EDDIE

ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋のEDDIEのレビュー・感想・評価

3.7
ギレルモ・デル・トロプロデュースのオムニバスドラマ。各エピソードで異なる監督が担当しており、デルトロ自身は2つのエピソードで共同脚本としても参加している。
好きな人は好きだろうが、お気に入りの物語があるかどうか。
個人的には“ロット36”“墓場のネズミ”“ピックマンのモデル”“魔女の家での夢”がお気に入り。

“観覧”はちょっとクリーチャーの造形も含め苦手な部類だったが、“外見”については「掻きむしる」行為が苦手すぎる私にとっては酷なエピソードで観てられなかった。

▼Twitterに投稿した各話短評

◆ 第1話
“ロット36”
借金に苦しむ男はあるレンタル倉庫の中身を売って借金返済しようと目論む。
なにやら怪しいアイテムの数々…足りないアイテムが揃えば30万ドルが手に入る。悪臭立ち込めるその場所にはとんでもないものが潜んでいた。

◆ 第2話
“墓場のネズミ”
ね、ネズミやべ〜!!!!
金に目が眩んで悪さする奴は痛い目に遭うってことかな。埋葬された金持ちの墓に目をつけた墓泥棒。とにかくとんでもない目に。あんな恐怖味わったらトラウマだし、お金どころじゃなかろうに。

◆ 第3話
“解剖”
今回はタイトル通り解剖をテーマにした内容なだけになかなかエグい。腹は裂くし、胸にメスを入れるし、とにかく切り刻む。なぜだか血液が抜き取られている臓器…いったいこの謎の死体はなんなのか。衝撃的なヤツが出てきて唖然。

◆ 第4話
“外見”
うわー!!やめてくれー!ホラー、グロ演出どんなものよりも苦手な“掻きむしる”行為。話としてはこれまでの中で最も分かりやすく面白い。けど、痛々しくて見てられない。美への憧れ…人はここまで変わってしまうのだろうか。

◆ 第5話
“ピックマンのモデル”
レビューし忘れ

◆ 第6話
“魔女の家での夢”
悍ましい魔女。見つかれば夢の果てまで追いかけてくる。
やはり一度決まった運命を変えるのは御法度。幼い頃に亡くなった双子の妹を連れ返そうと奔走するルパート・グリント。
これをハッピーエンドと言えるのだろうか。

◆ 第7話
“観覧”
最初から最後まで不快。
不協和音みたいな奇妙なBGMに洗脳されるような意識で観てしまい、早くこの呪縛から解き放たれたい!そんな思いに駆られるエピソード。
ハッキリ言って監督は変態です。
見栄を張るのは何もいいことはない。

◆ 第8話
“ざわめき”
鳥類学者の夫婦。二人はどんな時でもバードウォッチングを嬉々として行う。
大量に屋根に止まる鳥たちの習性を不思議に思いながらも。
この夫婦にはとある悲しみがあった。虫の知らせならぬ鳥の知らせ。考察しがいある話。
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