なお

ボバ・フェット/The Book of Boba Fettのなおのレビュー・感想・評価

4.0
『マンダロリアン』以来久しぶりの「スター・ウォーズ」ドラマシリーズ鑑賞。

「銀河一の賞金稼ぎ」ジャンゴ・フェットの息子として育てられた、ボバ・フェットがメインのドラマ作品。
『エピソード6/ジェダイの帰還』の直後の出来事と、それから5年後にジャバ・ザ・ハットの縄張りを強奪しそれを守ろうとするボバの活躍が同時に描かれる。

✏️シーズン2.5
世間でよく知られる「スター・ウォーズ」の映画9作品を鑑賞したのが既に3年も前ということもあり、もはや「ボバ・フェットって誰だっけ…」状態で鑑賞をスタートしたけど、そんな自分でも素直に楽しめる物語と演出には大満足。

ジャバの縄張りを奪還しそれを治め、自分たちの"帝国"を築こうとするボバ。
しかしそれを良しとしない勢力も当然存在する。
持ち前の腕っぷしと外交術を武器に、時に激しく・時に穏やかに街を制圧していく様は何とも痛快。

ボバがサルラックに飲み込まれた直後、砂漠に住む部族であるタスケンとの邂逅・交流・そして別れを描く一連のシーンも面白い。

また本作は自分も大好き『マンダロリアン』のスピンオフ作品としての顔も持っている。
というか後半の数話はほとんど「マンダロリアン・シーズン2.5」。

マンドーとグローグーの友情…いや、親と子のような愛情…?が何とも感動的。
第7話でようやくグローグーと再会したマンドー「俺も寂しかったよ」って何それ。かわいすぎ。

あとボバの右腕・フェネックを演じたミン・ナ・ウェン出演も嬉しかったな~。
やっぱ「強い女戦士」をやらせたら、ミン・ナ・ウェンとミシェル・ロドリゲスの右に出る者はいないね。

☑️まとめ
静かなシーンも多いので、その一瞬はまぶたが重くなることもないではないが、スター・ウォーズのスピンオフドラマとしての興奮と感動はきっちりと抑えている作品。

<作品スコア>
😂笑 い:★★★★☆
😲驚 き:★★★★★
🥲感 動:★★★★☆
📖物 語:★★★★☆
🏃‍♂️テンポ:★★★☆☆
なお

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