韓国のDMZを舞台にしたドラマ。
1997年にDMZにて起こった事件から物語はスタートします。脱北を希望する北朝鮮の女性将校。その手には赤ちゃんがいて…。そして起こる銃撃戦。その真相はわからないまま、13年後の2020年に時代は移ります。そして、DMZにて確認される未確認生物。その正体不明の存在を見つけ、排除する任務を受けた隊員たち。
得体の知れない生物(はじめは人なのか、獣なのかさえもわからない)を追って、さまざまな作戦を行う軍人たち。相手はパワーも強いし、スピードも速いし、で、なかなか思うようにターゲットを捕まえられない。しかも、強靭な肉体を持っており簡単には斃れないので、倒し方も一筋縄ではいかない。
このゾンビのような怪物を倒すだけのストーリーかと思ったら、それだけでなく、1997年の事件の真相も徐々に明かされていきます。あの事件がきっかけで変わってしまった人達。そしてその事件がこの事件へとどう繋がっているのか。
伏線も回収されていたかな、と思います。
全10話でしたが、楽しめたドラマでした。
主人公は軍犬兵のヨン・ドンジン。見る前は職業軍人の人の話かと思っていたんですけど、彼は違うみたいですね。除隊直前の設定でした。階級は兵長。軍犬兵でこんな前線の任務に召集されるって優秀なんですね。パートナーのシェパードとのやり取りは癒しでした。演じたチャンドンユンは、『ノクドゥ伝』での女装とは打って変わって男らしい雰囲気を出していて良かったですね。一話の上裸でのバスケシーンは眼福でした。
クリスタルが演じるイェリン。中尉という立場なのでドンジンよりも上官になるんですけど、ドンジンと昔付き合ってたようで、その微妙な関係性がいいですね。上官として気にかけてるのか、別の理由で気にかけてるのか。ラブシーンはほとんどないですけど、2人のシーンはほっこりしました。
ユンバクさんは、嫌味なチーム長でしたね。嫌いではないですが、結局のところ、何がしたかったのか…。
イジュンソン中尉がカッコよかったですね。個人的にメンバーの中ではイチオシ！格闘技もカッコいいですし(チャンドンユンとの対決シーン良かったです！)、行動もカッコよかったです。イヒョヌクさんお初かと思っていたら、『他人は地獄だ』で見てました…。あー、あの役かぁ。。本作の方がずっとカッコいいですね！
そして、ヨンウジン。やっぱりカッコよかったです。軍服着てるのも似合ってましたし、言動もカッコいいです。そして笑顔！彼の笑顔が一番よかったです。でもちょっとチャンドンユンとも似てるかも？と思った部分もあったりしました。
