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二十五、二十一のyotsubato12のレビュー・感想・評価

二十五、二十一(2022年製作のドラマ)
3.7
これも見終わるまでに2ヶ月近くかかった作品。評判はいいし、確かに面白い。
けど・・・。「という思い出。」って毎回思っちゃう自分がいる。
その先(未来)がない。
娘がイジンを知らない=2人はバッドエンド。がわかってるからこそ「変わらない過去をただ観てるだけ」っていう感情がずっと離れない、からモヤモヤモヤモヤしたまま終わった。
これがね、今もまだ年1だけどみんなと(せめて4人だけでも)付き合いが続いてます!とか別れても良き友だ!とかならまだ良かったかも。
ちゃんと友情だし、未来に続く青春だ!と感じると思う。
けど今は誰とも連絡とってないのかだれも出てこない。その場、その時(学校とか)の友情や恋愛なら私にだってあったさ。
で?その後は?
その後までつながってる友情が本当の友情だと思う私には、ただただ「過去」を見せられてるだけでそこには大きな感動がないように感じてしまった。
一番そう思わせたシーンは『海に行ったことを覚えてなかった』ところ。
あんなに青春してたはずなのに忘れる?あり得ない。大した記憶じゃないから忘れるんでしょ⁉️なんなんこの茶番劇は‥‥とシラケちゃって、2週間くらい放置。そこからは2倍速でみた。
ユリムカップルがうまくいったことが良かった❕これぞ青春!これぞ描く過去。紆余曲折あって結ばれた❗これが大事。
バッドエンドだとしても友情は続いてる。とか、相手が死んだとか、ならまだいいかな。
観るならそういう未来に続く物語がみたい。(死んだら未来には続かないけど。)
ただの母親の思い出なだけじゃん!いや、観るなら父親との思い出見せてよ❕って思ってしまう。(それだって青春でしょ!)

まぁでも演技は良かったしキラキラはしてたしおもしろかった。作り方、構成も良かった。私にはどうにもハマらなかっただけで良い作品だとは思う。
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