Mayo

ユーフォリア/EUPHORIA シーズン1のMayoのレビュー・感想・評価

4.2
アメリカでちょうどシーズン2が終わる頃でとても話題になっていたけど、やっとシーズン1を観られた。
Z世代に人気とのことですが、たしかに私が若い頃に見ていたドラマと全然違う感覚で作られている感じがする。
いや、内容は少し過激ではありつつ青春の痛みみたいなもうかなり王道のストーリーなんだけれど、出てくるキャラクターたちの色とりどりなこと!(ここで多様性とか、人種やトランスジェンダーや体型のことを言及すること自体が恥ずかしくなるくらいみんな自然にそこにいる)

ユーフォリアといえばメイク、というのは知っていたけど、本当に可愛い。これは皆真似するわね。

ゼンデイヤの演技の素晴らしいのは言わずもがな、モノローグの声も良い。どの人が主役の回も全部ゼンデイヤのモノローグなのが好き。
ゼンデイヤが一番のスターだから、ゼンデイヤのドラマなのかと思っていたけど、それぞれの登場人物がそれぞれに活躍する。
ジュールズの存在感もすごい。可愛いし美しいし、特にハロウィンの回のロミジュリのコスチューム姿が最高でした。しかし結構振り回すよねーこの子。

そしてネイト怖い。若い頃に何度か経験した、密室で男性と二人きりになってしまい身の危険を感じる時の空気感をテレビ画面から感じてしまうほど怖い。
ネイトを演じるのは「キスから始まるものがたり」のジェイコブ・エローディだし、「ダッシュ&リリー」のオースティン・エイブラムスもいるし、次々出てくる次世代俳優たち。あーそうか、これはそういうドラマなんだーと、ユーフォリア旋風みたいなのを勝手に感じて勝手に納得した。
シーズン2早く観たい。
Mayo

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