『ブラッドハウンド』
原題／英題：사냥개들／HuntingDogs／Bloodhounds.
再生時間　各約55分。
冷酷な貸金業の世界に足を踏み入れた、2人の若きボクサー。
弱者を食い物にする、血も涙もない高利貸に立ち向かい、正義の鉄槌を下す。
キャストは。
ゴヌ／ウ・ドファン
海兵隊出身の有望な心優しいボクサー。
悪徳な高利貸しの罠にはまった母親を助けるため、報復を決意する。
筋肉ムキムキ可愛い顔面は漫画作品『グラップラー刃牙』の主人公範馬刃牙を彷彿させるかな。
　　　　　　⚔️🥊🥊🤜🤛🥊🥊⚔️
ウジン／イ・サンイ(ウ・ドファンとの相性抜群)
ゴヌとはボクシング選手権の決勝戦で出会い、バディになる。
ゴヌと共に、打倒犯罪組織。

チャ・ヒョンジュ／キム・セロン
チェ社長の孫のような存在。
あらあら、途中から変な感じで敗退。
撮影中に飲酒運転の重大事故を起こしたとか。
第7話やったかな突然のストーリーカットとなった。
残念やけど、彼女が起こした個人的なトラブルが原因やし仕方ない。

ミョンギル／パク・ソンウン
冷酷な高利貸し、エエ味出しとるわ。
スマイルキャピタルのトップ。
大きなビジネス目標の実現を目指して、危険な作戦を実行に移していく。

チェ社長／ホ・ジュノ
伝説的貸金業界の人物。
かつての腹心たちを呼び戻し、巨悪に立ち向かう。

ホン理事／チェ・シウォン
著名な財閥一家の長男。
ある会合で、ミョンギルを怒らせてしまう。
等々。

2020年12月。
チンナムボクシングジムのキム・ゴヌ(ウ・ドファン)と対戦したホン・ウジン(イ・サンイ)はバチバチの殴り合いの後ともに海兵隊出身で意気投合。
そんな中、不況であえぐ経営者につけこむ詐欺が横行。
ゴヌの母ちゃんもイワされ多額の借金を背負いひどい目に。
返済に困ったゴヌはウジンのツテで、貸金業界の善人チェ社長(ホ・ジュノ)とチャ・ヒョンジュ(キム・セロン)に出会い。
悪徳貸金 キム・ミョンギル(パク・ソンウン) 一味を駆逐しようとするのだが。。。

