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DOC(ドック)あすへのカルテのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

DOC(ドック)あすへのカルテ(2020年製作のドラマ)
4.7
ミラノのアンブロシアーノ総合病院の内科医長アンドレア・ファンティは誰もが認める優秀な医師で、多忙な日々を送っていた。患者にも同僚にも厳しく接し、疎まれてもいた。
そんなアンドレアに悲劇が訪れる。医療ミスで息子が亡くなったと信じる男性に銃で頭を撃たれたのだ。一命をとりとめ意識を取り戻したアンドレアだが、過去12年間の記憶を失っていた…。
友人で精神神経科医のエンリコは記憶を取り戻させるため、アンドレアを長年勤務していた内科に入院させる。アンドレアの恋人の内科医ジュリアは担当医に名乗りを上げる。
医師として、一人の人間として、アンドレアは人生を再生することができるのか…?
イタリアの医師で作家のPierdante Piccioniの実話をもとにした小説に着想を得て制作されたドラマ。イタリアで過去13年間に放送されたテレビシリーズの中でNo.1の視聴数を獲得!

ストーリーは、自分に濡れ衣を着せられた医療ミスのせいで受けた銃撃の影響で記憶を失ったアンドレアが、自分に着せられた医療ミスの濡れ衣を晴らし医師として返り咲く為に記憶を取り戻す為、医師の助手として診断が難しい患者の病気だけでなく心身に寄り添う中で以前の患者や病院の同僚に対して傲慢だった医師から患者の異変を鋭い観察力と医療知識で患者の病気を見抜き患者の不安などに寄り添って治療の支えになる経験を重ねる中で理想的な医師に成長していく展開が、アンドレアに着せた医療ミスをした張本人マルコの企み、アンドレアと元妻アニェーゼと恋人ジュリアの三角関係、エチオピアからの医療留学生ガブリエルやジュリアに失恋してオピオイド中毒になったロレンツォやロレンツォの恋人だったけどガブリエルに惹かれるエリーザや右脚を失ったけどアンドレアに励まされ医師になるリカルドとアンドレアやジュリアの複雑な人間関係が交錯して描かれるので、患者の病気を探り治療する単なる医療ドラマだけでなく医師同士の恋愛などヒューマンドラマ色が強く感情移入出来る医療ヒューマンドラマ。
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