見たい聞きたい言いたいチカコ

二十五、二十一の見たい聞きたい言いたいチカコのネタバレレビュー・内容・結末

二十五、二十一(2022年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

Netflix解約を予約してて、本日その最終日。
夜中の2時、まさかの15話終わったところでついにアカウントが消えました(^^)
結末はわかってるけど、どう行き着くのかはわからない、なんとも気持ち悪いところで終了!!!あと1話だったのにぃぃ〜私のバカ〜
これは…1ヶ月延長するしかないのか…?

とりあえず冷めないうちに今時点でレビューをば。


二人の関係は、友達とか、恋人とか超えてもっと大事な存在で、大きくて、それを愛と呼ぶなら、私も納得。愛するって感情、実はよくわからいのよねぇ。でもこの2人の関係がそれと言われたら、納得できる。「私達の関係を表す単語はこの世にない」の通りだと思ってたから、言われてストーンと腑に落ちた。

で、ずっと「かなしみのまち」を思い出してた(←私でさえものすごく古いと感じた漫画なのでたぶんここにいる世代は誰も知らない?)。あの漫画と似てる、2人の関係は。だから、この2人の結末はそうなる。そりゃさ〜、見たいラストは違うけどさ〜、でも2人が出した結論は正しいんだと思う。

と言うクールな私は置いといて、
2話目でもう「私がイジンなら今、絶対ヒド抱きしめてるよ?!なにこの男、正気!?」て怒ってた笑。「相手高校生だけどさ?恋愛感情を感じないとかどうなってんの?!」て何度思ったか笑。ははは。
ま、それでも10話目くらいで「愛してる」ってセリフを聞いた時点でもう、結末は決まってしまった。ストーリーは違うけど、私の中でこれはもう「かなしみのまち」のドラマ化作品だった。
ああ最終話どうだったんだろ〜答え合わせができない〜

非力だけど抗いながら前に進もうと必死で生きてる「子供」と、諦めたり屈服したりしながらも何かを守ろうと必死で生きてる「大人」とが対比的に描かれていて、その中間で傷つき苦しみながら揺れるイジンがいる。今までに見たことない構図だった。同級生でもなく「大人」でもない存在。見たことない。

涙と遊び心と感動のバランスがいい、良いドラマでした。ラストに向けて笑いと涙の比率が逆転して駆け上がってく感じが、もうさすが。
少なくとも、少女漫画的な学園ものと全然違って、学園ものとしては今のところ私ん中で一番です。恍惚とする青春。

んでキムテリが…すごい…。
ナムジュヒョクの底が知れん…。

んで最終話…見たい……!!

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最終話、うん。見た。
しっかり、ちゃんと、まっすぐに、正面から別れを描いていた。奇跡のような出会いと思い出は、結果が別れであっても、人生を肯定してくれるんだなと。
そして感想は変わらない。

二人の関係は、友達とか、恋人とかを超えてもっと大事な存在で、大きくて、それを愛と呼ぶなら、私も納得。