EDDIE

八月は夜のバッティングセンターで。のEDDIEのレビュー・感想・評価

3.6
公私において悩みや不満を抱える多種多様な女性たちをゲストに、野球論で諭す謎のおじさんのアドバイスで前進していく。
いずれも解決策は本やドラマ等でやり尽くされているが、プロ野球のレジェンドたちが毎話登場するだけでも心が湧き上がる30分弱の気軽に楽しめるドラマ。


▼Twitterに投稿した各話短評

◆ 第1話
ゲスト:木南晴夏
レジェンド選手:岡島秀樹
いつもバッティングセンターで人のスイングを眺める怪しいおじさん。振り方でその人の悩みがわかるという。
仕事で評価されず鬱憤の溜まる中間管理職。解決策は強引だが岡島の登場は熱い。

◆ 第2話
ゲスト:堀田茜
レジェンド選手:山﨑武司
振らなきゃヒットは生まれない。
恋愛で勝手にストライクゾーンを狭めてしまっている女性。顔がタイプじゃない、チャラい、ウザい同期etc…しかしホームランバッター山﨑武司の使い方が贅沢だ。

◆ 第3話
ゲスト:武田玲奈
レジェンド選手:川﨑宗則
根性論も近くで見れば方法論。
どんなに泥臭くて地味なことでも必ず意味がある。千本ノックは結果的に1000本になるだけでどれもシチュエーションが違う。野球も料理も同じ。鍛錬が必要なのだ。

◆ 第4話
ゲスト:深川麻衣
レジェンド選手:五十嵐亮太
インコースは投げるのも打つのも怖い。人に気遣ってばかりで損をしている人生…もっと自分を大切に。
野球で解決するのは相変わらず強引だけど、元日本人最速投手五十嵐の登場には興奮した。

◆ 第5話
ゲスト:佐藤仁美
レジェンド選手:里崎智也
「パパとママが仲悪いのは自分のせいなんだ」
そんな風に子供に思わせてしまったら辛い。夫婦というバッテリーは意見を押し付けるのではなく向き合うことが必要。里崎さんむっちゃ演技してたw

◆ 第6話
ゲスト:山下リオ
レジェンド選手:吉見一起
強気な姿勢を貫いても一人相撲では誰もついてこない。経営者の孤独と困難、仲間を信じる大切さ。満塁の場面で敬遠することの勇気を中日の元エース吉見が教えてくれた。試合はまだ続くのだから。

◆ 第7話
ゲスト:板谷由夏
レジェンド選手:山本昌
雑誌編集部でエースとして活躍してきた女性。時代は変わり若手の台頭など引き際を考える場面に。自分ではやれると思っても客観的に見たらどうだろう。50歳まで現役を続けた山本昌の言葉が強い。

◆ 第8話
ゲスト:山﨑夢羽
レジェンド選手:古田敦也
超人気アイドルグループのエースが卒業し新センターとなった独りよがりのアイドル。チームのことを信じなければ成功には導けない。現役時代に選手兼監督として活躍した古田の言葉に説得力あり。

◆ 第9話
ゲスト:関水渚
レジェンド選手:上原浩治
過去のトラウマから抜け出せぬまま大好きな野球から遠ざかっている女子高生。夢は全国制覇…なのに投げられない。日米で持ち前の雑草魂で世界制覇した上原の投球にヒントを得て彼女は羽ばたく。
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