こたつむり

賭ケグルイのこたつむりのレビュー・感想・評価

賭ケグルイ(2018年製作のドラマ)
4.0
人生を楽しむコツは“ギャップ”です。
つまり、おいしいフランス料理が毎日だと飽きちゃう、ってことです。たまにはお茶漬け、あるいはジャンクフードを気兼ねなく食べたいんです。

それは映画やドラマだって同じ。

重厚な人間ドラマだって繰り返せば疲れちゃいますよね。時にはアタマを空っぽにして「なにこれウケる」と笑いたいんです。ニヤニヤしたいんです。

しかも1話25分なら更に嬉しいですよ。
当社比30%増量なんてサービスも嬉しいんですが、小分けパックなら小腹が空いたときにピッタリ!グラム当たりの単価は上がっちゃいますけどね。

まあ、そんなわけで。
重厚長大な映画に疲れちゃった身には適度な感じで楽しめたドラマ。基本は“少年マンガ”なんで、ジャンプやマガジンで育った世代ならば抵抗は少ないと思います。

というか野暮なツッコミは厳禁ですよ。
特に「そのギャンブルは成立しているのか?」とか「そんな学園あるはずがない!」なんて設定を疑うような発言はご法度。積極果敢に口を噤みたいものです。

あと、見どころは女優さんたちの演技。
見目麗しい女優さんが「これでもか」と大見得を切るのはニヤニヤが止まりません。個人的には、役柄も含めて森川葵さんがツボでした。

それとクセになるのがオープニング曲。
やたらと耳に残るメロディ(と歌詞)なんですよ。これも、ある意味でジャンクフードの極みですよね。何かトラブルが起きたときは「一か八か♪」と唄いながら臨むと…良いのかも。
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