せてほしい。
あまりにも元男と強調されすぎているところは今日的な状況を考えるとアウトだけど、めちゃくちゃ良いドラマだった。
特に最終話のまなみがみきの部屋見にくるシーンは「あのこは貴族」で華子がみきの部屋を見にくるシーンそのものじゃんと、最終話が一番よかった。最後みきと町田啓太がくっつかないかどうかだけはハラハラした。やっぱり最初の「初回特典」がいい。みきと友達になりたい。心の声めっちゃ共感する。
志尊くんの演技が素晴らしい!

小芝風花ちゃんの役、こーゆー、悪い意味で女子な子っていますよね。

いろんなジェンダーも重くなくドラマにしていて好感が持てるさわやかなドラマでした。
町田くんの偏見のない友情がとっても良い味を出してました!
ちょっと漫画っぽいっていうか、ご都合主義な展開も取ってつけたような表現も多かったんだけど、そのおかげで、重くなりがちなテーマをポップに描けていた。キャラクターも良く役者は好演だった。
志尊君演じるみきが美しくて可愛くてかっこよくて、でもちょっと切なくて。人間味があって大好き。
後藤のキャラクターもよかったなあ。町田君のルックスで「これ以上ないってくらい普通」はないだろ、って思ってしまったが、滲み出るダメ男感とズレた正義感がいい味出してた。個人的に、ミッキーさんに向かってみきがパーカーのファスナーおろしかけた時、「女子がすることじゃないだろ」って言ったのがすごく胸を打たれて泣きそうになった。
最後のイルミネーションのシーンもよかったなあ。男と女なのに絶対に恋にはならない二人だけど、これからもきっとなんだかんだゆるーく一緒に生きていくのでしょう。恋じゃないのにすごくロマンチックだと感じてしまった。恋人じゃなくていいから、自分にも後藤みたいなひとがいてくれたらいいのに。
後藤と小川の関係が本当良いわ〜。小川がトランスジェンダーとか関係なく、後藤は終始小川の人間性のみを見ているのがもう最高に惚れる。後藤がモテない感じに描かれているのが、よくわからなかった…

テーマが複雑の割にポップに見れるのが尚良かった!よい!
一見、トランスジェンダーを取り上げた単なる軽めのコメディって感じするけど、トランスジェンダーの人の感情としっかり向き合っているのが感じられた。NHKだな…
後藤(町田啓太)は基本的には薄っぺらくてポンコツだけど、芯がしっかりしてて好感が持てる役。
だいぶ好きなやつだった。LGBTQというか、それに限らず色んなしがらみと無自覚な攻撃に悩む人達のオムニバスって感じだった。

出演者がみんな魅力的だったんだよな〜
みきは普通にちょっと男前なきれいなお姉さんで、心を強く持とうと心がけることにすっかり慣れてはいるけれど、たまに崩れそうになる。そんな時にすかさず後藤!後藤は最初はっ倒してやろうかと思ったけど見終わったらもうあれは何をしても大抵許してしまうし不覚にも癒されるペット枠だった。この人のことは8割方、馬鹿なのか…馬鹿なのか…?って言いながら微笑ましく見てた。めちゃくちゃ空気読めない顔してるのにめちゃくちゃ空気読むよなこの人…。
あと小芝風花ちゃん初めて1億点満点kawaiiって思ったなんだなんだあれはめちゃくちゃかわいいじゃないかこの子こんなにかわいかったっけか、え。この二人の関係は正直嫌いじゃなかったです。最後の名残惜しそうな顔めちゃくちゃ良かった。
あと同僚のサバサバ女子ズもめちゃくちゃ良かった。濃いけど普通に隣にいそうな感じ。
ともちゃん役の方はほんとにトランスジェンダーの方らしいんだけど、可愛らしかった〜〜言われなかったら多分わかんなかったわ。

いやこんなこと言う人いないっしょ今どきwwって、思うかもしれないけど、今どきいるんだよ。そりゃ面と向かってご本人に酷いセリフを言うかはわからないけど、そこに当事者がいないと思えば、機会さえあれば本当に言う人がいるんだよな。いやむしろ、悪気ないから普通に当事者前にして言いそうだなって人もいっぱいいる。いるんだよな。
飲み会とか、優しい人だと思ってたのに、え、貴方の口からそんなに言葉がスルッと出ちゃうの?!みたいなのがもうスルッと出る出る。メディアで取り上げられることは増えたけど、まだまだ自分たちとは関わりのない世界だと思ってる。田舎だの都会だのなんだのって関係なく。まぁ田舎のが刷り込み強いのは確かだろうけど。
世間で言われてるほど世の中フラットになんかなっちゃいないよな。色んなしがらみにあいも変わらず包まれたまんまだ。
ただそこに抗う人、そこから取りこぼされたと思っている人には優しさと公平さを持たねばと、そう思う人も少しずつ増えていることは確かだとは思うけれど。

この物語の顛末選択考え方全てが正しいかはわからないけど、何が正しいかなんて人や見方によって変わるし。
色々に卑屈になるでもなく、正しいかどうかはわからないなりに私はこう決めたんだって責任を持てるみきはかっこよかった。
人間って面倒だけどやっぱりなんだかんだ面白いって思わせてくれるラストがよかった!いるよな、こういう人🥵がたくさん出てくる全4話

ミノカサゴを見てるみきに飼育員さんが声を掛けるシーンが好き
「綺麗で毒があって、でもそれだけじゃない。最強だと思いませんか?」ってところ
いつも閉館時間ですと一言掛けるだけだったのが、みきの背中を押してるように感じられて素敵だった
メモ

■第1話

・「変態のくせに、綺麗でムカつく」「そっちこそ、まがい物のくせに、透明感すごくてびっくりする」「妖精ですから?」
・「ミキって体は男なんだよね? ってことはそういう誘い?」「半分はそう。でもしなくても全然いいよ。一緒にいたいだけだから」「普通の男に言われたら説得力ないんだけどなー」
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