脚本の高田亮さんに惹かれて。直近(2話)まで視聴。これめちゃめちゃ怖い…価値観がグラグラする(めちゃくちゃ褒めてる！)さすが出てる人が好みなだけある…(キャスト陣の作品選別眼！)
1話の車内で佐伯は幻(徹生の合わせ鏡。自分の嫌な所からできた妄想の人物)なのかな？って思ったんだけど、どうかな…？(2話で違うか？と思ったけど、話合わせておいて(と警察の人に言われてた)の伏線があるから、まだあり得る？それともちゃんと実在してる？)
柄本佑さん見たさに観てるけど、これは鈴木杏さんの為の作品だね…！(得てして佑さんはそういうのが多い^^引き立て上手)杏さんめちゃくちゃうまい。がんばっていきまっしょい！で止まってる私には大人感がびっくり(去年の土ドラ録画してまだ観れてない)拾われた男もいい感じだし^^
とにかく高田亮脚本は最高ということ。阿部サダヲさん死刑にいたる病に引き続き(使い方！)
1話の「いろんな人にいろんな形で言われた」みたいな台詞が、めちゃくちゃよかった。泣きそうになった…
こういう、想像力で補うタイプの台詞が書ける方だと思う。
(好みはあるかもしれないが…)
脇も美味しすぎ！
徹生の子役に茜色に焼かれるの和田庵くん！
バイトの井之脇海くんもよき(名前が比嘉だったんだけど！暢子か、笑。しかも朝ドラは矢作先輩退場した…苦笑)
偶然と想像の占部房子さん。
エンドロールで岬の兄妹の和田光沙さんに気づいた！(そうだったのか)
NHKは映画人をうまく取り入れるよね。
何気に萩原聖人さんと井之脇海くんが雇用関係なんだけど、ここで黒沢清監督を連想してしまった…^^(CURE＆トウキョウソナタ)
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4話。凄かった…自殺する人の気持ちをここまで深く表現してるドラマを初めて観た。気持ちはわかりすぎた…ただただ、(自分から)切り離したかったのかなと思う。自傷行為もそれっぽくて鳥肌。佐伯は幻かなと思ったのは半分当たってて、やっぱり演出と脚本が絶妙。あと劇伴最高。
でも4話で綺麗に終わりそうな雰囲気なのに…と思ったら、奥さんにまだ何かあるの！？来週最終話、ドキドキ。
個人的に数日前にグラスホッパーを観たので、耳を切り落とすゴッホの話が被った(あちらがゴッホを引用してたのかも！と気づいた)
多面性がめちゃめちゃうまく表現されてた…
劇伴の方が気になって確認したら、透明なゆりかごの方！^^
清水靖晃さん。
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最終話。時間が無いと悟った徹生が最後に残したかったもの…千佳の「自己肯定感」じゃないかな？自分自身が残せなかったもの、得られなかったもの、それを千佳に残してあげたかったんだと思う。
柄本佑さんの代表作になりそう。お義母さんを見る表情が凄すぎた。
ちょっと泣いた。
木野花さんも絶妙…深く描かれてはいないが、彼女にも何かあったのだと思う。彼女を蔑む何かが。そう思わせる演出が素晴らしかった。
最期を描くことなく綺麗に終わらせてくれて嬉しかった。
本当に、ここまで自殺者に寄り添ったドラマを初めて観た。とてもよかった。ありがとう。
