婆さんになっても現役のキャッツ・アイが、捕まりそうになって老人ホームに潜伏するクライム人情コメディ。

建物やら調度品はいかにも東欧って感じなんだけど、ストーリーにポーランドである必然性もらしさもなくて、悪く言えば通俗的でアメリカっぽいから、どこの国でもリメイクしやすそう。

つーか、モロ、日本向け。絆で身近な問題を解決したり、小悪党懲らしめて溜飲下げて、みたいな人助けな展開は、民放８時台の時代劇や年寄り向けホームドラマのノリ。でもしっかり怪盗シーンもあり。

日本でリメイクするなら、岸惠子、岡田茉莉子、岸田今日子かな。誰が生きてて誰が死んじゃったのかは知らんけど。他にも岩下志麻、高峰三枝子、草笛光子、山田五十鈴、京マチ子、有馬稲子、佐久間良子、加賀まりこ、若尾文子、浅丘ルリ子あたりでもいいんじゃないかな。デヴィ夫人もアリ。とにかく、ふてぶてしさや熟エロさや怪しさとというか、貫禄や妖艶や怪奇性が求められるから、吉永小百合や八千草薫ではない。

刑事や悪人はじめサブキャラたちが「どことなく」「ちょっとずつ」面白いのも楽しい。個人的には、警察発表で「逃走車の色はミルクコーヒー色。ミルク多めです」って補足するのがツボだった。

エピソード６の個展のシーンの１カット長回しも見どころ（最近、こういうの増えたから新鮮味ないけど）。

んでもって、30分×8話で一応は一件落着なんだけど、若干の謎が追加されてシーズン2へ。やられた。

3人の年配女強盗団！なんだかおしゃれでカッコいいっす！ポーランドのドラマなのかぁ！なんだか登場人物の女性たちみんなどことなく魔女感ある！！続きありそうだから見たいなぁ！！

約30分×8話なのでさくっとイッキ見できます。

吹き替え無しなのでちょっと見づらかったけど内容が面白かったから気にならなくなった。
おばちゃん強盗団が隠れ蓑にしたのは老人ホーム。
そこでは何かしら問題が起きたりしておばちゃん軍団がコソッと助けたりしてます。

恋愛もあったり、年配の人同士での会話とかが心地よくて楽しめた。

続きありそうだからその時にはぜひ吹き替え希望。