雪国に向かう汽車の中で、島村(高橋一生)は病人の男・行男(高良健吾)に寄り添う若い娘・葉子(森田望智)を見る。ガラス窓に映る2人は夫婦のようにも見え、どこかこの世ならぬ幻灯のようでもあった。
そして…
確かに、駒子は日記を書いていた。それが物書きの島村の興味を引いた。ふたりが接近する大事な点。でも、そこに何が書かれているのか、私たちは知る必要があっただろうか。
男の視点で進行していた物語を女の視…
随分と前に録画してたのをやっと観ました。冒頭があまりにも有名で教科書にも紹介されていた(いる?)ノーベル文学賞の審査の際に対象となった名作。こんなお話だったのですね。私は中学生の頃はとてもじゃありま…
>>続きを読むなんとなく好きで、その時は好きだとも言わなかった人のほうが、いつまでもなつかしいのね。忘れないのね。
冬の、鼻をつくような寒さと、宿のぬくもりと、着物のにおいがしてくるような映像だった。奈緒の悲哀…