2020年のCOVID-19パンデミック時を舞台にした今作品は、制約の多い状況をうまく利用している。
3年経った今でも、致命的なウイルスによる被害に対処してるがかなりの緩和で、不謹慎ながらマスクと検温の日々の記憶が甦ったかな。
低所得者層が最も苦しんだのは、企業が閉鎖され、失業率が上昇したことは全世界でもやけど、今作品は、そないな苦悩に寄り添い、中小企業の経営者、高利貸し、そして少数の善意者を巻き込んだ物語を紡ぎ出していた。
個人的に、第1話からドラマとしてはアクションシーンが多く熱くなったり、主人公に妙に親近感が湧き、好感が持てた。
前提は、正直、さほど壮大なものじゃなかったけど、純粋に善と悪の物語であり、8つのエピソードを通して、両極端なものが生存と支配のために戦う様子を見ることができた。
物語が独創的に始まったとしても、テーマがあるために予測可能なものにはなってたかな。
善と悪のストーリーの中心にいるのは、ウジン（イ・サンイ）とガンウ（ウ・ドファン）ちゅう　　　2人の俄親友。
性格的には全く違う2人やけど(実際も違うんかやぁ？)が、美しい友情を分かち合っていた。
ボクシングのリングでは一撃で相手を倒すことで知られるガンウは、物腰が柔らかく品行方正。
尊敬に値する青年やったかな。
彼は、常に正しい道を選び、戦えない人を助けることが自分の義務だと信じていた。
ボクシングがもたらすお金など気にせず、規律と尊敬と誠意を信条とし、グヌの信念とは裏腹に、ウジンが気にしていたのは、ボクシングの試合の後に持ち帰ることができるお金が第一。
海兵隊の誇りであるウジンは、外見はタフやけど、心優しい人物でもあった。
彼はグヌに『楽～にして人生を楽しめ』と教えながら飯を食べに行く。
ガンウとウジンの友情は美しく描かれ、ウ・ドファンとイ・サンイのスクリーンでの相性は、まさに絶好調やった。
しかし、シリーズが進行し、より多くの要素が持ち込まれるにつれ、男性同士のアツい友情？ブロマンスは優先されなくなる。
また、今作品が復讐のクライムスリラーにロマンチックな要素を持ち込まなかったのは個人的によかったと思います。
ヒョンジュ(キム・セロン)とダミンちゅう2人の女子キャラは、アプローチの仕方は違えど、同じように強気で、最後まで闘志を燃やしていた。
黒い服を着たヒョンジュは、ミステリアスな雰囲気を漂わせて関心を一気に引きつけてくれたし、重要なキャラでもあった。
しかし、キム・セロンが飲酒運転のスキャンダルで法的な問題を抱えていたことを考えると、制作者側に選択肢はなかったんやろな。
ダミン役のチョン・ダウンは若く、純真で、才能ある射手を真摯に演じている。
今作品では、ナンちゅうても巧みなアクションシーンが展開され、血なまぐさいし、グロいし、間違いなくインパクトがありました。
特に、複数の俳優が参加していることを考えると、シーンの振り付けはよくできてるんちゃうかな。
日本のVシネマのようにパッチもんのチャカでアクションを補うでなく、拳と拳、まぁ刃物や鈍器といった武器はあっても、それらの乱闘シーンは迫力があった。
特に、養殖場での戦いのシーンは、赤を基調としたビジュアルで、このシーンをより魅力的にしていました。
ただ、アクションシーンは効果的やったけど、ストーリーについても同じ様に絶賛出来るかって云えばそうじゃなかったかな。
確かに良い場面もあるんやけど、全体的に引き伸ばしすぎの感があった。
各エピソードが少々次繰り返しのように感じられるとこもあった。
しかし、今作品はシンプルなストーリーを軸に展開され、最終的に登場する複雑な要素はあまり意味をなさない。
このシリーズはもっと短く編集できたはずで、そうやったらより説得力があったはず。
悪役が1人、ヒーローが2人という時点で、すでにクライマックスは予想できるし、どんなに複雑になったとしても、道徳の物語がどうなるかはみんな知っている。
第6話は、衝撃的で、スリリングで、感情的で、予測不可能なものだったことを書いときます。
全体として、今作品は完全脱帽とまでは云わないけど(アクションについては脱帽)、よく考えられた瞬間やキャラがあり、主人公たちの成長も感じられたし応援する価値がありました。
善と悪という古くからある物語を描いた映画や番組は無数にあり、今作品も芯にあるんは特別なものではないが、アクションシーンや主人公の男性キャラクターの友情を楽しめる個人的には価値のあった番組でした。

正直、見る前はこんなにすごいドラマだとは思わなかったです。
めちゃくちゃ面白かったーー！

コロナにあやかって不法にお金を取り立てる悪徳闇金業者を2人のボクサーが命懸けで成敗する物語。

2人のボクサーのキャラクターが実にいい味を出していて最後はもう2人のファンになっていましたね。

全8話と見やすく、ハラハラする展開に笑える場面、見応えあるアクションシーンがあるので全く飽きることがない。
毎話、続きが気になりすぎて一気見しちゃいました！
久しぶりに韓国ドラマにハマりました。

8話と短いですが、それぞれのキャラクターに感情移入できるような丁寧な作りや緊張感あるカメラワークは韓国ドラマのレベルの高さが伺えます。
6話目では号泣しちゃいましたね。

シリーズ化してほしいくらい最高なドラマに出会えました！

原作は、韓国電子コミック「猟犬たち」。活きが良いというか、勢いがすごいというか、無鉄砲というか、、、とにかく、30人多数（刃物、鉄パイプ）VS二人（拳骨）のバトルオンパレードにアガります。で、必ず満身創痍で、辛勝し、悪徳巨大闇金を追い詰めていく。「ミッドナイト·ランナー」の警察学校学生二人が、ボクサー二人にとってかわちゃった感じの痛快リベンジバイオレンス。ストーリー全体は、かなりツッコミどころ多いが、、、それにもまさるバキバキに絞った肉体美から繰り出さる拳骨バトルと容赦ないバイオレンスをガツガツいっちゃうところで、まったく飽きさせない！このボクサー＆元海兵隊なバディー（ウ・ドファン、イ・サンイ）が、とにかく肝入で魅力的でした。そこに絡む古参の伝説の角さん、助さん的な先輩だったりとか、チームバトル、組織対決とかもかなり盛り上がる、、、その後の容赦ない制裁、報復がまたえげつなく、、、重厚、骨太って感じでもないけど、韓国ノワールをちゃんと感じさせるバイオレンスアクションを楽しめました。

鑑賞後調べ
キム・セロン、良い絡みぷりだったのに、どうした？！って、飲酒運転物損事故後で降板だったんですね。
あと脚本、演出は、「ミッドナイト·ランナー」の監督さんだったんですね。どうりでよぎる訳だあ。