クリップはしてみたれど、彼女の最期を知っているだけに、ラストの重さは想像出来るのでスルーしようと思っていた作品。
それなのにたまたまBSで繰り返し録画を解除しなかったせいで3話に分けて放送された分が自動で録り溜まってしまい…外は雨、風も強い中でこの録画を見るのも一興かなとまとめてみることにした。
原作は未読。
伊藤野枝さんの書いたものも読んだことはない。「青鞜」も平塚らいてうも名前を知っているくらい。
なぜいま、彼女なんだろう、そんな疑問を持ちながら最後まで見届けた。
途中に内務大臣として後藤新平の名前が出てくるのも意外だった。
関東大震災は、この国のひとつのターニングポイントだったとは思う。そこを境に良くも悪くもいろんなことが変わった。
来年でちょうど100年。あの頃よりも良い未来に立っているのかどうか。
同じ頃を描いた他の作品も見てみたいなと思った。