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明日の君がもっと好きのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

明日の君がもっと好き(2018年製作のドラマ)
4.6
♂恋に冷めている植物系男子の造園デザイナー・松尾亮(市原隼人)、 ♀ダメ男とばかり関係を持ち、恋をあきらめかけている30代秘書・里川茜(伊藤歩)、 ♂人懐っこいキャラとは正反対のウラの顔を持つ新社会人の男・城崎遥飛(白洲迅)、 ♀自身の性的アイデンティティーに悩む丹野香(森川葵) という一癖も二癖もある4人の男女が、一筋縄ではいかない恋愛模様を繰り広げていく。
恋に冷めている亮、男と恋に落ちても不倫に終わる茜、母親に虐待されたトラウマから不倫する女に制裁していた遥飛、自身のセクシュアリティに悩む香と恋が苦手な4人の錯綜しまくる恋模様のドロドロが、二転三転どころではなく急展開し過ぎなストーリーが、90年代のロマンスドラマ的な詩的なセリフや音楽で描かれているのがレトロな感じだけど、自身のセクシュアリティや生きづらさに真っ直ぐ向き合ってドロドロになっても「一緒に明日を見たい人」に恋心を燃やす群像劇は、恋に傷つくことを恐れる草食系の男女に対するアンチテーゼという感じで、恋に不器用な亮を演じる市原隼人や恋に不器用な茜を演じる伊藤歩や自身のセクシュアリティに悩む香を演じる森川葵や母親のトラウマに苦しむ遥飛を演じる白洲迅の演技や市原隼人のスタイリッシュなガテン系ファッションや森川葵のボーイッシュなファッションも良く直球なロマンスドラマ。
「優しさを積み重ねて昨日より明日の君を愛してる」
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