北海道の広範な地域の重篤な小児医療を担う札幌の病院の小児集中治療室（PICU）を舞台にした、救命病棟24時の第一シーズンやブラックジャックによろしくのようなシリアステイストの新人医師の奮闘記。北海道が舞台ということで、小児医療のみならず、へき地医療、医療機関と行政の連携の問題なども取り扱った骨太の医療ドラマ。
途中までリアタイしていたが、一度途切れて放置していた。
『白い巨塔』『救命病棟２４時』『ナースのお仕事』など名作医療ドラマを手掛けてきたフジテレビだけあって、本領を発揮してつくられた感がある。ただ、ストーリーは新人医師の奮闘記ということで、ストーリーは手堅いというか、ベタというか、展開が読みやすかった。
ただ、最近あまりドラマを観ていないということもあるが、若者像もアップデートされた感がある。主人公はめっちゃいい子。母親と二人暮らしで夕食だけでなく弁当まで作ってあげているくらいだし。 そして印象的なのが主人公の泣き。メイクもあるんだろうけど吉沢亮さんのように涙袋がしっかりある顔立ちで泣かれると絵になる。もらい泣きしてしまいそうになる。 男は人前で泣いちゃいけないってのは昔の話だ。デジタルが進んでいるからこそ、生身の人間は感情表現は豊かでないといけないのかもしれない。
さりげない飯テロ映像も食欲を掻き立てる。稚内の帆立ラーメン食べてみたいな。
