Mayo

THIS IS US/ディス・イズ・アス シーズン6のMayoのレビュー・感想・評価

5.0
大好きなドラマだった。
あぁもうこの家族の物語を観るのが最後なんだなーって1話1話大切に観ました。
それぞれの話に決着をつけるための回も多く、途中だれた気もするけど、本当に素晴らしいドラマシリーズだった。
家族を作っていくこと、命を繋いでいくこと、時間を紡いでいくこと、人生を生きていくこと。
辛いこともあるけど、そればっかりじゃないよっていう温かさが常にドラマの中に流れていて、ものすごく有意義な視聴時間をもらっていた。もともとティーン時代にマンディ・ムーアが大好きでCDも持っていたんだけど、こうして歳をとってまたマンディ・ムーアのファンになった。
とにかく素晴らしいドラマをありがとうという気持ちです。
以下は観ながらメモしていた細かい感想↓





1話
もちろんお誕生日から始まる。41歳。
36歳のお誕生日と重ねた描写が、あぁこのシリーズはこういうドラマなんだよねってほっこりしてとても好き。
マンディ・ムーアのレベッカがすごすぎる。色んな年代を行き来して、最後の表情。
41歳なんてとても大人なはずなんだけど、親がいて、子がいて、当たり前だけど命が続いている。

2話
デジャの青春と、ニックの青春。
3人でのロードトリップ楽しかった。ジャックがこの3人を結びつけてっていうところが最高。
アンクルニッキー本当かわいいなぁ。

3話
ケイトとトビー、ランダルとベス、それぞれが親としてどう子供とかかわるべきか、夫婦で対話する姿にめっちゃ共感。
夫婦の在り方として考えさせられる。
ケビンとトビーのシーンが好きだったなぁ。

4話
ジャックの母が亡くなった時のお話。ここでこのエピソードを入れてくる意味とは?と少し考える。
若い頃のレベッカってほんと理想の妻だよなぁ。

5話
ジャックを亡くして次のステップに進もうとするレベッカの様子と現代が重なる。
レベッカとケイトが喧嘩した後、ミゲルに電話をかけるレベッカの泣き芝居がすごすぎて号泣。
色んな人に感情移入できてしまって不思議。

6, 7, 8話
同時間を3人それぞれの目線で描くやり方はもうこのシリーズ恒例の描き方。
各回の最初の方に、レベッカが3人に「私の病気を足枷にしないで、やりたいことにちゃんとチャレンジしなさい」って伝えるシーンが繰り返されるんだけど、このメッセージの力強さよ。何度もここで目頭が熱くなる。マンディのレベッカはすごいとここでも思う。
そしてやっぱりランダルは特別。デシャの真っ直ぐな言葉が、自分と重なって辛そうなランダルを見ると、本当この話よくできてるなぁと感心しちゃう。
レベッカとランダルの二人のシーンは必ず泣ける。レベッカがランダルの背中を押すやり方の素晴らしさ。レベッカのような母になりたい。
彼らを見ていると、あぁ、この人たち家族だなぁってじんわり心が温かくなって、泣ける。
レベッカの言葉によって、また3人の人生が動き出すということに感動。私も子供たち一人一人のボックス作りたい!

9話
ジャックの目で見る世界。ケイトが歌う公園までの道のり。公園に履いていくレインブーツ。
小さな積み重ねが上手に重なって、やがて一つのトラブルへ。
トビーとケイトが大きな喧嘩をするのは知っていたけど、これは辛い。引越しの話じゃなかったんだよね。結局最初に揉めた子供のことだったんだよね。ケイトもトビーも、それぞれの言い分はどちらも正しいからなぁ。
ケイトを守るケビン、ケビンを守るランダルっていう構造も良くできていました。

12話
二人の悩みが分かりすぎてつらすぎる。
ここで一気に時間を飛ばしたね。

13話
ベスとマディソンという私の大好きな二人が探偵に。さいこー!
おばあちゃんになったレベッカ。本当レベッカとジャックって理想の夫婦。
え、このテーマ曲に歌詞つけてしかも昔から歌ってた歌だと?と唐突な展開に戸惑うも、レベッカが歌ってるだけでなぜこんなに泣けるのか。
時間の話なんだよなぁこれはと思う。

15話
なるほどなぁと。ここでミゲルを退場させて完全にピアソン一家の話で終わるんだろうなぁ。終わりに向かっているんだなぁと。

16話
山小屋で、ベスがランダル、ソフィーがケビンのマネするところ笑った。

17話
列車に乗りながらっていう設定かなり良かった。こんな最後を迎えられたら幸せだな。
ジャックが最強のパパとして描かれてたけど、レベッカこそが最強のママだったっていうのがよく分かった。このファミリーを作ってきたのは確実にレベッカ。

18話
泣きました。手を握った真相に号泣。
最後にこんなに日常の風景ばかり持ってくるのが、このシリーズっぽくて本当によかった。
ラストはなぜランダルとジャックで終わったのかなと観終わってからぼんやり考えている。
Mayo

Mayo