「透明なゆりかご」の制作チーム(脚本/演出/劇伴)×岸井ゆきのちゃんで迷わず視聴。今期期待度No.1(っていうか他を観てない)でしたが、初回、期待にたがわずめちゃくちゃよかったです…！私ゆりかご大好きなんですが、超えてきたかもしれない。
凄かった…冒頭から「うわこれ終末期(＝斜陽)だから(対極の)日の出なんだ…」期待しかない始まり、畳み掛けも畳み掛け、息つく間もなくどんどん亡くなって、最後も同じ日の出に持ってった…平等に訪れる死と言っていたけど、平等に朝も訪れる訳で。ちょっと言葉が出てこなかった。
予告見ていたし土スタも観たので古田新太さんがキーマンなのはわかっていたけど、シーンも断片的に観ていたけど、それでも、まさかそんな風に繋がるとは思わず…衝撃的すぎた。とにかく涙が止まらなかった。透明なゆりかごと対極にあると思っていたけど、完全に繋がっていた。
終末期の療養病棟が舞台なので、自分にとってはまだ遠い存在の話かなと思っていたけど、色々な意味で全然そんな事なくて、自分かもしれないし、泉ピン子さんかもしれないし、黒田大輔さん(息子さん)かもしれない。自分が決断するのはきつい…想像以上に全方位の話だった。家族(小野花梨ちゃん)も壮絶。塞がりすぎ。
だけど全く救いが無さそうな所が逆に却ってリアルだと思ったし、コミカルとの振り幅というか、そういうほっこりする所とめちゃくちゃきつい所が両極端に存在してるのが人生なのかなとも思う。松ケンさんの「ハハ」に笑った(自虐上手！)。めちゃくちゃヘビーだけど見届けたい。
(余談をネタバレありでコメント欄に書きます)
